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平成22年(2010年)10月に出された。資料3 特別支援教育コーディネーター養成研修について ~その役割,資質・技能,及び養成研修の内容例~/文部科学省 mext.go.jp/a_menu/shotou/…
2016-12-10 21:56:39あと、これも文部科学省のサイトにある資料だけど、いつのものかよくわかんないんだよな。中に「平成15年3月の・・・では」という文言が出てくるので、それ以降ではある。「第1章 特別支援教育コーディネーターとは」 nise.go.jp/kenshuka/josa/…
2016-12-10 21:59:38特別支援教育コーディネータは、障害児教育とか特殊教育とか言われていたものが、「特別支援教育」となり「軽度発達障害」と呼ばれていたものが文部科学省が「軽度」とは呼ばない(決して人生におけるしんどさが軽いわけではないから)とした頃にできたと思う。
2016-12-10 22:08:06で、「特別支援教育」は、支援学校・支援級はもちろん、通常級にいる困り感のある子どもたちにも支援を、という理念があったし、そのためにいろいろな外部とも連携を取るための窓口に、という理念もあった。そのため、できてしばらくしてから「支援級担当教師はなってはだめよ」というお達しもあった
2016-12-10 22:10:05通常校の特別支援教育コーディネータは、通常級・支援級・通級・外部の諸機関との連携を図るのだから、やはり一定の知識は必要だとは思うのだけど・・・もちろん研修はあるだろうし、「知って」おられることも多いのだろうけど。また最近は通常学級教師向けの研修も多いだろうしなあ。
2016-12-10 22:18:40しかし、特別支援教育コーディネータ初心者への研修として、どういったものが適当かはあまり頭に思い浮かばない。場合によっては、通常級の先生にアドバイスする場面も出てくると思うのだけど、他人にアドバイスするためには相当の力量が必要だよなあ・・・
2016-12-10 22:22:35支援級教師に対してならある程度わかる。もちろん、最低限の座学や本からの知識が必要なのはその通り。しかし、それだけでいい実践ができる人は少ないんじゃないかなあ。やはりOJTで現場で、担当しているお子さんとの関わり方を教えてあげることがすごく大事。
2016-12-10 22:26:15しかしそれでもやっと「形」がわかるだけ。でも、まずは「形」あるいは「型」を身につけないとな。そしてそこである程度実践をつむことが大事。
2016-12-10 22:28:44次に「なぜそうするのか」「最終の目標は何なのか(私は、大人になった時、自己決定でき、自己表現でき、自分の行動に責任がもてること、だと思っている)」を理解し、その後にやっと自分のやってる「形」や「型」の意味がわかってくる。
2016-12-10 22:29:57そうすれば、その「形」や「型」のどこを変えてもいいのかがわかってくるし、自分でどんどん工夫もできるようになる。実際、本や講義で教えてもらったことをそのままやっても、そうはうまくいかないのだから(ちゃんと書いてあったり、言ったりしてても、教えてもらう側はどっか抜けるし。私だけ?)
2016-12-10 22:32:09ただ、そんなOJT、今の現場の支援級教師はほとんど受けることができないし、支援学校教師もどれだけ受けられてるかなあ・・・で、それをしようと思ったら、そもそもOJTできる人も少ないだろうし、人件費もすごくかかるだろうことは予想できる。
2016-12-10 22:35:50で、Twitterやいろんな記事を読んでても、間違ったことをやってる教師が年上で、指導する側が若く「言えません」という話や、指導する部署の担当者が、「こうしたほうがいい」と思っていても、なかなか同僚にうまく伝えられない悩みもこれまた多い。
2016-12-10 22:38:26私は来たばかりのスタッフさんに対しては、あるお子さんについて、具体的にどういう表現があった時に、具体的にどういうことをして欲しいか、時には姿勢・距離まで含めて伝える。そしてできたことに対してお礼を言う。
2016-12-10 22:41:09もちろん来たばかりのスタッフさんは「それしたらあかん」ということをする場合がある。その時はその場で介入して離れてもらう。後でゆっくり理由を説明する。
2016-12-10 22:42:13そうやってだんだん私は離れていくようにする。そして「良きこと」が起こったらお礼を言う。(来たばかりのスタッフさんには、それが「良きこと」と気づけない場合も多いから)すると私がいない時(基本私の仕事は相談支援だから)に起きた良きことを報告して下さるようになる。私はお礼を言う
2016-12-10 22:44:55トラブルが起こった時も、スタッフさんで何とかなりそうだな、という時は私は離れて見ている。こらあかんとなれば介入して解決する(そこをお見せしないと信頼してもらえないと思う)。もちろん今後はそのトラブルが起こらないよう、環境を整え、どうするか指示するわけだけど。
2016-12-10 22:47:16だいたい我々のところに来るお子さん(特別支援教育の対象のお子さん)は、多くの人の常識、例えば「言えばわかるはずだ」とか「怒れば、こちらが怒っている意味がわかるだろう」とかが通じないことが多い。
2016-12-10 22:52:23そうすると常識の中で生きてきたスタッフさんは揺さぶられ、メンタルをやられたり、落ち込んだりすることも多いと思う。そうならないためにも、こちらの具体的指示、どこが喜ぶポイントか、そしてスタッフがお子さんがその喜ぶポイントを作り出せたことを共に喜ぶ、ということがとても大事なると思う
2016-12-10 22:55:05で、実践者ってのはそうやって育てていかないといけないのじゃないのかな。私の有利な点は、じいさんだから、まあ相当な年齢の方にダメ出ししたり介入したりしても角が立ちにくい、というのはあるかもしれない。
2016-12-10 23:00:06先日、イスに正座してイスが倒れそうになる子に対し、私はおめめどうの「おはなしメモ」に棒人間が普通に座っている絵を描き、「イスにはこういうふうにすわってね」という文字を書いて見せた。するとその子は普通に座った。
2016-12-10 23:03:58私がいない時にまたその子がイスの上に正座した。あるベテランが何度言っても普通に座らなかった。別のスタッフが私の書いた「おはなしメモ」を見せたらすぐに普通に座った。それを見ていたベテランスタッフが、後で私に「こういうことやねんね」と報告してくれた。
2016-12-10 23:06:30そのベテランスタッフは私のOJTを受けたことがなかったし、座学はいっぱい受けてたんだけどね・・・やっぱりOJT大事・・・(そして私の恥ずかしい話でもある。今まで何年も言ってたことが伝わってなかったのだから)
2016-12-10 23:07:42