- yutayouasshole
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GO FES!ひどすぎて笑える。「フェス」が商業メインに変わると、ろくな事が起きないっていうのが証明されたね。お前らは音を楽しんでねえ!
2010-03-22 01:35:55何もフェスに限った事じゃなくて、ここ最近イベンターやハコブッキングの人で、本当に音楽が好きでその仕事やってるんですか?って聞きたくなる様な人がたまーにいる。
2010-03-22 11:22:39もちろん、音楽とビジネスは常に背中合わせで昔から共存して来た事は知っているし、それをとやかく言うつもりはないんですが、それとは別で、「このバンド呼んどけばいいっしょ」「このバンドは客呼べるから大丈夫」という浅はかな考えだけで組んだイベントのメンツは見るだけでげんなりする。
2010-03-22 11:30:25もちろん呼んだバンドが期待に応えてお客さんを沢山集めて、バンドもハコもイベンターもうはうは。って言うのが理想かもしれないですが、このライブハウスが乱立している現在。一番大事なのはイベントを組む人がいかに自分のイベントに誇りを持ってやっているかじゃないかなと俺は思います。
2010-03-22 11:36:31去年Far Franceとして色々なイベントに出たし、個人的にもたくさんのイベントを見に行ったけど、「すごく楽しかった」って言えたイベントは絶対イベンター自身がものすごくいい顔で楽しんでいて、こっちも自然と笑顔になれるグッドヴァイブスが出てるイベントばかりだった
2010-03-22 11:45:04そういうグッドイベントはお客さんが多かれ少なかれ、皆がほどよく酔っぱらいつつ、ニコニコして帰って行く。それが本物のイベントの成功と言えるのではないだろうか。
2010-03-22 11:56:02他のバンドの人はどう思っているかわからないけど、俺個人としてはそういうイベントが好きだし、積極的に出演したいと思っています。それに比べて先述した明らかにビジネス寄りのイベント。メリットはもちろん多いかもしれないけど、そのイベントは本当にみんなが楽しめているのだろうか?
2010-03-22 12:10:23たとえば、今乗りに乗っているバンドをただ集めただけのイベントを組んだとしよう。当日は確かにお客さん沢山入るし、バンドもいいライブをして、大成功かもしれない。しかし10年後にそのイベントを思い出す人が一体何人いるのだろうか?
2010-03-22 12:27:59俺は誰もいないと思う。それだけ今の音楽業界の流れは速いし、今ノッているバンドが10年後も活動していられるかは疑問だ。それは多分お客さんも分かっているのだと思う。それではイベントを通してグッドヴァイブスは生まれない。
2010-03-22 12:32:25昨年俺が行って心の底から「最高だ」と思えたイベントが二つある。一つは今年も開催される「東京ボアダム」もう一つはthe mornings主催の「朝・昼・夜」だ
2010-03-22 12:38:50前者は東大という、ライブハウスではない場所での開催というハンデを逆にとり、2ステージノンストップというルールの中で、出演する大御所を見つめるたくさんの憧れの目。それに呼応するかの様な鬼気迫る演奏。凄まじいほどのエネルギーがステージと客席の両方から生まれていた。
2010-03-22 12:45:06後者はバンド名をフルに生かし、昼はマヒルノ夜はYOLZ IN THE SKYを呼んで「朝昼夜」という分かりやすすぎるコンセプトをただひたすら追求して、映像、オリジナルカクテル、照明など五感でお客さんがイベントに参加できる仕掛けが用意され、イベントの一体感がハンパじゃなかった
2010-03-22 12:52:13この2つのイベントを通して俺が思ったグッドイベントの定義は「イベンターの出演バンドへのリスペクト」「イベントの面白いアイデアやコンセプト」「それに呼応するかの様な出演バンドの素晴らしい演奏」この3つです
2010-03-22 13:25:11これがあれば、どんなに規模は違えども絶対にグッドヴァイヴスは生まれる。お客さんはみんな必ず笑顔になって帰っていく。少なくとも先述した2つのイベントは間違いなくそうだった。俺は10年後もこの2つのイベントは忘れないと思う。きっと遊びに来ていたお客さんのほとんどが同じだ
2010-03-22 13:31:11それがたとえ、キャパが100にも満たないアンダーグラウンドな小さいライブハウスで行われたイベントであっても、俺は苗場のでかい敷地や幕張を何会場も貸し切って打ち出した大型フェスよりも記憶に残る。なぜなら音楽を愛する気持ちではその2つよりも負けていないからだ。
2010-03-22 13:38:05ただこの2つのイベントを主催したのが両方ともバンド自身だというのが少し気になっている。本来ならこういう記憶に残るイベントは音楽好きを自負して仕事としているイベンターやブッキングの人が作り出すべきなのじゃないのだろうか。
2010-03-22 13:44:41俺は音楽を愛している人が好きだ。バンドマンやお客さんはもちろん。イベンターやブッキングの人に音楽を心から愛している人がいると俺も音楽をやっていてよかったなと思えてすごくうれしくなる。ただ現状はごく一部の人にそうではない人が混じってしまっているのは確かだ。
2010-03-22 13:51:37はっきり言ってFar Franceは自分たちのライブであまり人が呼べない。もちろん、何も努力せずにそうなっているわけではないのだけど、結果が全てのこの業界では言い訳はきかない。事実、ごく一部にいるビジネス寄りのイベンターの人に愛想をつかされて呼ばれなくなる事もある。
2010-03-22 13:57:36Far Franceが結成当初から今でも変わらずに共有している気持ちが一つだけある。それは「自分たちが面白いと思える事をしよう」という事。この軸がなくならない限り、Far Franceはぶれない。
2010-03-22 14:08:23自分たちが生まれて初めて音楽を聞いた時、飛び上がって衝撃を受けて胸がやたらとドキドキしたあの感覚。それをFar Franceは常に忘れない様にしている。音楽で嘘をつきたくはないし、何より自分が納得して面白いと思える事がしたいから。これは他のメンバーも一緒だ。
2010-03-22 14:14:14だから、ライブの演奏も集客も全身全霊をかけて勝負する。たとえ、お客さんがあまりいなくても、イベンターからそっぽを向かれる様な日でも。なぜなら自分で面白いと思い納得したいから。その満身創痍の演奏を聞いて、誰かが衝撃を受け飛び上がって欲しいから。
2010-03-22 14:19:09話を最初に戻すけど、音楽って本来はそういうものなんじゃないのかなと最近常々思う。演奏する側がいて、聞く側がいる。お互いに衝撃や感動を求めてライブハウスに足を運ぶ。人と人との繋がりがとても大切な世界のはずだ。
2010-03-22 14:24:39それをごく一部の「音楽を愛していない大人」に邪魔されている気がしてならない。お金がバンドとリスナーの間に発生するのは仕方ないとしても、ものさしはそこだけじゃないだろうとすごく言いたい。
2010-03-22 14:28:59