衝撃! NHKみんなのうた『算数チャチャチャ』(1973年)は最先端CG作品だった!
- shi_zu_ka_ni
- 22806
- 116
- 2
- 12
【算数チャチャチャ】 この歌が気になっている方がいらっしゃるようなので、放送時間をお伝えしますね。 ※変更になる場合もあります 23(木)このあと0:55 #Eテレ 25(土)午後3:40 ラジオ第2 #みんなのうた #数学 #算数 nhk.or.jp/minna/
2016-06-23 12:23:09NHK Eテレで放送中の子供向け歌番組『みんなのうた』で放映された、ペギー葉山さんが歌う『算数チャチャチャ』の内容が「ルート、コサイン、タンジェントが出てくとか、とてもじゃないけど“算数”レベルじゃねぇぇえ!」と話題になっています。が、驚くべきことは実はそれだけではありませんでした。
なんとこの映像、当時最先端だったCG技術を使って作られた作品だったのです。
まずはこちらの動画をご覧ください。
こちら、見覚えのある方もいらっしゃると思います。これは1970年代〜80年代にかけて、タツノコプロが制作していたアニメーション『タイムボカン』シリーズの第五作目『ヤットデタマン』のワンシーンです。
この感じ『算数チャチャチャ』と似ていると思われませんか? そうなんです、この映像はどちらも同じCG技術である“スキャニメイト”と呼ばれる手法を用いられて作られていました。
スキャニメイトとは?
“スキャニメイト (Scanimate) は、1960年代末から1980年代にかけて使用された、アナログコンピューターによるアニメーションシステムの名称である。日本では、東洋現像所が1台所有したのみだった。”
スキャニメイトの過程
“まず800本の走査線を持つ特殊な高画質モノクロカメラにより、高いコントラストを持つ絵画を撮影する。次に、この画像を高画質スクリーンに表示する。通常のモニターへの表示とは異なり、スキャニメイトの偏向信号は、操作者により画像を様々な方法で「歪曲する」ことを可能にする、特殊なアナログコンピューターの内部を経由する。そして、表示された画像がスクリーンからフィルムあるいはビデオカメラのいずれかに撮影される。”