逃げ恥と少女マンガと時々、真田丸〜愛情とパートナーの形について〜

春名風花💉💉 @harukazechan

いじめられる側に原因があるか聞かれたら 完璧な人間はいないので ある、と答えざるをえません けれどそれは、いじめる側が原因を相手の中に「見つけた」だけのことだと思います まずいじめる側に、誰かをいじめたいという目的（結果）があって その目的に向かって、原因を探し出されたのです

水澤魚喃子 @mizusawa75

ひとを好きになる時も前RTと同じで、単に「恋人が欲しい」や「結婚したい」などの目的のためにひとを好きになっているときは、その目的に向かって、合う相手を探しているから、不誠実で代替のきく「好き」になっている。きちんと相手を好きになる時は、相手を観察してる時間が長いから時間がかかる。

水澤魚喃子 @mizusawa75

すべての愛情を、友情とか、恋愛とか、結婚とか、自分のものではない窮屈で居心地の悪い形の中に頑張って押し込めなくていいんだ、ということに気づく。愛があればそれでいい、とは決して言わないけれど。 頑張らなくていいと気づけることが、誰かの生き方を楽にする気がする。そんな作品。#逃げ恥

水澤魚喃子 @mizusawa75

何かに届かなくちゃ、形にしなくちゃ、と思っていたけれど、そうじゃなくて、いいんだわ。

水澤魚喃子 @mizusawa75

#逃げ恥 では４人の男性が互いの結婚観をあれこれ語り合う。理詰めで独自路線を歩む津崎さん、最も一般的な感性を持つ同性愛者の沼田さん、誠実であるがゆえに結婚に否定的な風見さん、少し古めの結婚観で幸せを味わう日野さん。ドラマで、結婚について、女性ではなく男性が語るのがちょっと新鮮だ。

水澤魚喃子 @mizusawa75

平匡さんが「風見さんにうちでのことを話さないでください」っていうのは、別に平匡さんが難しい性格だからとか契約結婚だからとかじゃなくて、普通に、どんなカップルにも言えることだと思う。自分の色恋沙汰やプライベートを同僚や男友達に大っぴらにしたい男性って、そうそういないと思う。#逃げ恥

水澤魚喃子 @mizusawa75

女性は、自分の色恋沙汰や私生活を打ち明けて友情関係を作ることがあるけど、男性は、趣味や仕事で緩やかに繋がってて、どんなに仲の良い友達でも、互いの心を抉るような話を敢えてしないことがある。それを解らずに、彼氏や夫の友人関係にズカズカ入っていこうとする女性、たまに見かけるw #逃げ恥

水澤魚喃子 @mizusawa75

プライベートを打ち明けない一般的な独身男性である、平匡さんや風見さんだけが登場人物だったら、こんなふうに話が進まない。他人への興味を隠さない沼田さんや、結婚子育てを経て私生活がオープンになっている日野さんがいて、初めて賑やかに話が進む。練られた登場人物の配置だと思う。 #逃げ恥 twitter.com/mizusawa75/sta…

水澤魚喃子 @mizusawa75

#逃げ恥 の８巻を読み返していて、ふと、少女マンガのヒロインにとって、ある人物が「運命の人」であることの条件って、「男であること」でも「女であること」でもなければ、「結婚相手であること」でも「結ばれること」でもなくて、「呪いを解いてくれること」なのではないかと思った。考察あとで。

海野つなみ @uminotsunami

絵はどこであきらめて手放すかが大事だなあ…執着しすぎると終わらない…(´∋`)φ 人間関係にもちょっと似てる

水澤魚喃子 @mizusawa75

対話が可能である、ということ自体がそもそも恵まれた状況だし、更に、互いの価値観が似ていれば楽しいし、好きなものや感性が似ていればとても嬉しい。そのうえで、お互いに、関係をより良くしようと建設的に考えて行動できるのなら、それは非常に稀有で、幸せで、素晴らしいことなのだと、思った。

水澤魚喃子 @mizusawa75

絶対に解り合えない、絶対に同じになれない、完璧には助けてあげられない、永遠にそばにいることはできない、それでも手を伸ばしたくなる気持ちが愛なんじゃないのかねえ…。 理解や同一化を押し付けるのは愛じゃないよ…（私定義では）。

nao🦈🌊🌊 @ko_gareriokona

みくりは相手の内心を突き止めてしまう（小賢しい）女性で、平匡は絶対に内心を晒せない臆病な男性。自分が欠点だと思っている部分が、相手にとっては必要な部分だという、実はどんぴしゃな関係なんだなー #逃げ恥

水澤魚喃子 @mizusawa75

一見、風見さんの方が言葉も仕草も女性慣れしてて、みくりの心を捉えたように見えるんだけど、違うんだよ。風見さんは、みくりにかかってる呪い「小賢しいと言われて傷付いたこと」を解けなかった。どんなに自尊感情が低くても、みくりの呪いを解けるのは平匡さんだけ！頑張れ平匡さん！ #逃げ恥

水澤魚喃子 @mizusawa75

少女マンガのヒロインにとって「運命の人」であることの条件が「呪いを解いてくれること」なのだとしたら。「小賢しいと言われて傷付いた」呪いを解けなかった風見さんは、やはりみくりの「運命の人」ではない。明確に、風見さんが呪いをスルーする脚本にしたんだよねきっと。凄い…。 #逃げ恥 twitter.com/mizusawa75/sta…

青い @krhc_m

あーーーこの考察すごい好き。現実世界においても、ただの恋人とかじゃなくて、「運命の人」たりえる人は、呪いを解く人なのじゃないかなあ。人生そのものを救ってくれる人。そういう恋は永遠だよなあ。 twitter.com/mizusawa75/sta…

水澤魚喃子 @mizusawa75

みくり＝ウテナ、平匡さん＝アンシーになぞらえた話を読んだ。 みくりは、自分も呪いを抱えているのに勇敢に相手の呪いを解こうとする人だし、平匡さんも相手の呪いを解く鍵を優しく温めている人だ。呪いを解きあう関係＝制度を超えた理想的なパートナーの関係ではないだろうか？熟考あとで #逃げ恥 twitter.com/mizusawa75/sta…

水澤魚喃子 @mizusawa75

実は、最初に「『運命の人であることの条件』＝『男であること』でも『女であること』でもなければ、『結婚相手であること』でも『結ばれること』でもない」って考えてた時に、頭にあったのは、少女革命ウテナだったんだよね。だから #逃げ恥 界隈でウテナの話題が出てるのを見て、びっくりした。

水澤魚喃子 @mizusawa75

たぶん、今、私個人にとっても、「呪いを解くこと」と「パートナーの形はどうあるべきか」というものが、重要な議題なんだろうな。だから、うまく言えないけど、何かが凄く引っかかってる。

水澤魚喃子 @mizusawa75

で、おそらく次に考え出すのは、朝ドラ「ごちそうさん」（BSで再放送中なので、話題再沸騰中ということもあり）の源ちゃんと、め以子の関係だと思う。

水澤魚喃子 @mizusawa75

戦地に向かう悠太郎に「め以子を頼む」と言われた源ちゃんが「あいつはお前のカミさんやけど、俺にとってもたった一人の人生の相方や」という趣旨のことを言うシーン（※セリフを正確に起こせてないすみません）が引っかかっている。

水澤魚喃子 @mizusawa75

源ちゃんとめ以子は不倫関係どころか恋愛関係ですらない（源ちゃんは恋人が、め以子は夫がいるし）。ますます「パートナーってなんだろうな」と思う。 …そして、こんな、形の捉えられない愛情の関係を朝ドラに盛り込んだ、森下佳子さんが凄すぎる、と、本放送から3年経っても思う…。