『あの頃のBLの話をしよう』感想ツイート集
「あの頃のBLの話をしよう」が届きました。最初の注が「現在の同人誌印刷はデータ入稿だが当時は印刷所まで出向かなければならなかった(大意)」というもので、ちょっとニヤリ。そうなんです。以前は入稿も搬入搬出も時には面付も、作家側がやらなければならなかったんです!
2016-07-09 09:02:37「あの頃のBLの話をしよう」読んだ。届いて速攻読んだ。松岡先生のお話すごくありがたい、トルーパーの頃から大好きだった。よしなが先生の話も当時の空気が流れてきそうな位懐かしかった。こだか先生はビブロスB-boyの頃めっちゃ読んだし、当時がぶわーっと蘇って、波に飲み込まれた感覚……
2016-07-08 13:51:48改めて「あの頃のBLの話をしよう」読んでたんだけど、こだか先生の支部タグでの作者からの配慮についてのお話が良かった。一次と二次ではまた違うんだろうけど、創作全体の可能性とか自由であるべき部分がどんどん狭まってる気がするんだな。
2016-07-09 15:09:46あの頃のBLの話をしよう本当いいよ私再読してよしなが先生のところでなんか胸が苦しくなって泣いてしまった。少女マンガの1片だったものが確実にジャンルとして出来上がってくなあって書き手さんが実感されてた当時の思いがすごく伝わってくる。私はただのいち読者だった訳だけど学生の身でも
2016-07-11 21:41:46@chiko_k_rk 勢いっていうか、一気に流れが来たなーっていうのがわかる程のものだったし地方のいち書店でもその手の本がてにはいるという事の凄さ、本を選べるという事の凄さ、そういうものを感じてたなあ。ジュネはやはり元祖であるのだけれど、狭い世界観だった、それをB-boyが
2016-07-11 21:44:59@chiko_k_rk もっと可能性を広げてくれたというか。確かに二次のアンソロジーなんかはビブロすとふゅージョンが出してたんだけどオリジナルでしかも定期的ってのはなかなかすごいことだったのよ。しかもミナミ先生がマーガレット載っちゃうし、大御所先生があちこちでそれっぽいものを
2016-07-11 21:47:45@chiko_k_rk 出してきたんだよね。レディコミのレーベルとかでBLてのもあった気がする。そういうのをぶわーっと思い出させるよ。松岡先生の話はもう……私には最高神からのお言葉だから。光輪の新刊セット並んでたから……
2016-07-11 21:50:09「あの頃のBLの話をしよう」読了。 素晴らしい内容だった!単なる批評本とは違う当事者の声。コレは、BLだけに留まらず、出版や編集に携わる人や、新しいジャンルや作品、商品を生み出そうとする人に是非読んで貰いたい。物凄いエネルギー pic.twitter.com/YqOy1zbZmM
2016-07-10 23:13:03あの頃のBLの話をしよう [BLインタビュー集] かつくら編集部 #プライムデー amazon.co.jp/dp/4908290202/ @amazonJPさんから | 三崎尚人さんのコラム文末に五体投地の心持となりました。これからも精進致します。
2016-07-12 12:08:20BL関連の事を回顧するのは実は結構大事な事です、と2000年代初頭に1990年代の雑誌の事を調べようとして難儀した当事者が申しあげておきます。他の方面の好事家様がヒントを残していて下さらなかったらJUNE周辺以外の足跡はほぼ辿り難いと言う状況でしたから。【以下続】
2016-07-12 20:18:38【前項より】JUNE周辺の足跡が辿り易かった理由は版元自身が掲載作品のデータベースを一時無料開放されており、公開終了後も篤志家が衣鉢を継いでデータベースを続けられていたからです。これはJUNEブランドに対する敬愛が続いている証明でもあるでしょう。【以下続】
2016-07-12 20:23:20【前項より・2】対してJUNE周辺以外はほぼ好事家の口伝に頼るしかない状況。大JUNEの対抗馬として想定されていたALLANも実は長らく全貌は把握されず半ば都市伝説化されていた感があります。資料としてよりも象徴として尊重されていたのではないかと。【以下続】
2016-07-12 20:32:30【前項より・3】版元サイトに社の沿革が掲載されている場合ならある程度雑誌の刊行時期の類推も可能ですが、雑誌自体に頼らなければいけない場合の方が多いのです。せめて関連した回顧録があれば一助になると捜しても中々無い。自身の記憶の盲信も危険です。誌名の間違いもあり得ますから【以下続】
2016-07-12 20:47:34【前項より・4】回顧録も万全ではありません。クロスワードパズルで例えると、共有している感覚は同じでも穴あき部分は人それぞれ違います。それ等を重ねた上でなるべく空白部分を少なくしてゆく。各々の空白部分を相互補完する。それが回顧録の効用かと愚考します。【以下続】
2016-07-12 20:53:42【前項より・5】大JUNE(コミックJUN)創刊から今現在でほぼ37年。ボーイズラブと言う言葉の初出からでもほぼ四半世紀です。回顧録と言うには大仰かも知れませんが、共有できる成長記録ないし年表の類はあってもおかしくはありません。履歴書と言っても良いでしょうね。【以下続】
2016-07-12 21:01:25【前項より・6】総てを終えた人の回顧録ならそこで話は終わるでしょう。しかし、道半ばと自覚している人の回顧録であれば後世に追補版が出る事も有り得る訳です。「あの頃のBLの話をしよう」に登壇の皆様は一人たりとも隠居したつもりで話をしておられません。あくまで一里塚の話です。【以下続】
2016-07-12 21:11:21【前項より・7】一里塚を置く事による効能は多いと愚考します。少なくとも、口伝のみに頼った間違った常識を押し付ける様に伝承する事で生じる圧力を軽減する効果は期待出来るでしょう。回顧録は過ぎた日の讃美歌ではなく、また進む為の整理されたケースブックと愚考します。【全8項了】
2016-07-12 21:18:42