あ、ダメだ。『君が知らない物語』聞いたら、大学生ころを思い出して、もっとがむしゃらに頑張らなきゃ感がふつふつと湧き出してきた。
2016-08-07 23:52:10ほんま、大学生の頃って、今まで以上に恥も外聞もない生き方してたなあ。その頃聞いていた曲を聞くと、あの頃はもっと世間の『クウキ』と戦ってただろ?と昔の自分に説教される気分になる。
2016-08-07 23:53:24学生の頃は、本気で『web2.0で世界はもっとフラットになるんだよ!!』みたいなことを青臭く語ってたんよ。あの頃の青臭ささみたいな物を取り戻したい。
2016-08-07 23:55:53僕は、1987年に生まれた。87年生まれの僕に対し、僕の師匠はこう語った。 『おめでとう。0と1の神様に祝福された世代よ。これから先、世界を変える主役は君たちの世代になるだろう。』そう言われたのを今も覚えている。
2016-08-08 00:01:30『君たちの世代は、世界が変わる瞬間をきっと目撃するだろう。そしてその当事者となるだろう。』そんな預言を小学生の頃に託された。本当にそのとおりになった。
2016-08-08 00:02:4687世代の僕がかけられた祝詞がある。 『君たちより上の世代は、泥臭いしごとばかりで、世界を変える仕事には携われないだろう。一方、君たちより下の世代は、世界が変わる瞬間に立ち会えないだろう。君たちだけが、世界がひとつになるその瞬間に立ち会えるんだよ』そんな言葉を受けて育ってきた。
2016-08-08 00:05:20この言葉は、僕にとってひとつの呪いなった。 2ちゃんねるからニコニコ動画に文化が広がり、OSSが世界を席巻し、知っている人が世界を変えているところをね。 世界を変える力は、少し手を伸ばせば届く。でも、届かないんだよ!あとちょっと、ほんのちょっとかもしれないけれど、足りないんだ!
2016-08-08 00:11:08Web2.0世代の僕らは、常に巨人の肩に乗って時代の最先端を追いかけてきたんだ。 "Wisdom of Crowds"にあるように、僕らはひとつ前の世代と違って、模型電車の専門家じゃない。本物のビジネスで通用する知識について、一番あたまの柔らかい時期に吸収することができたんだ。
2016-08-08 00:14:42技術的にも、経済的にも、文化的にも、87年生まれの僕らは、『世の中を新しくする権利』を与えられていたんだ。常に、フロントランナーだったんだよ。誰もが羨む瞬間に生まれたんだよ。でも、その権利を行使できたのは、ほんのほんの一握りだったんだよ。
2016-08-08 00:16:56丁度Javaが普及し始めたのは、ぼくが中学生の頃だった。その頃から、本気でITの世界に身を投じている友人たちと『ふーん、そんなものがあるのねー』と軽く流していた我々の間にはとんでもない溝が出来てしまった。
2016-08-08 00:22:51ある意味で、87世代は、激動の時代を生きてきた。 その中で、『手を伸ばせば届くはず』のチャンスを沢山見送っていった結果になった。もはやそのことは忘れて生きているけれど『世界を変えるチャンスを与えられながら、何もしなかったんだね』ということはひとつの十字架になっている気がする。
2016-08-08 00:24:38Web2.0っていうのはね、希望だったんです。なんの取り柄もない、へっぽこな俺でも、社会は必要としてくれるんだ、っていうね。 ひとりひとりが世界を変える。そんな幻想を抱かせてくれたんです。でもやっぱり、参加する層が広がるにつれ、どんどん勝てなくなったんです。既得権益に。
2016-08-08 00:26:56黙れ小僧!お前にゆとりの不幸が癒せるのか?流動化する世界を生き抜くためには、画一的な人間ではダメだと、既存の世代が投げ出した世代がゆとりだ!偏差値なんて意味が無い、世界の誰にも負けない個性を出せ、そんな風に教育され育てられてきた世代がゆとりだ!お前にゆとりを救えるか!?
2016-08-08 00:31:2370億人に勝つことができなければ存在意義がない。そんな風に言われて育ってきた人間の心情を、かけらほどでも理解して頂ければ幸いです。
2016-08-08 00:32:58あんな、『ゆとり世代』として言いたいことがあるねん。キミらな、僕らに『個性』を要求しすぎやねん。僕らはね、別に特別な才能が有るわけやないねん。選べるなら決まったレールに沿った生き方も選びたかってん。でもな、最初からそのレール時代は、わいらが生まれるちょっと前に消されてしもてん。
2016-08-08 00:39:11僕らはな、生まれた頃から世界と戦う必要があったんよ。たまにな、インターネッツで『凄い同年代』みたいな記事を見るんよね。その相手は、国内だけじゃない、世界中なんよ。
2016-08-08 00:41:33あんな、インターネットに繋がるパソコンが会ったらな、与えられた環境はイコールやねん。LAMPの環境さえあれば、土台はおんなじやねん。それでも僕らはな、彼らとは勝負することすら出来へんかってん。
2016-08-08 00:43:15分かるか?世界中の同年代と比較されるこの気持ちを。確かに、俺はポンコツやった。facebookもgoogleも作ることはできへんかった。でもな、だからといって、ずーーーーっと比べることないやん。
2016-08-08 00:45:18そのときな、希望となったのが『Web2.0』の世界観やねん。その世界では、たとえポンコツでも、自分の目で見て耳で聞いた世界を、自分の手と口で発信する限り、生きていてもいい。そういう肯定感があったんやで。でも今はどうや?
2016-08-08 00:47:23気がついたらインターネットは、声の大きな人の世界となってしまった。我々のような雑魚は、いくらもがいても受け入れてもらえない。そのことに、激しい嫌悪感と抵抗感を覚えずに居られない。 そんな気持ちを持ちながら、『ゆとりずむ』は書かれています。
2016-08-08 00:49:53俺はまだ、俺が『若者』のうちに言わせて貰うぞ。たとえ、能力がなくとも、才能がなくとも、個性がなくとも、幸せに生きられる社会。それが我々の目指すべきものであると。 誰であれ、自由に恋人を作り、結婚をし、子どもを産むことを望むことが出来る社会。それが最優先の政策課題であると。
2016-08-08 00:56:39違います。断言します。僕が目指したい世の中は、『一億総幸福社会』です。青臭いと言われるなら結構。でも、掲げるべき目標はそこじゃないと! twitter.com/taroYMD55/stat…
2016-08-08 01:00:42まとめ主の個人的なぼやき
私はらくからちゃ氏と元々 #87sedai というハッシュタグで出会った。
勝間和代と広瀬香美がTwitterを始めて市井の人とリプを交わし、「つながる力」がナイーブに信じられた、牧歌的な時代だった。
既にホリエモンが逮捕され、日本でITバブルが弾けた頃。
それでも確かに、一部の若者は「今から何かが変わるかもしれない」、そんな漠然とした期待を寄せていた。
その空気感があったことは、その当時の生き証人として私からも証言しておく。
(この続きは場を改めます。)