なぜニコニコ動画は他サイトの広告を一刻も早く切らなければならないか

@WildPhilosophia

似たような方法で成功したビジネスの例をあげる。

@WildPhilosophia

パチンコはそのひとつである。一つの行動（お金を払い打つ）を与え、それをさせ続け、そして報酬を与え、習慣化させる。台を攻略の敵と捉えさせる。

@WildPhilosophia

ネットゲームもそのひとつである。一つの行動（敵を倒す）を与え、それをさせ続け、そして報酬を与え、習慣化させる。

@WildPhilosophia

アイドルグループもまさにidle（虚像）故に宗教にそっくりである。買わせるという行動をおこさせ、それをさせ続けてのめり込むようにさせる。

@WildPhilosophia

アイドルの追っかけは時に内部で論争を起こす。AKBは最もわかりやすい例だろう。秋元康は実に狡賢なのだ。

@WildPhilosophia

多くの新興宗教、詐欺まがいのビジネスも似たようなことを行う。

@WildPhilosophia

一つの問題を提示し、一つの答えしか与えない。一つの行動に対して、報酬を与え習慣化させる。

@WildPhilosophia

さてこの前提のもと本題に戻る。こういったビジネスにおいて広告を売るとはどのような行為なのだろうか。それはもう一つの答えを与えることになる。

@WildPhilosophia

例えばキリスト教において仏教を褒めることである。AKBの握手会においてモーニング娘。を出すことである。ネットゲームの中で他社のネットゲームを褒めることである。パチンコ屋の前で隣の競馬場を褒めることである。なんと、無意味で、無遠慮で、無作法なことか。

@WildPhilosophia

しかし、ニコニコ動画はこれを行っているのだ。

@WildPhilosophia

広告を出すことによって何をさせたいのかというと認知してもらい、行動を起こしてもらいたいのだ。

@WildPhilosophia

特にインターネット上の広告はクリックしてもらってクリック先のページに行って欲しいのだ。

@WildPhilosophia

そしてあわよくばサイト先の商品を買ってもらいたいのだ。

@WildPhilosophia

これが広告をのせているサイトの趣旨と合っていれば良い。

@WildPhilosophia

そのサイトの目的が広告のバナーをクリックさせることならお客さんもサイト運営者も広告主も皆ハッピーである。そういったサイトは商品を持っていないからいい。

@WildPhilosophia

クリックさせてリンク先の商品を買ってもらう事を目的としているからだ。

@WildPhilosophia

しかし、プレミアム会員という商品をすでに持っているニコニコ動画は広告を載せる意義がない。想像して欲しい。今のニコニコ動画という店はまず玄関に入るといくつか扉がある。

@WildPhilosophia

いくつかはピカピカ光っていて扉の外に何があるか分かりやすい。どうやらパソコン屋や、ネットゲーム屋、FX屋らしい。これは他サイトのバナーだ。

@WildPhilosophia

そして他は一見地味な扉で一目見て何をしていいのかわからない。これはニコニコ動画の自サイトのリンクだ。

@WildPhilosophia

これはつまりお店の中に別のお店の扉があるということだ。これがショッピングモールならそれでいい。

@WildPhilosophia

イオンモールや百貨店はそういったつくりである。場所代をとるのだ。ヤフーもグーグルも楽天モールもそれでいい。サイトを載せることでお金を貰っているのだから。

@WildPhilosophia

しかし、ニコニコ動画には高利益を生み出すプレミアム会員という商品を売りたいのではなかったか？

@WildPhilosophia

果たして君は魚屋の中に魚屋の扉があり、中の魚屋の扉のほうが非常に魅力的である店を今まで見たことがあるだろうか？

@WildPhilosophia

ありえない。一体何を行っているのだ？何をしたいのだ。魚屋はいかに多くの魚を、どれだけ利益を出して買ってもらうかだけを考えていればいいのだ。

@WildPhilosophia

別の魚屋を、もうひとつの答えを与えてしまってどうするのだ？