日本ユニセフによる児童ポルノ問題シンポジウムin熊本 基調講演まとめ
- KogaUjisato
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基調講演:子供の命と権利を守るシンポジウムについて。メモを公開します。メモは単語の羅列なのを多少日本語にしているので、ご本人の発言そのままではありません。以下タグは付けません。 #hijitsuzai #camjp
2011-08-10 14:58:09日本ユニセフでは大体年間180数億円の募金を頂戴している。155億くらいユニセフに送金している。世界でも群を抜いた一番の民間募金。日本の募金がこけると世界の支援がこけるという状態。ドイツが2番で、アメリカ3番。
2011-08-10 14:58:16児童ポルノから子どもを守るとはどういうところに依拠しているのか。権利条約、命を守り、成長する、そして発言する権利、搾取・暴力から守られる権利。日本で取り残されている問題は、虐待そして性的搾取。そういうものから守られる権利が一番遅れている分野。
2011-08-10 14:58:24国連の児童の権利条約では一般条約の条文以外で付帯的な条項をつけている。特に性的搾取、ポルノという問題を別に規定し、これを守るようにといっている。
2011-08-10 14:58:30特に児童ポルノから日本の子供が守られるように活動している。日本の現状というのがどれくらいひどいか、児童ポルノというのがネット上で氾濫しているか、心に刻んでおかえりいただきたい。
2011-08-10 14:58:36最初に国会にお願いして児童ポルノ法を作っていただいたのは1999年。この段階では児童ポルノは存在していたが、それは本屋の片隅にあるような非常にまだ伝搬力の弱い時代でした。したがって販売提供目的の所持というものが規制は文言に入っている。
2011-08-10 14:58:42その後のネット社会の出現というものが非常に速いスピードで出現した。これは最初の法律ではカバーできなくなった。2004に改定したにも関わらず、法定刑を重くするとかだった。
2011-08-10 14:59:06インターネットは利便性のある。すばらしいもの。実際にアメリカのNGOのジョディーウィリアムス。禁止条約というのをつくるのをネットを利用して成功された。いつでもどこからでもみられるというもの。コレを裏返すと子供たちの大変搾取的な映像がいついかなるときも流れていくという裏腹な問題。
2011-08-10 14:59:19みなさまがたに親御さんとして注意をなさったらいいと思うのは、子供さんの携帯電話について。確かに、いつでも連絡できる。部活で遅くなるとき連絡できる。身近で便利なものと考えている方がほとんどだと思う。
2011-08-10 14:59:26インターネットを使った携帯電話の機能というのは想像以上に広範にわたり、危険。ほとんどの親御が機能を知らない。私を含めて。でも子供は友達同士で教えあい、習熟していく、そういうことに優れている。ですからほとんどの機能を使える。
2011-08-10 14:59:33ゲーム、チャット、プロフ紹介、写真も出す。そういうところに、子供を搾取しよう子供のセックス的な侵害をしようという大人が子供のふりをして侵入してくる。非常に危険です。なんとかしてこれを止める必要があります。
2011-08-10 14:59:45それだけでは予防できない部分が多い。私の願望としては、学校とPTAが話しあって、学校に携帯電話を持ち込まない。ないしふだんでも使わない。家庭で部屋にこもって携帯をいじっている子供が多いんだけど、なんとか垣根をとってほしい。
2011-08-10 15:00:13自分の子供が児童ポルノの危険にさらされているということを認識。熊本でも本年に入って倍近い。県警とかが頑張った成果でもある。増えたと行ってもこの数字は本当に氷山の一角です。
2011-08-10 15:00:20最近ネットニュースになりました。shareというもの。ファイル共有ソフト。どのくらいのパソコンで使われているかという調査結果がでた。それによると、10万人。
2011-08-10 15:00:40そのうち2割がパソコンで児童ポルノの交換ないし販売をしているということが明らかになっている。(cf:http://t.co/SvT6GXs)
2011-08-10 15:00:47shareはまだマイナーなソフトウェアで、ウィニーというのが聞いたことおありだとおもいます。これは非常に大きなシステムで利用者50万人。50万人の2割が児童ポルノの交換等に使われているという推量ができる。たいへん大きな流通量になるということが言える。
2011-08-10 15:01:03ファイル共有・交換システム。なぜそれほど有害か、これ交換するためには、オリジナルな画像をとらないといけない。これがないと、いい画像ファイルと交換できない。どうしてもそういうものを使う人は新しい子供の裸の写真をとりたいという彼らにとっての必要性に駆られる。
2011-08-10 15:01:19最初は子供を装ってアプローチする場合が多いんですけど、私のもおくるからあなたのもおくれというアプローチからだんだんに脅迫に変わる。ですから、ネット社会というのがいかに怖いものかということをよくキモに銘じて、ご理解いただきたい。
2011-08-10 15:01:27ネットの先は世界中につながっている。一旦ネットに取り込まれてファイル共有ソフトに入ってしまう。そういう人のコンピューターにいわゆるスパイウェアが入り込むと本人が知らないうちにアップしてしまう。ファイルを持っているだけで非常な危険を招く。
2011-08-10 15:01:37昨年の例。一枚の画像が世界に流出して10ヶ月の間に40万回ダウンロードされた。そのくらい伝搬力が強く搾取の度合い、子供が生涯にわたって私の写真が世界中で見られている。自分の裸が見られている。恐れ心配がほんとに一生残る。
2011-08-10 15:01:59一旦ネットに流れたものは絶対にきえません。ブロッキングが最近できた。民間協力して4月からそういう悪意のあるネット上のコンテンツをブロッキングしましょうということがきまりました。活動はしているんですが、これで消せるのは全くの氷山の一角です。
2011-08-10 15:02:09