- motoyaKITO
- 34035
- 573
- 24
- 160
近代食文化研究会@新刊『なぜアジはフライでとんかつはカツか?』発売中
@ksk18681912
明治時代になると、京阪では四季にかかわらず朝食には粥を食べるようになるのですが、冬はともかく、春から秋にかけてはご飯はさほど固くなりませんし、全て粥にするのも燃料代がもったいない話です。
2018-08-01 03:11:46
近代食文化研究会@新刊『なぜアジはフライでとんかつはカツか?』発売中
@ksk18681912
そこで、暖かい季節には半分だけ粥にし、残しておいた冷や飯にかけて食べる「おかゆライス」を食べるようになったのでは、というのが私の推測です。 京阪と同じように、昼に炊飯する習慣のある近畿地方では、同様におかゆライスが定着していったのではないでしょうか。
2018-08-01 03:11:46
近代食文化研究会@新刊『なぜアジはフライでとんかつはカツか?』発売中
@ksk18681912
明治時代以降になると、近畿地方の都市部からは、昼の炊飯と朝粥の習慣が消え、東京のように毎朝炊飯するようになります。 これは、職住分離により会社づとめが増えたり、子供が学校に通うようになったので、朝に弁当を用意する必要が生じたからと言われています(食生活雑考 宮本常一)
2018-08-01 03:11:47
近代食文化研究会@新刊『なぜアジはフライでとんかつはカツか?』発売中
@ksk18681912
こうして、朝粥の習慣の消滅とともに、「おかゆライス」も忘れ去られていったわけです。 明日は、焼鳥に話を戻します。
2018-08-01 03:11:47
近代食文化研究会@新刊『なぜアジはフライでとんかつはカツか?』発売中
@ksk18681912
新刊『なぜアジはフライでとんかつはカツか?』発売中 amazon.co.jp/dp/B0BP6V9BLM アーバンメトロライフ bit.ly/3ZL0xIj 東洋経済オンライン bit.ly/3PRJ904