第4回(対象年:1998年)【エア本格ミステリ大賞】選考会
- WasuiMatui2014
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@air_mys_award 今回、一番悩んだのがこの作品ですね。 ミステリのテクニックを使用した「いつもの」山田正紀指数があまりにも高すぎる山田正紀エンタテインメントとしか思えなくて、本格として読めなかった……
2016-06-05 22:12:51@air_mys_award 「神曲法廷」、個人的には最後のバカミスっぷりは大好きなんですが、全体的に見るとトリックの出来にバラつきがあるのが難ですね。探偵の設定などは羊毛亭さんの仰るように後期クイーン問題の要素は窺えて興味深くはあるのですが。
2016-06-05 22:13:19@air_mys_award 今回再読してみて、意外に京極夏彦っぽさもあったりなかったりした感じですが、基本は島荘っぽいかなあ、と。MAQさんおっしゃるところの「ミタライ・エフェクト」を、トリックの代わりにホワイダニットの解明でやってのけてる、というか。
2016-06-05 22:14:55@air_mys_award ただ、あの探偵役の設定は感心しましたね。あの設定があるから、ラストの展開が盲点に入っている。
2016-06-05 22:16:38@air_mys_award 「いつもの」山田正紀な部分はキレッキレなわけですが、いかにもミステリっぽい、ネクタイとかの細かなトリックはしょんぼりだったわ
2016-06-05 22:17:08@air_mys_award ラストについては、○○○○ということを生かして(なのかどうかわかりませんが)、○○○○○○○○○に持っていってあるのもいいと思います。 fse.tw/lrZL7#all
2016-06-05 22:17:18@air_mys_award 自分もあのラストを一番評価しますね。逆にアレがなければ、そこまで評価はしていなかったかもしれません。←
2016-06-05 22:17:29@air_mys_award 確かにハウダニット(どうやってやったか?)よりもむしろホワイダニット(何故そうしなければならなかったか?)に見るべきところがありましたね。特にドームでの事件の処理が秀逸だったと思います。
2016-06-05 22:21:09@air_mys_award 実はあのラスト、予想していなくはなかったんですよね。ただ、個人的にそうなってほしくなかったので(やめてくれ…やめてくれ…)と思いながら読んでましたw
2016-06-05 22:21:45@air_mys_award ただ、あれだけ大部なのに、最後までテンションが落ちないというのは流石の筆力だと思います。
2016-06-05 22:23:07@air_mys_award あのラストはgoo.gl/oLY2xqを思い出しましたねw やはりこういうテーマだとあのような着地になるのかとw
2016-06-05 22:24:18@air_mys_award 個人的には○○○○○○○じゃなくて○○○っていってほしかった。初読時はラストで○○○○○○○○○○○と思いながら、頁をめくり返した記憶。 fse.tw/j1OnG#all
2016-06-05 22:25:40@air_mys_award ダメダメな男とあまりにも強大すぎる観念的な敵との戦い! という山田正紀スタイルの文脈でしか読めなかった
2016-06-05 22:28:11@air_mys_award お玉さん 「神」との関係が山田正紀としては異色ですよね。反抗しながらも、ある程度その手に乗らなくちゃいけないという。
2016-06-05 22:30:05@air_mys_award 羊毛亭さま、今作でのインスパア作品が「神曲」であることが異色さを感じる原因なのでは?
2016-06-05 22:32:04