- K_misa_maguro
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話の落ちる先をわかっていながら、わからない人と同じところから話をスタートして、徐々に落としどころに誘導していくのが 池上彰=名探偵論法 なのかな。
2011-03-04 03:04:29池上さんの解説に一番近い推理シーンは『キマイラの新しい城』の中盤の推理シーン。ホワイトボードに図とか描くしね。 RT @tsuruba: 誰もいわないというか、聞いたことがないのでいうけれど、池上彰さんの語り方って「名探偵」そのものじゃないですか。
2011-03-04 03:08:18一昔前の佐藤可士和フューチャーも、今の箭内道彦フィーチャーも、今の「もしドラ」ブームも、特殊な職業によって日常の出来事を説明し直すことで、日常にある問題を解決させるという、一種の名探偵的な方法論が受けているからだと思うのでした。
2011-03-04 03:13:46池上彰「実は私達はアリバイが"ある"と勘違いしているんですねぇ」 劇団ひとり「えっ!どういうことですか!?」「それではここで関係者全員の当日の動きを見てみましょう。ボードお願いしまーす」 RT @tsuruba: というか、アリバイがあったのに犯行が行われたトリック教えてよ!
2011-03-04 03:14:36「ある特殊技能を持ってすれば、問題が解決できる」という期待がそれらのブームを支えている。けれども、それらがブームになるということは、逆にそうした名探偵的な方法論では、世の中の問題を解決できないことを、多くの人たちが実感しているからなのではなかろうか、と思っているのです。
2011-03-04 03:15:52あの推理シーンでの「密室とアリバイは『時間と空間に関するトリック』という点で実は同じようなもの」という解説には目から鱗が落ちた。密室とは「空間のアリバイ」であり、アリバイとは「時間の密室」って奴。
2011-03-04 03:17:30おかしいのは、その仮説が正しいとして、では、なぜ名探偵的な方法論を持っていたはずの本家本元のミステリがゼロ年代なにやら悩ましい状況になっていたのか。それを、いま発売中の「ユリイカ」で書いていますので、よろしくお願いします。 http://t.co/QH4QvPh
2011-03-04 03:20:54@inomsk ミステリがらみでやりやすかったのもあるかもしんないけど、INOさんのアドリブスキルにはまじ嫉妬するわ…今に始まったことじゃないけどさー
2011-03-04 03:25:09@k_akiduki 実は『キマイラ』のそのシーンはあたまからすっぽり抜けていまして……あとその時間と空間の話は天城一っぽくて気になってしかたなく、あとで確認しようと思います。
2011-03-04 03:25:54@tsuruba 密室とアリバイに関しては有栖川先生も『マジックミラー』か何かで指摘していた気がします。『キマイラ』の方がより学術的(?)でしたが。
2011-03-04 03:32:21@tsuruba 池上彰やもしドラを名探偵とかさねるのはなるほどと思いました。けれども、ぼくはその手のブームは語り手が内輪向けではなく一般層に向かって言葉や場所を選んで発言しているのが一番のポイントだと思います。そして、そのキャラこそが名探偵にも求められているのかなとも思いました
2011-03-04 03:33:59@Asa_r 「一般層に向かって言葉や場所を選んで発言している」というのは、まったくもってその通りかと思います。僕はずいぶん前から本格が難しくなりすぎていて、「やさしい本格も必要だ」と語ったこともありました。
2011-03-04 03:37:17@tsuruba いや、そうじゃなくって、キャラの問題としてちょっと思っただけです。作品内世界観というか、ミステリーの売り方とはまったく違った話として、池上彰が成立する世界観ってどんなだろうなと
2011-03-04 03:39:54@Asa_r いまは合わないのかもしれませんね、それはそう思います。ただ、自己中心的だけど魅力的なキャラクターというのは、「TRICK」の土田とか、「相棒」の杉下とか(ミステリ以外おもいつかないですが)、あると思うので、その辺の齟齬の原因は何かなと思っていたりもします。
2011-03-04 03:41:38