@naoya_fujita評論家　藤田直哉氏のカオスラウンジ・pixiv問題のWスタンダード・祭り・公平さの希求

藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

あと２tweetしたら出かける。「いかに情報に乗るかが重要になってしまっている。常に自分のことにこだわり自分に返ってくるような認識は病的だと、僕は思うんです」そして、「芸術の言説化」の後の時代の表現者の立ち居地や枠組みをどう成立させるかについて藤原さんが質問。これ重要。

藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

「結局ね、気品というか品格の問題だと思うんですよ。品というのはね、自分の資質に忠実であること、迎合しないこと、そして先ほどの「範例性」のような何か、としかいいようがないけれども。だから若い作り手にはとりわけ、自分を信じて品格を保って欲しい」（谷川渥）

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.@haibaratou 前に述べたことを繰り返しますが、僕はpixivの現代アートを「アート」として評価していません。「祭り」として評価しています。そして「笑わせる」のは「内輪」で「閉じた」コンテクストを共有していなければいけないものですよね。

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.@haibaratou つまり、現代アートにカオス側がよく言う「ハイコンテクスト」なんです。それを、閉じた独自のルールを押し付けてアートだと言い張るカオス側にぶつけて、「ハイコンテクストによって価値のある現代アート」のハイコンテクストの価値を徹底的に落とす戦略に出てますよね。

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.@haibaratou その「抗争」の際の、いわゆる「アート」と「ネットコミュニティ」の価値を転倒させる戦略の巧みさを僕は評価しているんです。この「抗争」自体が生み出す緊張した平面そのものと、その中でとられる戦略と、行動や作られる作品の運動が面白いんです。

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.@haibaratou いや、ネットの運動性は「アート」として販売したり美術館に飾れるものではなく、今この時点でリアルタイムに享受することが価値そのものであるような独自の価値を持つ、時につまらない種類のアートを凌駕する別種の文化であって、アートとして矮小化する必要はないかなと

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これは名作だったｗ　　http://t.co/evwMQqc

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そうなんですか？　RT:@kimikimi1 一つだけ基準はある。アートか、そうじゃないかだ。あれはアートじゃない。見た人には分かると思う。

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作家のヴォネガットという人が、（あまりメジャーな名前ではないですが）抽象表現画家のシド・ソロモンという人に「よい絵とわるい絵の見わけかた」を訊いて、シドは「その前に百万枚の絵を見ること」と言ったそうです。僕は、まだ見分けることができません。修行がたりません。

藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

.@110sasa 誤解されていませんか……　僕は「アートではない」と言っているんですよ。「アートという言葉がアート業界という意味に矮小化されて使われている今、そんな範疇化はされたくないし、すべきではない」と考えています。

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.@110sasa pixivの現代アートタグをつけられている作品群の話ですよね？

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.@haibaratou アートとネットの異種交配や人材の流動化は……「中の人」は必ずしも別々ではない問題など色々あるのですが、僕も基本的には賛成しています。だからこそ、不用意なやり方でやれば、それが後退してしまうと思うのです。互いに利益が出て納得するやり方でやるべきです。

藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

.@110sasa いや、僕は「アートじゃない」って言ってるじゃないですか……　それは「アートの方に高い価値がある」とも「アートはくだらないものである」という含意もありません。優れた（本物？の）現代アートには価値があるし、今回のpixiv現代アートにもまた別個の価値があるだけ

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.@kimikimi1 梅ラボさんの今回の作品も、カオス*ラウンジの方々の発言に拠ると、「著作権に関する議論を前進させたい」という目的や「震災に応答したい」という「社会的な目的」に拠って作られていると宣言されていますが、それは「表現の意志」とどういう関係なのですか？

藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

.@kimikimi1 主観で思うのは自由ですが、カオス*ラウンジや梅ラボの作品が「アートではない」と同じように主観で思い、「匿名の生産物を盗むのは許せない」と主観で思った他者が存在したということはご理解いただけるのではないかと思います。

藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

正直に言って、これだけの大きな一手をいつでも使えると理解しつつも、ここまで言葉での応答を求めたり、まぁ通報ぐらいはしていたらしいが、表沙汰にして大きな問題になることを避け続けて猶予の時間を与えてきた彼らの紳士的な行為というかな、順序のある報復の段階の秩序は褒めるべきだと思うよ…

藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

.@kimikimi1 いえ、kimikimi1さんのアートの定義だと、pixivの現代アートの方々は、ネットからの簒奪を「アートで訴えようとしている」社会正義の目的を持って「ネットの占拠」というアート活動を、相手の理論を使って行う、非常にコンセプチュアルなアートだと思いますよ

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.@kimikimi1 カオス*ラウンジは、アーキテクチャが自生的に生み出す、作家の内面のない表現を肯定していたはずなので、それが芸術であるなら、集合的にほとんど尻取りみたいに瞬発的に生み出されるあれらの作品に「自発性ではない何か」があるのは芸術としての瑕になるでしょうか

藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

ヴォネガットの本を読んでたけど、ポロックへのエッセイで、彼が山師か詐欺師のように批難され、擁護側が金鉱を見つけたから突き進むべきだと言った両方を紹介しているが、金銭と名声が「内気で無垢」なポロックを鬱にして酒びたりにして自殺のような死に方をした話を書いている。

藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

作家と、キャンパスなり絵の具なりの材料と純粋に戯れている間はよかった、そこで彼の才能も技法も発見された、だが批評家なり政治家なり金銭なり名声なりの第三者、すなわち「社会」が入ることが致命的だったと。教訓「三人は仲たがいのもと」。三人とは、作家と作品と社会。

藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

根拠の不明瞭な作品の大量削除に抗議の意を表して。 http://twitpic.com/5suzoc

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一瞬で消されたどなたかの作品ですが、その抗議の意図と皮肉の精神に感銘を受けたので転載をお許しください。そして僕はまたしばらく沈黙に戻ります。

藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

うおおおおおおお俺も現代アートに駆けつけたいが怒られるので自重

藤田直哉@『ゲームが教える世界の論点』『新海誠論』 @naoya_fujita

うおおおおおお『エスケープ・フロム・ＬＡ』をけなすやつゆるさない　http://t.co/zqDHpyz

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マックスバリュー、しばづけ、金塊、富山県、ワンダースワン、フグ、駄コラ、ノリ、ＣＣＣＰ、安土城、あんころ餅、赤いきつね　がいいです