小嶌不二夫さんがシリコンバレーに来て聞いたこと、感じたこと
アイデアに価値はない。デモとかモノがないとダメ。でも実際に動き出しているスタートアップでも、革新的なアイデアやサービスというものは少ない。スピードだけが差別化要因。
2011-08-08 00:14:28シリコンバレーも根回し、子供の名前知ってるかとか重要。こっちは仕事以外での付き合いが皆無だったりする。根回し根回し根回し。創業者がCEOを変える時とかは当日の会議まで極秘に徹底的に根回し。過半数を押さえて当日宣告。
2011-08-08 00:16:27会社登記するならDelaware、起業法がルーズ、法律での結果が予想しやすい(番審員でなく裁判官が判断)、登記にかかるコストが安い、24時間、250ドル弱で会社登記が可能、書類も1ページで可能
2011-08-08 00:19:08既に日本に会社がある場合、株式交換によってアメリカの会社を本社にすることもできる。ただし証券法、税法上はチェックが必要。
2011-08-08 00:19:48現地法人立ち上げ、とかで海外にオフィス一部屋借りて1〜2人を送り込むとかなりキツイ。めちゃくちゃ寂しい。やるなら共用オフィスがいい。寂しくない。
2011-08-08 00:26:00海外に人を置いた時に担当役員もしくは社長がケアしてあげた方がいい。向こうにいた人は向こうの情報をつかんでくる、でも日本側、受け手側がキャッチできない。「facebookきてますよ→うーん、アメリカ版mixi?今更?」
2011-08-08 00:26:41せっかく現地に人を置いて有益な情報を得ても、担当者が理解できないと、決裁権限を持ってる人がいないともったいない。
2011-08-08 00:26:59逆に意思疎通さえ図れるのであれば開発は日本でも十分。人材のレベルに大きな差はないけど、かかるコストが全然違う。こちらで800万〜1000万必要な人間が日本だと600万で雇えたりする。
2011-08-08 00:27:57現地採用は普通に優秀な人は取れないと思った方がいい・友達経由、知り合い経由になる。日本語を学びたい、日本に興味がある、アニメが好き、漫画が好きという人に偏る。
2011-08-08 00:28:37マーケットの感覚さえあれば日本からでもグローバルなものが作れる。よっぽどなものでなければ日本の技術者でもつくれる。
2011-08-08 00:29:35アメリカでやとった方がいい人は現地で人脈のある人。どっかの企業のことを聞くと必ず知り合いがいる人。こういう人が一人いると強い。コネ社会。
2011-08-08 00:30:08北米はお金を払う力がある。アメーバピグ、ユーザー数だと3〜4割がインドネシアとかフィリピンだけど、課金は6割北米になる。
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