【5話分まで追加】フォビドゥンフォレスト妖怪図鑑・1

フォビドゥンフォレスト2話「バケグモ大進撃」 まとめ http://togetter.com/li/1024051 1話 「英雄たちの遺産」まとめ http://togetter.com/li/1020459 続きを読む
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まとめを更新しました。「フォビドゥンフォレスト2話「バケグモ大進撃」 エピローグ 「帰還」 (後半・完)」 togetter.com/li/1052015

2016-11-25 02:26:28
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【お知らせ】三話は来週半ば頃から投稿予定です。それまでは二話までの情報を紹介する形で投下していきます。本日は第一弾として1・2話に登場した妖怪を紹介します。

2016-12-07 00:08:34
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バケグモ類:人間や動物、低級妖怪を捕らえて捕食する妖怪。生体は本物のクモに準じる。成体で体高1m前後の種が多い。獲物を尻からの糸で捕らえ、口からの麻痺毒で動きを封じ、牙からの溶解液で中身を溶かして食うのが基本。本来は春から秋にかけて出現するが、今回は何故か冬に大量発生した。

2016-12-07 00:14:36
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マダラバケグモ:B級妖怪。能力的には典型的なバケグモだが、周囲のエサの状況により網を張って待つ時と徘徊して餌を探す時とで形態が微妙に変化する。「マダラ」の名前は体の模様とこの生態に由来する。ある程度の集団で行動するが、群れているだけであり連携力は低く、囲まれなければ打倒は容易。

2016-12-07 00:22:42
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コモリバケグモ:A級妖怪。バケグモ類の中では最も危険な種の一つ。体内にミリサイズの子グモを数百から数千宿し、口や背中から打ち出す。射程は約30m。人体内に1匹侵入するだけでも命に関わるため、人数を揃えて遠距離から攻撃するか、火で丸焼きにするのが最も安全な戦法である。

2016-12-07 00:30:13
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コガネバケグモ:B級妖怪。造網性でポピュラーな種。腹が虎柄な本体は太めで足は細い。造網性の種は徘徊性に比べて、糸の生産能力と麻痺毒の強さが高い。徘徊性の種はパワーやスピード、糸の射程などが高い傾向にある。

2016-12-07 00:36:41
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ヤリバケグモ:B級妖怪。他のバケグモの巣に密かに侵入し、獲物を横取りまたは巣の主を捕食する。体色は飴色。高い隠密性能で忍び寄り、特徴的な長い前脚で獲物を突き殺す。また侵入した巣の獲物の誘引能力を高める能力もあるらしいが、あまり研究は進んでいない。

2016-12-07 00:39:33
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ナガヤリバケグモ:B級妖怪。生態・外見・霊波ともヤリバケグモに酷似するが、前脚の内側に折り畳まれた隠し脚ががあり、敵の回避直後にバネのように飛び出して追撃を放つ。ヤリ種より微妙に大きい脚や厳つい印象の顔に注意して見分けるか、通常のヤリ種もナガヤリ種のつもりで対処する必要がある。

2016-12-07 00:44:07
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イワダマシ:ずんぐりとした体型で足も太い徘徊性のバケグモ。岩に擬態するほか、周囲の認識に干渉る幻術も使う。重量のあるボディでの打撃や溶解液での不意打ちは大変に危険な為、この種の霊波を確認した際は、周囲全ての岩を警戒するくらいの用心が必要である。

2016-12-07 00:52:18
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シラヌイバケグモ:糸の生産能力が非常に高く、単独で広範囲に糸を広げる造網性の種。少々の傷は体から直接吹き出す糸で塞いでしまう。反面麻痺毒と溶解毒は弱いが、糸の生産量はこの弱点を補って余りある。体色も白く、糸の中で見つけづらい。B級妖怪ではあるが、討伐難度はA級並み。

2016-12-07 00:57:30
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ドクバリバケグモ:A級妖怪。口から麻痺毒入りの小針と、溶解液入りで岩をも貫通する大針の2種を撃ち出す。両者の同時併用が出来ないのが弱点。徘徊性寄りの素早く動く脚をしているが、足場代わりに簡単な巣を作っての狙撃もこなす。接近戦をするなら針切れを待つのが基本。

2016-12-07 01:03:02
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トアミバケグモ:飴色の体色。尻ではなく足先から糸を分泌し、投網の要領で投げる徘徊性の種。小さい巣をぶつけられるのと同義で、拘束されれば自力で抜け出すのはほぼ不可能。命中の衝撃で骨折する場合もある。また二話の恵里のように武器を奪われるケースも多い。毒は弱め。

2016-12-07 01:06:20
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ハシリバケジグモ:ジグモ型で足が速く、常人の走りや自転車では逃げ切れない。強い麻痺毒で次々に獲物や敵を噛んでから旺盛な食欲で柔らかい部分だけを食らう。溶解液で溶かさずに捕食をする少数派の種である。二話ではキメラ種の巨重を支えていた為、真価は発揮されなかった。

2016-12-07 01:11:06
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トビバケグモ:バッタのごとく発達した後ろ脚が特徴で、垂直方向に軽く40mは跳べる。この脚力で奇襲や逃避を行うが、着地位置の狙いは大雑把。ただし着地に失敗しても即座に跳び直せる為、滅多に問題にはならない。後ろから近付くと強靭な蹴りを受けるため非常に危険。

2016-12-07 01:14:32
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ツリイトバケグモ:巨大な単眼で100m以上の遠距離から敵を糸弾で狙撃し引き寄せて食らう。初撃は当たれば五体が吹き飛びうる威力だが、2撃目以降は徐々に威力が下がる。討伐には囮を使って位置を特定し、遠距離から逆に狙い撃ち爆殺する戦法が用いられる為、本体の資料が残りにくい。

2016-12-07 01:22:07
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フォビドゥンフォレスト妖怪図鑑・1 - Togetterまとめ togetter.com/li/1056785 【妖怪図鑑】(3話):

2017-02-26 01:07:30
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姑獲蝶:主に森に迷い込んだ子供を7本足で捕獲して口吻から麻酔液で麻痺させ、巣の幼虫(雛)に与える蝶妖怪。羽を除いた大きさは自動車並。口吻は嘴、羽根の形状は鳥の羽に似る。鱗粉は術式を撹乱して探査を妨害する。この効果は電波も若干だが有効。通常は目視すれば実体弾の狙撃で倒せるB級妖怪。

2017-02-26 01:18:46
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姑獲蝶A:女子高生1人と子供3人を攫い、風科上空を30分間飛び回った個体。自身と触れたものを透明にする特異能力を有し、元々の鱗粉の隠蔽効果もあって探査は困難を極めた。姿が目撃されていることから子供達を攫った現場では透明ではなかった模様。透明化を塗料で封じれば戦闘力自体は並の姑獲蝶

2017-02-26 01:21:34
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姑獲蝶B:救出作戦中盤で、地上部隊を強襲した特異個体。スピードは通常の倍の時速600キロ以上で、防御力と生命力が異常に高い。羽撃きは上空の救出活動を大きく阻害した。A級隊員相手に数分持ちこたえたが、自分の能力を制御しきれず、自分の風で体制を崩す場面もあった。

2017-02-26 01:24:24
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姑獲蝶(ヒナ):白いイモムシ型で人間の赤子ほどのサイズの幼虫。鳥に似た嘴上の口を持つことからヒナとも呼ばれる。麻酔液を受け幼虫に供された犠牲者は食われている数日の間、意識を保ち続け、間隔は平常時よりも寧ろ鋭敏になっていいるという。今回の個体群は人を喰う前に小形兄妹で電撃で焼かれた

2017-02-26 01:26:45
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姑獲蝶(巣):木々を撚り合わせるなどして、地上の外敵に強くした巣。巣材としてバケグモの巣などの粘性物が好まれ、姑獲蝶自体も彼らに続けて出ることも多い。通常はつがいの1匹が巣を守り、片割れも森に巣を作った場合は森の中で餌を探す。今回は何故か結界の外に出た為か、巣を見失っていた?

2017-02-26 01:32:08
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シダレオオカミ:姿や行動パターンは狼に似ているが、その正体は管状の虫妖怪の群体。分裂で増えるが、敵の攻撃などで意図せず身を裂かれた場合は再生出来ない。単体でもBランク相応の力を持つが、集団で連携することでSランク並の力を発揮する難敵。こちらも集団での対処が望ましい。

2017-11-29 23:53:35
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ユキイノシシ:イノシシに似たB級妖怪。大型では体高三mを越える。分厚い皮膚は寒さにも強く、冬の活動に適する。文字通りの猪突猛進戦法で大岩をも牙と突進で粉砕する。群れの戦力が充実すると人里を狙うべく南下を始める。力押しを好むことから知能が低いと思われがちだが、これは性分らしい。

2017-11-30 00:00:25
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ユキムシ:冬によく見られる低級妖怪。風に乗って集団で移動し、弱った動物を発見すると、糸を吐く反動で方向転換し、接近して襲う。禊で追い払えるため、通常は僚勇会が戦うことはない。戦う場合は火で焼き払うのが最良。遠目には昆虫の雪虫にも似るが、形態としてはノミに近い。逝忌夢死とも書く。

2017-11-30 00:04:25