201707福島の今【いわき~相馬】

PMFJふくしま例会第6回として、郡山から288号線で大熊町~6号線を軸に相馬市へ北上、相馬市~常磐道で大熊町へ~6号線を軸にいわき市まで南下した2日間。 震災以降4度目の福島。前回は4年前。 説明を受けた中から主観でのコメントです。
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たかばとくこ @takaba_tokuko

4年前、避難したまま2年が過ぎた駅の駐輪場に整然と並んだままの通学自転車に衝撃を受けた小高駅。周辺の商店街は商品そのまま無人の街になってた。今、小高駅周辺は、高校生が歩き店が開き、井戸端会議の姿も。当たり前の日常があることがこんなにまぶしく見えるとは #南相馬市 20170701

2017-07-06 02:19:05
たかばとくこ @takaba_tokuko

小高駅前通過中。 4年前に来たとき、無人のまちだったから、まちが息を吹き返してきた感じがする。 歩く高校生の姿、立ち話するおばちゃんの姿。 所々取り壊しで更地になってるのも時間が動いてるんだなと思う。 大熊町、双葉町を見てきたから余計に。

2017-07-01 15:48:36
たかばとくこ @takaba_tokuko

小高区から原町区、鹿島区へと北上。原町区に入ったところから生活感のあるいわゆる「日常の」まちの姿に見える。 北に進むに従って田植えの終わった水田も見受けるけれど、一方で津波被災エリアで農業再開せずソーラーになってるところを見かけたり。

2017-07-01 16:18:14
たかばとくこ @takaba_tokuko

小高から原町、鹿島と進むにつれて、人や車の往来が日常になっている。浪江町や小高区では、地震の被害や経年劣化で取り壊しになった更地があった。北上するに従って、農地が野原になっている(=除染しても作付再開してない)ことが減り、田植えの済んだ田が見られる #南相馬市 20170701

2017-07-06 02:23:34
たかばとくこ @takaba_tokuko

相馬市の宿を出て常磐道を南下。浪江、双葉、大熊の帰還困難区域を通過していく。水田だっただろう所も家の周囲も草木に覆われ、家々も中には風化のためか傷んで見えるものも。生い茂り樣、人の手が入っていない現状から、立ち入りできないエリアと歴然と判る。 pic.twitter.com/i8h8FMroAR

2017-07-02 08:54:21
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たかばとくこ @takaba_tokuko

ハコモノ=施設のニーズ、整備の規模やスピード。電源交付金、ひもつき交付金、ライフサイクルコスト。 現場に立ちながら参加者相互で議論。 私ら中京経済圏の不交付団体とは異なる性質の不交付団体の姿がある。

2017-07-02 09:40:50
たかばとくこ @takaba_tokuko

廃炉カンパニー視察センター。たまたま出勤していた職員さん「廃炉の様子も展示するように計画中」とのこと。福島第一の視察の受付や現地に入る人の研修をする場所。以前は原子力の展示施設だった20170702 #富岡町 pic.twitter.com/5OgMhdkb5H

2017-07-02 10:24:04
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たかばとくこ @takaba_tokuko

富岡駅前。常磐線運行再開に向けて整備が進む。4年前に来た時は「線量が高いので」と土の上を直に歩かないよう注意を受けながら、津波被害そのままの壊れた駅、家々、車があった場所がこうなった。 周辺にはまだ津波被害そのままの家があったり、その隣に建替新築した家があるなど #富岡町 pic.twitter.com/fIOCs9nOLQ

2017-07-02 11:04:50
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たかばとくこ @takaba_tokuko

富岡駅工事現場の向こうに黒のフレコン 20170702 #富岡町 pic.twitter.com/vXPasEtWpc

2017-07-02 11:07:00
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たかばとくこ @takaba_tokuko

富岡駅から海側。並ぶ黒のフレコン。災害廃棄物仮置場には今も瓦礫がある。20170702 #富岡町 pic.twitter.com/LuoZoYmePn

2017-07-02 12:57:30
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たかばとくこ @takaba_tokuko

奥の煙突は福島第二。その手前にブルーシートで覆われた黒い除染フレコンがならび、更に手前に耕作再開したところまだ再開されてないところ混在した農地が広がる。20170702 #富岡町 pic.twitter.com/Y39EJmEzWi

2017-07-02 10:28:22
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たかばとくこ @takaba_tokuko

防潮堤整備が進む。浅見川河口付近。奥に広野火力発電所を臨む。 20170702 #広野町 pic.twitter.com/fii0BWZ258

2017-07-02 13:30:28
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たかばとくこ @takaba_tokuko

久之浜地区は地震→津波→火災の被害があったが、海辺にあるこちらの神社だけ奇跡的に残ったのだそう #いわき市 pic.twitter.com/auv0aDXAzS

2017-07-02 13:42:35
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たかばとくこ @takaba_tokuko

久之浜の浜風きららhamakaze-kirara.com 内会議室に展示されてた写真。3枚目は1994年のもの、4枚目は震災後の航空写真。20170702 #いわき市 pic.twitter.com/RWQ4lmv3pB

2017-07-02 14:15:28
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たかばとくこ @takaba_tokuko

福一から北に向かって離れる行程は、まるで時間をさかのぼって体験しているよう。立入制限→解除→除染→インフラや家などハード整備→生活再開。制限解除後にこうしたプロセスと年数がかかる。まだ解除されないところは、解除されるまでに荒れる故郷、で更に時間がかかることだろう 20170701

2017-07-06 02:28:01
たかばとくこ @takaba_tokuko

ずっと現地をアテンドしてくださった大熊町の石田さん。夫人は「農業再開が石田家の目標」、石田さんは「いつか廃炉跡でバーベキューをしよう」。もとの場所で暮らし農業を営み、安全な食べ物を作ってそこで食べる。象徴的な言葉だと思う。 20170702

2017-07-06 02:31:00
たかばとくこ @takaba_tokuko

自分たちのまちにとってより良い選択をとした結果が原発誘致だったはずだ。外から言うのはたやすい。しかし、まちの財政というだけでなく、原発が来たことで、人が来た、働く場ができた、そこに未来を見た住民もいた。その日までまちは原発と共存していたことを、誰も否定はできない。20170702

2017-07-06 02:35:02
たかばとくこ @takaba_tokuko

一方で、結果は残酷だ。まちの人口の推移は?と尋ねると、被災補償の関係があって住民票を移さないだけで、もう帰れない、帰らないと腹を括った住民が相当数あると思う、と関係者。人口推計から考える計画行政など無力だと突きつけられる。それでも、未来に目を向けるということ。 20170702

2017-07-06 02:37:43
たかばとくこ @takaba_tokuko

堤防や駅や公園の整備など、巨大な公共事業の現場も見た。まだまだハード整備は続くのに、おそらくコストは、オリンピックと同時進行になったことで更に高騰しているのでは。マンパワーも足りないと聞く。同時期に本当にオリンピックが必要だったのかと考えさせられる。 20170702

2017-07-06 02:42:43