元草津町議員・新井祥子氏がリコール無効裁判で敗訴確定、騒動時の『セカンドレイプの町』ツイートの数々を振り返る

草津について「セカンドレイプ」と言及しているアカウントを見ていくと、北原みのり氏による「Aera dot.」の記事と、選挙ウォッチャーちだい氏による「ハーバー・ビジネス・オンライン」の記事が、よく引用されていたことに気づく。

これらの記事は「ミソジニー（女性蔑視）」という観点で、本騒動について触れている内容だ。

全国フェミニスト議員連盟も、草津町議会に抗議をしていたようなのだが……。

また、全国フェミニスト議員連盟も草津町議会に抗議の文書を送っていたようだ。この抗議に対して、草津町議会はしっかりと見解を回答しているのだが……。

なぜか、回答を受け取ったにも関わらず、全国フェミニスト議員連盟はその回答をサイトには載せてはいない。

意図的であるならばフェアではなく、意図的でないならば「管理が雑」と言わざるを得ない。

また、草津町議会から逆に問われた「新井氏の告白が事実であることを前提として今回の抗議文を提出された貴会のご見解を、是非お示し頂きたく存じます」という質問に、全国フェミニスト議員連盟は何も見解を示していない。

下記の2つのリンクを見比べて見ることで、不可解な点が明確に分かるだろう。

現在、新井祥子氏は名誉毀損だとして「刑事告発」および「民事訴訟」を受けている。

なお、セカンドレイプ以前に……。

そもそも、新井祥子氏は「レイプ」の被害を、刑事告発でも民事訴訟でも訴えていない。

彼女は書籍『草津温泉 漆黒の闇』5巻のインタビューにて、自身が性被害を受けたと明かしているのだが……。

現在は逆に、黒岩信忠町長から「名誉毀損」であるとして、彼女は刑事告発と民事訴訟を受けている。

真相は、裁判を通して明らかになるだろう。

差別や人権に関わる団体や人々が、不確定な情報を元に「セカンドレイプ」と喧伝して、まるで犯罪者集団かのように町の風評被害を流すことに躊躇がない。

確認した限り、草津のリコール騒動を「セカンドレイプ」と言及していた人々は、今回のリコール無効の訴訟が棄却された裁判に関しては言及せず、釈明もしていないようだ。

差別や人権に反対する人々が「地域差別」に繋がりかねないことを平然で行なってしまう実態に、私は背筋が凍るような恐ろしさを感じてしまう。

地域の風評被害を垂れ流し、言いっ放しのまま、何の責任も取らず、釈明もせず。

本当にそれでいいのだろうか。

神崎ゆき　2021年11月24日
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