共通番号制度と賭博業・遊技業 その2

http://togetter.com/li/142335 の続きをまとめた。
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木曽崇/Takashi Kiso @takashikiso

あとは多重債務者だとか生活保護受給者の自動登録だけど、同じく経済的自由権の問題もあるけど、同時にプライバシーの権利の観点の観点からの論議も必要だね。この辺は一つずつクリアしてゆかなければならない法的論議だね。

2011-06-10 15:18:58
木曽崇/Takashi Kiso @takashikiso

まずはリスト作り。自己申告で排除者登録をするのは何も問題ないんだけど、問題は第三者による登録ね。如何に親族とはいえ、そして病気の治療とはいえ他者の経済的自由を制限するワケで、それなりに法的論議が必要だね。ま、嫌がる病人を強制入院させるのと基本は同じだけど。

2011-06-10 15:17:26
木曽崇/Takashi Kiso @takashikiso

この制度を導入するには基本的には2つの課題を乗り越えることが必要。一つ目がどうやってリストを作るか、そして2つめがどうやって個人を識別して賭博場から排除するか。

2011-06-10 15:15:17
木曽崇/Takashi Kiso @takashikiso

そうやってね、病的賭博の状況に入る前に自動的に賭博場からキックアウトする事で、それ以上状況が悪くならぬように対症療法をほどこす事が出来るような制度になっているわけ。

2011-06-10 15:13:38
木曽崇/Takashi Kiso @takashikiso

このリストにはね、本人はもちろんの事、例えば親兄弟、子供くらいまでの家族の申請であれば、他人を登録することも可能。その他にもね、例えばシンガポールであれば、銀行の与信情報リストで多重債務者とされている人、もしくは生活保護を受けている人なども自動的に登録される。

2011-06-10 15:10:00
木曽崇/Takashi Kiso @takashikiso

これはまだまだ新しい技術で、世界中すべての国や地域で採用されているわけではないんだけれど、一部の先進的な地域ではすでに導入、運用が行われている。今一番最新で高度なプログラムを提供しているのがシンガポールとオランダかな。

2011-06-10 15:06:27
木曽崇/Takashi Kiso @takashikiso

じゃぁこれをカジノ業界でどのように実現しているか?というと、自己排除プログラムという制度を通して実現している。自己排除プログラムってのは、特定のリストに登録した(された)個人をカジノ事業者側が強制排除してくれるというプログラム。

2011-06-10 15:03:52