ライスのアニメ感想:#116 輪るピングドラム(10)
- terry_rice88
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輪るピングドラム#10「だって好きだから」 今回からBD/DVD4巻収録内容。そして、前人未到の内容がいよいよここから始まります。今までは小説版で内容を先取りできてましたが、それもなくなりましたから本当に先が読めない展開が待っていそうです。
2011-09-17 11:29:02さて、9話までの内容を踏まえた上で本格的に動き出す夏芽真砂子。そして揺さぶりをかけられる冠葉と晶馬、運命日記を完全に奪われてしまった苹果。しかしそれでも行動が読めない陽毬。そしてそこに表れる第二の生存戦略、プロジェクトM。話は抉り出されるように動き始める。
2011-09-17 11:34:01苹果を身を挺し守り、車に轢かれた晶馬が動けないのはともかくとして守られた本人がかなりしおらしくなってるのが印象的でした。苹果のプロジェクトMや桃果の運命を守るわけでなく、ただただ「苹果」を庇ったというのがやはり重要なのだと。実際、今回で「桃果」は全て奪われてしまったわけで。
2011-09-17 11:38:42これから苹果は自分の力で「運命」を歩まなければいけなくなった。何事も自分で考えて、解決しなけばならない。ただその前には「苹果」という個性はあまりにも脆弱なのかも。今まで「運命」をあのノートに託してたわけだから。彼女の運命はどっちだ。ノートを奪われた彼女の行動は今後も注目です。
2011-09-17 11:43:11けれど、今回は前回の予告の声が冠葉だったように、冠葉がメインだったかなあという印象かなあ。やっぱり同じように動けない晶馬をダシに使われた感じ。オルゴール曲とノイズミュージックになった「遠き山に日はおちて」に導かれて、冠葉の過去を抉るような話だったんじゃないかなと思います。
2011-09-17 11:50:50その前段階として、病院の食堂での陽毬と冠葉の会話があった感じかなあ。そこでの陽毬の行動そのものが冠葉の過去を引き摺りそうとする行動になっているのはプリンセス・オブ・クリスタルの成せる業なのかといったところか。すぐそのあと真砂子によって、開いた傷口に塩を塗りこまれる感じが痛々しい。
2011-09-17 11:54:41しかし、今回のエピソードを見てる限り、冠葉はかなり屈折した感情を持っているんじゃないのかなあと勘繰ってしまう。陽毬との会話でつらつら列挙したいわゆる女性から貰う「想いが重い」プレゼントって多分経験済みの体験なんだろうと言う気がします。と言う事を考えると、逆説的に女性が苦手なのかも
2011-09-17 11:59:37いや実際にモテるんだろうけども、生々しい関係にはどの彼女にも至ってなさそうな感じ。深い関係になりたくないから、とっかえひっかえ女性を変えてるんじゃないかなあという想像も出来るかなあ。でまあ。冠葉のいわゆる「生存戦略」したい矛先というのは1話の通りだとすれば、陽毬なわけだし。
2011-09-17 12:02:52高倉兄妹たちの子供時代の過去がほとんど明らかになっていないので、憶測にしかならないけど、下手したら冠葉と真砂子は同級生か幼馴染だった可能性が会って、冠葉のそういった習性を決定付けた原因なのかもしれない。つまり「想いの重い」プレゼントは全て真砂子が送ったものであると。
2011-09-17 12:05:43それに恐怖した冠葉が純真な妹へと感情が向かってしまったというような感じなのかもしれません。だからまあ今回のキスも捕まえたと言わんばかりのキスだったとも言えそうかなあ。いわゆる愛が「重い」キャラで他の彼女を排除しかかろうともするっていうアブないキャラでもあると。
2011-09-17 12:08:41ただまあ、そこら辺の関係性にどこまで真実が含まれているのかどうかと言うのは怪しいところ。真砂子も真砂子で近親相姦のケがプロジェクトM(=夏芽マリオのM)が明らかになったことで判明したとも言えそうで。冠葉との関係もそういったこと含みであるとすれば、ちょっと真意は分からないかなあと。
2011-09-17 12:11:14ただマリオもあの格好をしているわけだから、一度死んでると解釈するとやっぱり何か見えてきそうな感じでもあるかなあ。やっぱり鍵になってきそうなのはこどもブロイラーとOPのアンプルと95ってキーワードかなあ・・・・。
2011-09-17 12:14:03うーん、思いつくだけでも宗教、毒物、薬害みたいなのがぱっと思いつくけども、どうなんでしょう。桃果の死んだ原因もイマイチはっきりとしませんし。とにかくこの作品を解く鍵はどうも過去の出来事に詰まっていそう。前回の陽毬が疎まれた原因とかも、そこら辺なんだろうなあ。
2011-09-17 12:18:15もし95と言う数字が1995年の事だとしたら、前後年含めて、カオスな出来事が次々発生している時代でもあるから、その時代のエピソードが現代へと繋がる根として、はびこっているって言う事なのかもしれません。まだまだなんともいえないのがもどかしい所ですけども。
2011-09-17 12:21:19ただまあもしかしたら陽毬やマリオなどは純粋培養で育てられた免疫力の低い人間として生まれた可能性もありそう。陽毬が病弱なのとかとこどもブロイラーってワードがくっつきそうでもありますし。もしかしたら何かの投薬実験されていたのかもと言うことも考えられます。
2011-09-17 12:23:43夏芽家はあからさまに大富豪の家っぽいので元凶なのかもしれません。あとはピングループとピングフォースの存在。ピングループなんかは作中世界のどこにも存在してる多角的企業みたいですし、そこら辺も何か怪しいかなあとも。そういった点ではKIGAも同じように不穏な存在ではあるか。
2011-09-17 12:26:09ただ国会議事堂とかも出ちゃってるからそこら辺の関連もあるのかなあ、よく分からないけども。だからピングループとKIGAの関連性を考えると高倉家という家族の存在が途端にあやふやな存在になりそうで、架空の家族なのかもと思ったのは前回の感想の通りで。謎が謎を呼び、憶測が広がります。
2011-09-17 12:30:03けれど今回、「遠き山に日はおちて」(下校のメロディとして使われていた)があのように使われたことからも、傷跡は冠葉たち兄妹の小学校、中学校時代に何かあったのは間違いないでしょうね。その過去にどんな真実が潜んでいるのか。今後の展開に注目していく必要がありそうです。
2011-09-17 12:34:39しかしまあ夏芽真砂子さん、やりたい放題やらかして、去っていった印象だなあ。得体の知れなさがすごい感じに。ただまあ彼女は彼女の行動理念に基づいて動いているっぽいので、今後、高倉兄妹の敵となるのか味方となるのか、そういったところでも要注目ですねえ。
2011-09-17 12:40:22まあ、予想は外れるものと思って語ってますから、現時点で考えられることを言ってみました。当たってたらいいなのレベルですので悪しからず。でも、ちらほら見えるキーワードを見ていくとやっぱり不穏なものを感じますねえ。
2011-09-17 12:42:54はたしてどうなるのか。混迷する展開の先に待ち受けているものは一体。と言った所で、今回はここまで。それではまた次回です。ありがとうございました。
2011-09-17 12:44:04