「原爆投下」をめぐって――米調査報道、AJEドキュメンタリー、日本人ジャーナリストの回想
そんな訳で放射線降下によって人々は死に、実際にプラントが閉鎖したところでは、癌の罹患率も幼児死亡率も下がっている。 我々は、原子力プラントと癌の罹患率の因果関係について沢山の文書を出しています。ここアメリカやドイツ、フランス、イギリスで。 子供たちの健康を守るために。
2011-08-06 22:29:44放射線の影響を最小限に見せる必要性が、間違いなくあった…という事でしょう! この5,10,15年に沢山の原子炉建設予定があり、ウラン採掘に巨額がつぎ込まれていた。ロックフェラーやメロンなど財閥は、石油、ガス、石炭がやがて無くなると信じ、巨大な投資をしてしまっている。
2011-08-06 22:31:10さらに軍部は、まだまだ沢山の爆弾を造りたい。よって世間にこの兵器を受け入れてもらわねばならない。 間違っても「爆弾を投下したら、回り回って放射線降下物があなたの子供を殺しますよ!」なんて言える訳がありませんよ。
2011-08-06 22:32:16S博士の勢いは続きます: “そして殆どの国の政府は、(放射線の影響について、その評価を)誤っていたなどと認めたくない。 そんな事をすれば、沢山の賠償金を支払うはめになる。ネバダの核実験によるユタの事例にあるように。
2011-08-06 22:35:46ユタの犠牲者は訴訟を起こしたが、政府は支払いを拒否した。最終的に議会が『死の灰による被爆者(downwinders)』の訴えを認めたわけだが、今や世界中至る所 'downwinders'だらけだ!
2011-08-06 22:37:40各国の政府にとってこれらをすべて認めるのは大変難しい。彼らは、放射線の影響を100倍も1000倍も低くみていたという事なのだ。
2011-08-06 22:38:12映像は日本の肥田博士に戻ります: 1975年、肥田医師は原爆生存者協会とともに30年見続けてきた被曝者の症状を訴えるため国連に向かった。 (訴えは受け入れられず、証拠を用意するように要請され)日本に戻った肥田医師は、協会の協力を得て一万の被曝者の証言を集めた。
2011-08-06 22:41:0877年には、国連から原爆の犠牲者に関する会議開催の同意を得る。そして、最終的に彼らの証言は、その正当性が認められることとなる。日本政府とEUが公的に認定した死者数は64,000人だったが、肥田医師と被曝者たちは、国連から 『14万人』 との認定を引き出すことに成功したのだ。
2011-08-06 22:43:24日本人は、屈辱的な敗戦という事実を呼び起こすものとして、この出来事自体を忘れたかったから。 そして、より皮肉なことには、認定被曝者数が少なければ少ないほど賠償金を抑える事が出来たのだ。
2011-08-06 22:47:12(……ってこれだけではないだろうと自分は思います。時の政府の判断を正当化するつもりは毛頭ありませんが、もう少し複雑な理由があるように思われます)
2011-08-06 22:48:161945年の最初の原爆投下以降、何千もの核実験が行われ、数千の原子爆弾は実際に待機中である。 安全とはされているが、何百もの核施設が稼働中で、毎日核廃棄物が地中に埋設される。
2011-08-06 22:49:23核活動が原因の癌の公式死者数は百十万人。 ヨーロッパの研究者は、低線量の影響までを含めると死者数は六千万人、言い換えると国連で認める数の60倍だと指摘している。
2011-08-06 22:49:50以上、仏制作ドキュメンタリー “Atomic Wound” http://t.co/n83cenn でした。
2011-08-06 22:57:22この番組で気にかかったのは二点。 Ⅰ原爆投下後の調査に関する部分と、Ⅱなぜ日本が米と結託して被曝者の訴えを受け入れなかったかという部分です。
2011-08-06 23:06:27Ⅰについては、昨年のNHK「封印された原爆報告書」で日米合同機関で行ったとされています。この経緯については、 @nofrillsさんのブログに大変詳しい解説が出ています。 【絶対読んで!】こちらは必読です。まだの方は是非→ http://t.co/augi7NY
2011-08-06 23:09:26Ⅱについては、賠償金の低減は兎も角として、敗戦を忘れたかった等という情緒的な理由ではないと推測します。 武田徹氏の著作「私たちはこうして「原発大国」を選んだ」などに当時の背景がより立体的に描かれているようです(すみません、現在読みかけ…) http://t.co/9AsYxJV
2011-08-06 23:17:29