志賀・敦賀等の原発に関係する活断層に関心がある人は必読【「活断層が分かる本」(技報堂出版)】添田孝史さんのツイートまとめ(2016.8.31作成)

技報堂出版 | 書籍詳細 | 活断層が分かる本 http://gihodobooks.jp/book/1839-0.html 活断層が分かる本 地盤工学会・日本応用地質学会・日本地震工学会編 B6・184頁 / 1512円 続きを読む
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添田孝史 @sayawudon

「最終の第6章で、議論が先鋭化しがちな原子力発電所に関わる活断層問題に焦点を絞り、専門家へのインタビューをまとめた」 gihodobooks.jp/book/1839-0.ht…

2016-08-24 23:42:39
添田孝史 @sayawudon

この第6章は、おもろいでっせ。おすすめ。

2016-08-24 23:45:03
添田孝史 @sayawudon

志賀とか敦賀とかどうすんの、ということに関心がある人は必読と断言しておこう。

2016-08-24 23:50:51
日付切取線 @krtr_date

✄------------ 8/31(水) -----------✄

2016-08-31 00:00:00
添田孝史 @sayawudon

「活断層が分かる本」(技報堂出版)、届きました。 第6章のインタビューは 奥村晃史・広島大教授 鈴木康弘・名古屋大教授 堀宗朗・東京大教授 宮野廣・元東芝原子力技師長 中田高・広島大名誉教授 重松紀生・産総研主任研究員 の6人 pic.twitter.com/yCehcSiIlc

2016-08-31 11:07:20
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添田孝史 @sayawudon

奥村、鈴木、中田氏の主張はこれまでも見聞きしたことがありますが、ほかの人も面白いです。重松さんは、「どうも活断層ではなさそう」とわかりはじめてから、ようやく関電が調査に協力的になったと語っています。

2016-08-31 11:13:49
添田孝史 @sayawudon

ちなみに、第6章のインタビューは私が担当していますが、最後のとりまとめ「インタビュー内容を振り返って」は私が書いたものではありません。学会の幹事団がまとめています。私は相当違った見解を持っています。

2016-08-31 11:15:37
添田孝史 @sayawudon

活断層とは関係ないのですが、宮野さんが興味深いことを語っています。以下引用  原子力安全基盤機構(2014年に規制庁と統合)が2007年に、福島第一に津波のような浸水があったらどうなるか、リスク評価をして公表していました。ほとんどの外的事象で事故が引き起こされる確率は1億年に1回

2016-08-31 11:17:51
添田孝史 @sayawudon

という程度なのに、洪水や津波で水につかった場合に炉心損傷に至る確率は100分の1より大きく、桁はずれに高いリスクが明らかになっていました。  不確実性が大きいことを定量化しようとするのがリスク評価ですから、リスクの数字そのものはそんなに信頼性が高いわけではありません。しかし同じ

2016-08-31 11:19:23
添田孝史 @sayawudon

手法で比較してみると、原発の弱点が浮き彫りになります。そういう使い方をするものなのですが、まだ理解が広まっていないようです。また福島事故までは、「原発はリスクが低い」ということを強調するために、偏った使われ方をしてきた一面もあります。  福島第一は、津波が弱点だとリスク評価で明ら

2016-08-31 11:20:50
添田孝史 @sayawudon

かになっていました。ほかの要因に比べて明らかに差があるから、ちゃんと手を打たなければいけない、そういう判断に使えなかったのは非常に残念です。 以上引用終わり(p138)

2016-08-31 11:22:11
添田孝史 @sayawudon

JNESの2007年の報告は、プラント名は伏せたものしか知らなかったので、福島第一を使って解析していたとは、このインタビューで初めて知りました。というわけであわてて規制庁に開示請求したら、すでに詳しい解析データは破棄されておりました。720万も税金かけて得たデータを、10年も

2016-08-31 11:24:50
添田孝史 @sayawudon

しないうちに消し去ってしまうとは、イインチョのところも肝心なデータは確実に始末するという霞が関の流儀をようやく身につけたようです(違

2016-08-31 11:26:37