現代俳句史のための材料集め

青木亮人さんがえらい作業をしなければならないようです。
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正岡豊 @haikuzara

@k551_jupiter 「ユニコーン」はすごくつまらなくて、こんな雑誌だったのか、とカラーコピーもらって読んで思いました。堀井さんの「季刊俳句」は第2号読んだだけですが、デザインやレイアウトとかは当時の写真雑誌みたいだし、読み応えはありましたね。良いテキストが出来ますように。

2016-12-07 23:57:24
青木亮人@『さくっと近代俳人入門』(マルコボ)発売中 @k551_jupiter

@musashinohaoto 「解釈と教材の研究」や「解釈と鑑賞」も折に触れて特集を組んでますよね。太陽も76年頃に一度やっていたような。俳句朝日増刊の三回分、知らなかったです。ありがとうございます、チェックしてみます。

2016-12-08 22:02:35
青木亮人@『さくっと近代俳人入門』(マルコボ)発売中 @k551_jupiter

冨田拓也さんも書いていたけれど、俳句で「ニューウェイブ」と指す時、どういった俳人を括るのが揺れがあるみたいですね。1990年に立風書房から「現代俳句ニューウェイブ」と題になった本が出たりと、1990年にはニューウェイブという括りが流通していた、と。これで分からないのが、→

2016-12-08 23:34:47
青木亮人@『さくっと近代俳人入門』(マルコボ)発売中 @k551_jupiter

韻文の「ニューウェイブ」という括りでむしろ有名なのは、俵万智氏以降の短歌界で注目された口語短歌のエコールを指すような気がするんですが、「ニューウェイブ」という用語が、なぜ俳句界でも使われるようになった、あるいは使われたんですかね。。結果的に世代的な括り、という感じなのでしょうか。

2016-12-08 23:38:08
青木亮人@『さくっと近代俳人入門』(マルコボ)発売中 @k551_jupiter

有名な「ニューウェイブ」でいえば、パンク・ロックが色々解体してしまった後のポスト・パンク的なエコールで、john lydonのP.I.Lあたりのミクスチャーな感じですよね。その意味でニューウェイブというのであれば、加藤治郎や荻原裕幸や穂村弘各氏がそうだというのはとてもよく分かる。

2016-12-08 23:45:49
青木亮人@『さくっと近代俳人入門』(マルコボ)発売中 @k551_jupiter

俳句の「ニューウェイブ」を振り返ってみると、ロックや短歌的な意味での「ニューウェイブ」と相当違うような。2000年以降に「ゼロ年代」的な感じで括られた俳人が、サブカル批評での「ゼロ年代」とほぼ重ならない世代論的な意味で称されたのと似た括りなのか、または可能性のある括りだったのか。

2016-12-08 23:50:26
青木亮人@『さくっと近代俳人入門』(マルコボ)発売中 @k551_jupiter

俵万智氏以降の90年代~現在に至る潮流や意義等をすくいとった短歌関連の評論集や単発評論、連載ものなど、例えばどのようなものがあるのでしょうか。俯瞰して、歴史観も示しつつ、口語短歌のありようや意義や限界等もすくいとりつつ…何かオススメのものなどあれば、教えてもらえると嬉しいです。

2016-12-08 23:55:04
青木亮人@『さくっと近代俳人入門』(マルコボ)発売中 @k551_jupiter

90年代以降の俳句と短歌の違い、例えば、「ニューウェイブ」的な括りをとっても、もの凄い違いがありますね。。もちろん、俳句界の中でも色々なことがあったと思うけれど、90年代行の俳句潮流を浮き彫りにするなら、同時代短歌との差異に注目すると分かりやすく浮き彫りになるかも。

2016-12-09 00:00:49
青木亮人@『さくっと近代俳人入門』(マルコボ)発売中 @k551_jupiter

前に近代文学会という研究者の学会で大震災以後の現代詩、短歌、俳句についてのシンポジウムに参加させてもらったことがあったけれど、その時、短歌の実作者の方は斉藤斎藤氏の「撮ってたらそこまで来てあっという間で死ぬかと思ってほんとうに死ぬ」に全く価値を見ていなかった。ちょっと意外だった。

2016-12-09 00:06:02
青木亮人@『さくっと近代俳人入門』(マルコボ)発売中 @k551_jupiter

個人的に斉藤斎藤氏は凄い歌人だと信じこんでいたので、そういう口語短歌に何等関心を抱かない実作者の存在にその時は驚きました。振り返るとさもありなん、という感じだけど。なので、短歌界における口語短歌云々というのは門外漢ゆえ分からないけれど、同時代俳句との比較としてはとても有効な気が。

2016-12-09 00:12:37
松本てふこ @tefcomatsumoto

@k551_jupiter 「Tri」って短歌の同人誌がおすすめです!

2016-12-09 00:20:15
青木亮人@『さくっと近代俳人入門』(マルコボ)発売中 @k551_jupiter

おぉ、ありがとうございます! さっそく探して、在庫があれば注文してみます。この前教えてもらった「現代詩ラ・メール」も古書店サイトにあったので注文しました、到着が楽しみです^^ RT @tefcomatsumoto 「Tri」って短歌の同人誌がおすすめです!

2016-12-09 00:28:09
青木亮人@『さくっと近代俳人入門』(マルコボ)発売中 @k551_jupiter

@tree_frog_o @tefcomatsumoto @kosho_irodori ありがとうございます、日本の古本屋では古書いろどりさんが1,2号在庫、3,4号は出てこないようです。他は「書肆盛林堂」が2,4号。いろどりさんに直接お聞きすれば全号在庫をお送り頂けるのかも…?

2016-12-09 00:35:40
青木亮人@『さくっと近代俳人入門』(マルコボ)発売中 @k551_jupiter

@tefcomatsumoto @H2O_Tri ありがとうございます、古書いろどりさんが全号在庫ありとのことなので、お聞きしてみます。「悪魔の俳句辞典」という本、ありましたよね…そういえば名前だけで読んだことがなかった。「自称」フリッパーズというのがミソですねw 探してみよう。

2016-12-09 10:25:01
青木亮人@『さくっと近代俳人入門』(マルコボ)発売中 @k551_jupiter

@tree_frog_o @tefcomatsumoto @kosho_irodori ありがとうございます、古書いろどりさんにお聞きして、注文させてもらいます。助かります。

2016-12-09 10:26:14
青木亮人@『さくっと近代俳人入門』(マルコボ)発売中 @k551_jupiter

お久しぶりです、はい、五月の春季全国大会です。震災を歌うための表現技法というより、震災との即時性において口語短歌の文脈は短歌独特のものだとこちらは思いこんでいたのですが、ダメでしたw RT @karan_mirai 五月のですか? 阿木津さんならそうおっしゃるでしょう。

2016-12-09 21:47:54
青木亮人@『さくっと近代俳人入門』(マルコボ)発売中 @k551_jupiter

短歌でいえば、高柳重信「蕗子」(1950)と塚本邦雄「水葬物語」(1951)は、高柳に言わせると姉妹本らしいですよね。どちらも高柳自身が活版等で活字を組んだというだけでなく、一種のエコールという意味で「姉妹本」だったのであれば、その意味を具体的に論じた評論等はあるのでしょうか。

2016-12-09 22:04:55
青木亮人@『さくっと近代俳人入門』(マルコボ)発売中 @k551_jupiter

1950年代の前衛俳句と前衛短歌の影響や相関関係とか、仮にそれらのエコールを高柳重信を軸に見立てた時、「前衛」俳句的エコールと1960年前後の「社会性」俳句との関係(対立)を論じたものとか、あるのかな…具体的に、実証的に。ざっと調べた範囲ではあまり見当たらないような。

2016-12-09 22:08:31
青木亮人@『さくっと近代俳人入門』(マルコボ)発売中 @k551_jupiter

同時代戦後詩との関連で、前衛短歌・俳句は相当屈折しているはずなんですよね。どちらも定型詩だから。詩は現代韻文の王者で自由詩だから「我関せず」でいいけど、戦後に前衛たらんとすれば歌人や俳人は深々とコンプレックスを持つはずなんだけど。それをバネに「表現」を獲得したのが彼らなのでは…?

2016-12-09 22:16:22
Nowtucker_O'Stone @tree_frog_o

@k551_jupiter たぶん全然本旨とかけ離れたところでお尋ねしますが、詩は現代韻文の王者なんですか

2016-12-09 22:21:37
青木亮人@『さくっと近代俳人入門』(マルコボ)発売中 @k551_jupiter

以前、現代詩関連の仕事をさせてもらって1950年代の詩誌等を少し調べたことがあったけれど、荒地グループや大岡信、谷川俊太郎、飯島耕一が出た詩行動とかロシナンテとかユリイカとか他にも物凄いわけですよ。鋭敏な意識を持った前衛歌人・俳人だったら凄い緊張感を抱いたんじゃないかなあ。

2016-12-09 22:23:44
青木亮人@『さくっと近代俳人入門』(マルコボ)発売中 @k551_jupiter

@tree_frog_o 一般的に、そして当事者の意識も意外とそれが強かった気がします。特に敗戦後は「日本文化×、西洋文化○」ですから、第二芸術論な感じで定型組は何らかの負い目を抱いたと思います。なぜか「詩・短歌・俳句」なんですよね。。やっぱり字数の多寡が関係しているのかなw

2016-12-09 22:28:32
Nowtucker_O'Stone @tree_frog_o

@k551_jupiter そうか、あわててしまい、時代の文脈で語ってらっしゃるのを忘れました。そして、その順番なんですね。(というくらいに、当時の俳句と短歌の関係を意識したことがありませんでした)

2016-12-09 22:32:41
青木亮人@『さくっと近代俳人入門』(マルコボ)発売中 @k551_jupiter

今回色々と戦後俳句や80年代以降の俳句についての評論等を読んで不思議に感じたんですが、なぜ多くの俳句史は「俳句」のみの記述なんですかね? 現行の大分部の文学史は小説と詩を中心に綴られていますが、逆に俳句史はほぼ俳句のみ。なぜ同時代の小説や詩等と絡めた俳句史がないのでしょうか。。

2016-12-09 22:36:09
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