『あの頃のBLの話をしよう BLインタビュー集』セルフ資料集

『あの頃のBLの話をしよう』感想ツイート集 http://togetter.com/li/999304 に触発されて 自分が呟いた中から、資料として役立ちそうなものを纏めてみます。 ※画像は期間内初出を優先。 また、たまたま関連しそうなツイートが事前にありましたのでそちらも併せております。 補足として役立ちましたらこれ幸い。 続きを読む
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ここから触発されました

まとめ 『あの頃のBLの話をしよう』感想ツイート集 桜雲社発行の『あの頃のBLの話をしよう』の公式・執筆者のツイート&感想ツイート集です。 「あの頃のBLの話をしよう」と「#あの頃BL」のタグで検索したTweetを元にまとめてあります。 『あの頃のBLの話をしよう BLインタビュー集』  発行・発売:桜雲社  発売日:2016/6/30  ISBN: 978-4908290206 18357 pv 69 3 users 3

前提:発言者の持論

ぶどううり・くすこ @xqo_b

BL関連の事を回顧するのは実は結構大事な事です、と2000年代初頭に1990年代の雑誌の事を調べようとして難儀した当事者が申しあげておきます。他の方面の好事家様がヒントを残していて下さらなかったらJUNE周辺以外の足跡はほぼ辿り難いと言う状況でしたから。【以下続】

2016-07-12 20:18:38
ぶどううり・くすこ @xqo_b

【前項より】JUNE周辺の足跡が辿り易かった理由は版元自身が掲載作品のデータベースを一時無料開放されており、公開終了後も篤志家が衣鉢を継いでデータベースを続けられていたからです。これはJUNEブランドに対する敬愛が続いている証明でもあるでしょう。【以下続】

2016-07-12 20:23:20
ぶどううり・くすこ @xqo_b

【前項より・2】対してJUNE周辺以外はほぼ好事家の口伝に頼るしかない状況。大JUNEの対抗馬として想定されていたALLANも実は長らく全貌は把握されず半ば都市伝説化されていた感があります。資料としてよりも象徴として尊重されていたのではないかと。【以下続】

2016-07-12 20:32:30
ぶどううり・くすこ @xqo_b

【前項より・3】版元サイトに社の沿革が掲載されている場合ならある程度雑誌の刊行時期の類推も可能ですが、雑誌自体に頼らなければいけない場合の方が多いのです。せめて関連した回顧録があれば一助になると捜しても中々無い。自身の記憶の盲信も危険です。誌名の間違いもあり得ますから【以下続】

2016-07-12 20:47:34
ぶどううり・くすこ @xqo_b

【前項より・4】回顧録も万全ではありません。クロスワードパズルで例えると、共有している感覚は同じでも穴あき部分は人それぞれ違います。それ等を重ねた上でなるべく空白部分を少なくしてゆく。各々の空白部分を相互補完する。それが回顧録の効用かと愚考します。【以下続】

2016-07-12 20:53:42
ぶどううり・くすこ @xqo_b

【前項より・5】大JUNE(コミックJUN)創刊から今現在でほぼ37年。ボーイズラブと言う言葉の初出からでもほぼ四半世紀です。回顧録と言うには大仰かも知れませんが、共有できる成長記録ないし年表の類はあってもおかしくはありません。履歴書と言っても良いでしょうね。【以下続】

2016-07-12 21:01:25
ぶどううり・くすこ @xqo_b

【前項より・6】総てを終えた人の回顧録ならそこで話は終わるでしょう。しかし、道半ばと自覚している人の回顧録であれば後世に追補版が出る事も有り得る訳です。「あの頃のBLの話をしよう」に登壇の皆様は一人たりとも隠居したつもりで話をしておられません。あくまで一里塚の話です。【以下続】

2016-07-12 21:11:21
ぶどううり・くすこ @xqo_b

【前項より・7】一里塚を置く事による効能は多いと愚考します。少なくとも、口伝のみに頼った間違った常識を押し付ける様に伝承する事で生じる圧力を軽減する効果は期待出来るでしょう。回顧録は過ぎた日の讃美歌ではなく、また進む為の整理されたケースブックと愚考します。【全8項了】

2016-07-12 21:18:42

纏めの前に挙げていた資料

ぶどううり・くすこ @xqo_b

「つばさ百貨店」1987年2月1日、ふゅーじょんぷろだくと発行。(恐らく)日本初の単ジャンルやおい同人誌アンソロジー。別冊COMICBOXの1冊目。雑誌として分類されていた。 pic.twitter.com/OvQwZrC8IH

2016-07-10 23:51:46
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ぶどううり・くすこ @xqo_b

《訂正》青磁ビブロス(後ビブロスと改称→倒産→リブレ出版)創業一か月目の仕事。『メイドイン星矢』1988年4月。現在の同人誌再録商業アンソロジーの原型【ISBN・A5販・カバー付】はここで決定づけられた。【和泉桂様よりの御指摘深謝】 pic.twitter.com/LaJeV7mD37

2016-07-11 20:24:10
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ぶどううり・くすこ @xqo_b

青磁ビブロス(後ビブロスと改称→倒産→リブレ出版)創業一か月目の仕事。『メイドイン星矢』1988年4月【ISBN・A5販・カバー付】。シリーズは31巻まで続いた。対するふゅーじょんぷろだくと刊行分は22巻まで続いた。 pic.twitter.com/KE0JRraOYk

2016-07-11 23:18:59
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ぶどううり・くすこ @xqo_b

「つばさ百貨店」1987年2月1日ふゅーじょんぷろだくと発行。(恐らく)日本初の単ジャンルやおい同人誌アンソロジー。 同社刊行のジャンルアンソロジーは15巻まで。青磁ビブロス刊ジャンルアンソロジー(フィールドパーティー)は8巻まで。 pic.twitter.com/BiJJxkFWKl

2016-07-11 23:24:28
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読了後挙げた資料

ぶどううり・くすこ @xqo_b

@ailsato 有難うございます。そしてこのまとめから思い出した記憶を一つ開陳。早すぎたガチムチ作家・村野犬彦さんのBLデビュー作「お兄ちゃんと一緒」が掲載されたのは、誌名を失念してしまいましたがレディースコミック誌であったと記憶しています。適切な媒体がなかった当時の事です。

2016-07-13 15:32:32
ぶどううり・くすこ @xqo_b

恐縮です。三崎尚人さん執筆コラム文末に記されたネット公開資料の編纂者です。 .@ailsato さんの「『あの頃のBLの話をしよう』感想ツイート集」をお気に入りにしました。 togetter.com/li/999304

2016-07-13 15:39:39
ぶどううり・くすこ @xqo_b

「あの頃のBLの話をしよう」、と言う事でBoyBeansとイマージュ創刊号を並べてみます。1991年の春と冬でここまで変化が。 pic.twitter.com/yyi9Z5s5p3

2016-07-14 04:24:03
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ぶどううり・くすこ @xqo_b

「あの頃のBLの話をしよう」参考案件。コミックJUNE3号(1998-08)とコミックJUNE4号(1998-12)。装丁は4号で固まりましたが、本文濃度は3号から既に濃厚。 pic.twitter.com/lS3VM1OafS

2016-07-14 04:41:07
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ぶどううり・くすこ @xqo_b

「あの頃ののBLの話をしよう」、と言う事で。刊行順にBoyBeans、イマージュ、小説イマージュ。 pic.twitter.com/HPjArfjpGT

2016-07-14 04:29:53
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ぶどううり・くすこ @xqo_b

ボーイズラブ回顧年表20160715版 ぶどううり・くすこ文責 bllogia.wordpress.com/2016/07/15/%e3… #BLlogia の成果として。1978年『comicJUN(大JUNE )』創刊から2016年『あの頃のBLの話をしよう』刊行までの事象メモ。参考の一助にどうぞ。

2016-07-15 22:01:57
ぶどううり・くすこ @xqo_b

「あの頃のBLの話をしよう」と考えるとそれ以前の事もやはり脳裏に浮かぶかと。あの頃以前と言うのは資料から遡っても案外と混沌としている様な感じがします。流れの中で取捨選択が重ねられ、その中での新たな変化もあったでしょうね。 pic.twitter.com/Cc1oK344yr

2016-07-16 14:27:29
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ぶどううり・くすこ @xqo_b

女性向二次創作再録アンソロジーも探れば探る程奥深きものです。画像順に フィールドパーティー(1988-7/青磁ビブロス)/つばさ百貨店(1987-7/ふゅーじょんぷろだくと)、緊急発進2&1(1991~92/ふゅーじょんぷろだくと) pic.twitter.com/f55KohTOab

2016-07-17 19:10:09
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ぶどううり・くすこ @xqo_b

人の想いを繋ぐ為に刊行された二次創作再録アンソロジーも存在しました。「TOGETHER 同人作家70名による阪神大震災救済ベネフィットアンソロジー」ふゅーじょんぷろだくと刊・1995年6月20日初版 pic.twitter.com/7zi91rOrnI

2016-07-17 19:15:42
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