放射性セシウム摂取の閾値の検討資料としてSAGEプロジェクト
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@parasite2006 ただ、ネステレンコ教授は、ベラルド研究所として子ども達を診察することができなかったんです。 医療行為をしてはならないと、政府から禁止を受けていたので。WBCで測ることすら、違法だと政府から訴えられました。(続き
2011-10-16 16:01:37@parasite2006 それを、「WBCは物理的な計測だから医療行為にはあたらない」と訴えを退け、勝ち取っています。そういう経緯もあるせいで、ベラルド研究所の報告には、健康状態の記録が欠けてしまっているみたいです。とても残念ですね。
2011-10-16 16:03:42@leaf_parsley これはひどい。医療行為をしてはいけないと言われて、一番大事な健康への影響の評価ができないようにされるとは。
2011-10-16 16:15:05@parasite2006 ネステレンコ教授が物理学者で、医者ではなかったものですから、、、というか、相当妨害を受けていたような記述があります。ベラルド研究所が民間団体であるということそのものが、ロシアの特殊事情だったんでしょうね。
2011-10-16 16:21:27@leaf_parsley 2005年のSAGEプロジェクト最終報告書http://t.co/cr9MOu2O の最後のパネルディスカッション(p.99)で、ネステレンコ教授は「ベラルーシの最も汚染のひどい地域ではこどもの80%の心臓に問題があるが(続く)
2011-10-16 16:22:17@leaf_parsley(続く)ペクチンを1カ月与えると50%が回復」と報告。これはバンダジェフスキーの夫人で小児科医のガリーナ・バンダジェフスカヤの仕事だとも言っていますから、医師の助力を得るためには主張が多少違ってもけんか別れというわけにいかなかったのでしょう。
2011-10-16 16:27:58@parasite2006 どうなんでしょうかね?現在の副所長のバベンコ教授はもともと医者なんですよ。すべての移動車両に医者を乗せられなかったんだと思ってました。 彼がここでペクチンを与えることで症状が好転と言っているのは、ヴィタミン効果を強調してると思います。
2011-10-16 16:30:29@leaf_parsley @parasite2006 実際、あの実験ではそうだったんじゃないかなって自分も思います。
2011-10-16 16:32:07@leaf_parsley 最も汚染がひどい地域というのは農村地帯で食糧は自給が基本と聞いていますが、栄養状態自体もいいとはいえないとすれば、実際にはペクチン製剤に添加されたビタミンが役立っていた可能性が十分考えられますね。
2011-10-16 16:36:26@parasite2006 このあいだご紹介くださったIRSNの一連の実験の中にはラットに慢性的なセシウム蓄積を起こしてみる実験が入っているんですが、その中にヴィタミンDが欠乏してしまうという知見が得られてるのがあるんです。http://t.co/gkYLoEiP
2011-10-16 16:37:53@leaf_parsley @parasite2006 この実験はhttp://t.co/QlNErQryとセットでして、ディスカッションの中で、心臓へのセシウムの影響は、甲状せん異常からの起因ではないかと推論しています。
2011-10-16 16:39:48@leaf_parsley @parasite2006 同時に、ビタミンDの(137)CS(3)代謝、骨の恒常性に不可欠なホルモンである、ビタミンD3の代謝へのセシウム137慢性被曝の生物学的影響を調査していて、影響がみられています。
2011-10-16 16:41:07@leaf_parsley @parasite2006 ですからペクチン実験でも、慢性的なセシウムの蓄積で減っていたビタミンを補ったことで症状が緩和されたと、推測できるかもしれないと思っていました。
2011-10-16 16:42:32@leaf_parsley @parasite2006 このあたりの議論についてはhttp://t.co/Z5nNuFVoで 考察をいただいています。
2011-10-16 16:50:34@leaf_parsley こちらhttp://t.co/BvzIcNsQ がビタペクトの組成表ですが、ビタミンとして入っているのはβカロテン(ビタミンA)、B2, B6, B12, C, Eと葉酸、あとミネラルとしてカリウム、亜鉛、セレン
2011-10-16 17:19:16@parasite2006 あ、Dはいってないんですね、、、、、仮定が崩れちゃいました、、、ご指摘ありがとうございます
2011-10-16 17:25:59@leaf_parsley 甲状腺の機能異常が心臓疾患の実際の原因だったとすると、甲状腺への影響が見られなくなるころから減って来てもおかしくありませんね。このブログ記事http://t.co/72rY9Dsr の一番最後にあるベラルーシの小児甲状腺癌の発生率のグラフを見ると(続)
2011-10-16 17:30:13@leaf_parsley (続き)事故4年後から顕著に増加し、事故後9年後の1995年にピークを迎えた後、事故16年後の2002年には事故以前の状態に戻っています。2001年夏(6-7月)にはピーク時の1/10程度まで低下している勘定。甲状腺起因の現象ならかなり見にくくなるはず
2011-10-16 17:37:35@leaf_parsley これでセシウムの心臓への影響も、アップルペクチンのセシウム排出効果も、何を見ていたのかがはっきりしたと思います。議論していただき本当に有難うございました。
2011-10-16 17:42:49@parasite2006 こちらこそありがとうございました。(ただし、現状、推論の線なので、、、、 あくまで、IRSN待ちかなと、、、)
2011-10-16 17:44:46そうですね。あまり知られていないプロジェクトのようですが、意味は大きい。4年計画の半分が過ぎたことだし、ここらで1度中間報告くらい考えてほしいものです。RT @leaf_parsley あくまで、IRSN待ちかなと
2011-10-16 17:46:38