フランスの怒りと嘆き。米豪から大使召還 潜水艦契約破棄めぐり

Tsuyoshi Goroku @t_gordau

実はここからがフランスが試されるところ。どう落とし前をつけるか。 twitter.com/t_gordau/statu…

Tsuyoshi Goroku @t_gordau

ルドリアン大使召還声明。短いのだが、最後の一文が気になる（煽りすぎ？）：今回の決定は同盟・友好国間では受け入れられないものであり、これは我々の同盟、パートナー、欧州にとってのインド太平洋の重要性という考えに影響を与える。diplomatie.gouv.fr/fr/dossiers-pa…

2021-09-18 06:01:34

Kazuto Suzuki @KS_1013

フランスは駐米、駐豪大使を召還。なかなかフランスの怒りは静まりそうにもない。 twitter.com/JonLemire/stat…

Jonathan Lemire @JonLemire

PARIS (AP) — France recalls its ambassadors to the U.S. and Australia in submarine deal backlash, French foreign minister says.

2021-09-18 04:41:17

Kazuto Suzuki @KS_1013

ルドリアン仏外相が出した、駐米、駐豪大使の召還に関する声明。 diplomatie.gouv.fr/en/country-fil…

Mohammed Soliman @ThisIsSoliman

How it started How it’s going pic.twitter.com/i7x5G7OU7P

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Kazuto Suzuki @KS_1013

ある意味、国交断絶一歩手前という段階。そこまでフランスが怒ることは米豪も想定していただろうが、それでもフランスとの契約破棄に踏み切ったのは、それだけ中国の脅威を強く感じたからか、それともフランスを舐めていたのか。 #NewsPicks npx.me/W4wi/d8Mk?from…

東野篤子　Atsuko Higashino @AtsukoHigashino

フランス、原子力潜水艦の件で、駐米・駐豪大使の召還を決定。 こじれてきましたね… politico.eu/article/france…

Tetsuo Kotani/小谷哲男 @tetsuo_kotani

涙なしでは読めない豪州議会のコリンズ級潜水艦プログラムの欠陥に関する報告書。既存の技術ではなく独自性を追求したデザインの段階で失敗は決定的で、その後の調達にも悪影響と。しかし独自性の追求は仏との契約でも続き、結局破談。aph.gov.au/About_Parliame…

Kazuto Suzuki @KS_1013

昨年末からのフランスと豪州の首脳級、外相級の会合のクロノロジー連ツイ。今年の6月にマクロン大統領がモリソン首相に潜水艦を原潜にするつもりはないのかと聞いたがモリソンははぐらかしたというあたりが興味深い。8月30日まで米英との交渉を全く感づかせなかった豪州の保秘能力はすごいな。 twitter.com/RymMomtaz/stat…

Rym Momtaz ريم ممتاز @RymMomtaz

From a high-level FR diplo: TIMELINE OF FR/AUS contacts: FR-AUS contacts timeline (FR-US timeline below)  Fall 2020/Spring 2021 - discussions with Australians about timing and price - at no point was it raised that Australia was thinking about shifting to nuclear-propelled. 1/5

2021-09-18 02:07:38

Mie OBA/大庭三枝 @Mie_Oba

こんな形でインド太平洋に関わる国々の間に亀裂が入るとは。豪の仏潜水艦導入は、日本からの導入案と競合の結果された経緯があるが、それを反故してまでのこの決定、根回し不足だったか。決定仏、駐米・駐豪の2大使召還　豪の潜水艦計画変更に抗議　：日本経済新聞 nikkei.com/article/DGXZQO…

Yuichi Hosoya　細谷雄一 @Yuichi_Hosoya

@Mie_Oba 2016年の契約成立の時点で、仏潜水艦は日本産と比較して、静粛性など技術的に不利でありながらも、豪の地方経済への利益があると経済的理由から合意しながら、その後の中国の脅威増大で方針を転換しました。仏から見ると経済的利益の喪失と同盟の信頼と、ともに失われた怒りですよね。

Mie OBA/大庭三枝 @Mie_Oba

原潜の技術供与はかなり大きな決定。フランスが激怒するとわかってて米豪が踏み切ったのには、単にバイデン政権の対中を睨んだ焦り、とかだけではなくて、他にも理由ありそう。経済安保絡みの約束とか。

Yuichi Hosoya　細谷雄一 @Yuichi_Hosoya

@Mie_Oba おそらく従来のANZUSから新しい米国との包括的な安保協力にアップデートしたい豪と、装備調達の市場で豪を仏に譲りたくない米と、それを仲介した英という構図っぽいですよね。

中山 俊宏 🖋 Toshihiro Nakayama @tnak0214

バイデン政権、外交のプロが帰ってきたとの前評判だったが、なんだこの危なっかしさは？仏は静かに怒ろうとしているのではなく、声高に怒っていることを示そうとしている。仏にも色々な算段があるだろうが、とりあえずいまは怒っていることを内外に明示。 twitter.com/franceintheus/…

French Embassy U.S. @franceintheus

At request of @EmmanuelMacron, @Ph_Etienne & his colleague appointed in Canberra are being recalled to Paris for consultations. This reflects exceptional seriousness of announcements made on Sept 15 that constitute unacceptable behavior for allies/partners diplomatie.gouv.fr/en/country-fil…

2021-09-18 05:33:39

中山 俊宏 🖋 Toshihiro Nakayama @tnak0214

‘exceptional seriousness’は外交用語では最上級クラスの表現だろう。

Michito Tsuruoka / 鶴岡路人 @MichitoTsuruoka

AUKUSへの抗議で仏は駐米・豪大使召喚。新たな合意を「将来の原潜に関する協力の検討の開始」と表現していることに注目。ただ、これ以上事態をエスカレートすることは仏の利益にもならず、心配。大使たちは、当日まで気付かなかったことの弁明もさせられるのでしょう。 diplomatie.gouv.fr/en/country-fil…

Michito Tsuruoka / 鶴岡路人 @MichitoTsuruoka

「当日まで気付きませんでした」はやはり都合が悪い（格好悪い）。仏の情報収集力が問われ、逆に米英豪の情報管理能力は証明される結果に。ただ、完全な不意打ちで恥をかかされたという話（事前通報・協議があれば満足だったのか）と、AUKUSの中身が有する意味の議論は分けて考えなければなりません。

Michito Tsuruoka / 鶴岡路人 @MichitoTsuruoka

AUKUSについて、仏が「裏切りだ！」と猛烈な反発をするのは、それが単なる潜水艦契約の話（商契約の破棄）ではなく、自らを排除する「新たな同盟」が秘密裏に形成されたから。同盟国間であってはならないこと、というのはこれを指し、商契約の世界の話ではありません。 twitter.com/michitotsuruok…

Michito Tsuruoka / 鶴岡路人 @MichitoTsuruoka

そして、ホワイトハウスの背景ブリーフィングで米政府高官曰く、「これは、何世代にもわたって豪州を米英に結びつける根本的、いいか根本的だぞ、な決定だと強調したい」ーー単なる潜水艦契約ではないぞ、ということです。 whitehouse.gov/briefing-room/… pic.twitter.com/rvgDvGXHCk

2021-09-17 13:32:17

篠田英朗 Hideaki SHINODA @ShinodaHideaki

この問題を「根回し」「調整」不足の問題として結論づけようとする日本人が多いですが、霞が関ボケではないかと思う。「世界の全ての問題は『根回し』の不足によって起こっている」、という日本人の根拠のない固い信念こそが、国際政治を読み解くカギだ、ということを証明する先行研究は乏しいですよ。 twitter.com/MichitoTsuruok…

Michito Tsuruoka / 鶴岡路人 @MichitoTsuruoka

@ShinodaHideaki まさにそうです。もちろん、米豪がもうちょっと上手にハンドリングしていれば、表面的な反発は抑えられたと思いますが、問題はより本質的で、いくら根回ししても乗り越えられないものは乗り越えられないわけですね。

Mie OBA/大庭三枝 @Mie_Oba

@Yuichi_Hosoya それと、対中関係悪化は、豪の地方政府とか業界団体からの突き上げもあるようなんですよね。仏原潜が地方経済への恩恵を念頭に置いていたとしたら、それも無くなったわけで、豪国内政治が気になります。

nobu akiyama @nobu_akiyama

@Mie_Oba @Yuichi_Hosoya 豪州はアデレード経済救済の目的で当地での建造を志向していましたが、当の造船業界は潜水艦の造船技術がないということで、日本がこの案件でリードしていた時から安保上のスペックの要求と技術力のギャップが懸念材料で、仏が取った時にできない約束すべきでないという意見もありましたね。

Mie OBA/大庭三枝 @Mie_Oba

@nobu_akiyama @Yuichi_Hosoya もしかすると、この懸念材料に本当に対応せねばならないタイミングで米原潜の話しに乗ったのかもしれないですね。しかしこれはフランスが怒るのは無理ないな。利益とメンツと両方潰された

nobu akiyama @nobu_akiyama

@Mie_Oba @Yuichi_Hosoya そして地元からすれば…AFRの記事によると、潜水艦は米国で建造され、アデレードはその代わりに本来パースに移転するはずだった旧式のコリンズ級のメンテが充てられるということなのでがっかりでしょうね。でも、国内で建造するという話も全く可能性がないわけではないという話もあるようで、錯綜中？

nobu akiyama @nobu_akiyama

@Yuichi_Hosoya @Mie_Oba しかも、南オーストラリア州はウラン鉱山があって、一時期には、日本の使用済み燃料を受け入れたら儲かるのかな、なんて話も合ったくらいなので、付加価値の高い濃縮をやりたい＝燃料の装荷業務誘致、なんて話も出てきたりして、とか可能性としてはありますよね。実態はわかりませんが。