- K_misa_maguro
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とりあえず、@longfish801さんのサイトのこの辺( http://bit.ly/ifK5Gn )が参考になるのではないでしょうか。 RT @hisao_t どなたか、僕に本格ミステリにおけるフェアプレイの定義を説明してはくれませぬか #air_mys_ken
2011-02-16 22:40:46ありがとうございます。読んでみますね。僕にとっては永遠のテーマなので。 QT @youmoutei: とりあえず、@longfish801さんのサイトのこの辺( http://bit.ly/ifK5Gn )が参考になるのではないでしょうか。
2011-02-16 22:53:52@hisao_t 本格ミステリにおけるフェアプレイ、以前に自分でもツイートしたのを思い出しました。 http://bit.ly/hZfBiX とか、 http://bit.ly/eyzUaD とか。まだ考え中なのでアレですが、ご参考までに。
2011-02-16 23:44:39@youmoutei なるほどですね。食材がすべで出揃っていればフェアプレイなのか、それとも完成図に導くレシピまで揃って初めてフェアプレイなのか、というところがずっと気になっているんです。このたとえ分かりにくいですかね。
2011-02-16 23:49:34@hisao_t なるほど、そのたとえはいいですね。私の場合は前者寄り、どころか、「食材の入手先が書いてあればフェアでいいのでは?」くらいのスタンスだったりw
2011-02-16 23:53:10@youmoutei 僕はどちらかというと後者寄りです。たとえば、「人参、じゃがいも、牛肉」という手がかりが揃っていたとして、最終的に探偵役がつくった料理がカレーで、読者がつくった料理が肉じゃがだった場合、「同じ材料つかってるじゃん。俺のだって正解じゃんか」と(笑)
2011-02-16 23:58:13@hisao_tさんらのフェアプレイを考えての比喩は分かりやすいですね。しかし結局、「情報をどこまで出すか」という問題に過ぎないのでは。そして、そこには全作品に共通するルールがあるのではなくて、作品によってどこまで出せばフェアかという状況は異なるからメンドクサイのだと思う。
2011-02-17 00:05:15フェアプレイを目指すだけだったら全て包み隠さず書いたらいいわけで、当然そんなの面白くないから色々策を弄する。作る際に気を付ける点はフェアプレイというよりその策では。その策を小説として上手く作り上げていればよし、トリック一発だとちょっとアレみたいなジャンルであってフェアは当たり前。
2011-02-17 00:13:28RT @youmoutei: 「作中で真相が解明される前までの記述、及び一般的な読者が知り得る知識に基づいて、提示される真相解明の手順と同等のものを読者が構築することができるミステリは、フェアである。」
2011-02-17 00:16:27@_1026 それは納得です。もちろんすべての本格に完璧なフェアプレイを求めることはしません。緩めたり破綻させたりすることで味が出るタイプの作品もたくさんあるでしょう。しかし読者への挑戦状を挿入し、ことさらフェアプレイを謳う作品の場合は、こちらも目を光らせずにはいられないのです。
2011-02-17 00:20:06伏線の「見せ方」は、あまりにも当たり前の技巧すぎて評価しにくいところではある。たとえばエルロイは、作中に大量の「事実」を配しつつ、終盤それを一気に回収し大図絵を描き出して見せるが、彼を「伏線が巧みな作家」と呼ぶ人はいない。
2011-02-17 00:25:06伏線は隠密裏に配するものである。事実に二重の意味を持たせる、それを見せながら「見せない」、それを派手派手しくなく、しかし鮮やかに展開して、物語の深みに潜む図と繋いでみせる。それは、高度な小説技術に支えられているもので、達成は困難ながら、しかし成功しても目立たない。
2011-02-17 00:29:00実作者が口を挟むのはリスキーかもと怖れつつ、ですが…たとえばその食材(手がかり)からその完成品(解決)ができることを理解// QT @hisao_t @youmoutei 食材がすべで出揃っていればフェアプレイなのか、それとも完成図に導くレシピまで揃って初めてフェアプレイなのか
2011-02-17 00:29:01というか見えない。それがあっさりと見えるならば、「伏線」としては失敗である。伏線とは、綱渡りのような物語を成立させるロープの金具であり、本来観客が称賛する類のものではない。
2011-02-17 00:31:05@hisao_t 単なるサービスとして以上に挑戦状にどこまでこだわるかという問題も。私は長編小説を短い犯人当てゲームと同様には見ていません。後者はフェアで解ければいいだけのものですが、小説はそれだけでは駄目だと思うのです。前述の通りフェアプレイは出来てて当然という価値観なので。
2011-02-17 00:31:21//するのに特殊知識が必要で、読者に「んなことわかるわけねーよ」と思われたり(島田荘司さん提唱の「21世紀本格」にはつねにこの危険があると思います)、@hisao_t さんの卓抜な喩え(カレーと肉じゃがw)のように「こういうレシピ(推理)もありうるじゃん」と思われてしまったら//
2011-02-17 00:31:33最近では、どんなに上手なレシピでも自分には料理を作れないのでは、と思って、ただ料理人の見事な手際に期待する方向に回帰していってる感じがしています
2011-02-17 00:31:44@youske_mkd ウォリス家しか読んでないのですが、英国田舎本格っぽさにおんぶにだっこでドロっとしたイメージしかなかった……。また何か読んでみます。
2011-02-17 00:34:24//「フェアじゃない」となじられてもしかたない、と実作者としては思っています。つまり、後者の立場ってことですね(純粋な読者としては前者のセンでも楽しめますが)。で、@Sotobato_Nihu さんおっしゃる「同等のもの『しか』構築『できない』」ような古典的意味での//
2011-02-17 00:35:24//「ロジック」はいまや(てか、もともと?)ほぼ不可能。じゃあどうするかというわけで、「ロジック=レトリック」の話につながるわけですが、長くなった(というか、危険な領域に踏みこみつつある)ので、このへんで(笑)。
2011-02-17 00:37:13これはたいへんよくわかりますが、個人的にはその方向性に逆らいたいと思っています(あ、また危険…) RT @Sotobato_Nihu 最近では、どんなに上手なレシピでも自分には料理を作れないのでは、と思って、ただ料理人の見事な手際に期待する方向に回帰していってる感じがしています
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