どうする!? どうなる? 都条例―非実在青少年とケータイ規制を考える イベント実況
宮台教授「ありうる理解として「社会的意思表示論」。代替的な意思表示の手段は無いのか、副作用は無いのかに問題。しかし代替的なものはある。質問回答集5、これまでの取組みを書かれている。これで十分。不十分だという証拠は一切ない」
2010-05-17 21:00:13既存条例での対策が不十分だったとはいえない。そもそも175条がおかしく、ゾーニングのみであるべき。表現規制ではなく社会的文脈の制御だけが合理的だとの宮台さんの見解。 [スキマの中]
2010-05-17 21:01:13宮台教授「危険な副作用は、やはり運用の恣意性にある。また、表現規制は市民による検証を困難にする」
2010-05-17 21:01:21宮台真司氏。社会学の観点から。子供のレイプ被害者は激減している。誤解していると言う段階で条文としてだめ。非現実青少年規制は人権内在説を踏まえると意味不明。表現規制は次善の策で行政的怠慢。社会的意思表示としても副作用が大きすぎる。運用の恣意性。何が規制されたかの検証を阻害する。
2010-05-17 21:01:49宮台「猥褻感情を含めて多様化している。規制は出来ない。不意打ちを防ぐ方向、ゾーニングに向かうべき。何が表現規制されたか、表現規制されたあとでは検証すら出来ない」 #hijitsuzai
2010-05-17 21:02:01宮台「日本の表現は、子どもに見える事が売りです。アニメを売り込もうとしている東京都は非見識を露呈している」 #hijitsuzai
2010-05-17 21:02:54宮台:刑法175条(猥褻規制のことね)を撤廃し表現規制を止めてゾーニングにしろと主張してきた。いきなり性的なもんを持ち込まれるのを不快とするのは妥当だ。それは幸福追求権で考えるべき。だから、ゾーニングでコントロールして行くべき。
2010-05-17 21:03:02宮台:ジャパニーズポップカルチャーの表現は、設定は成人だが子供にしか見えないというのが、日本のマンガ・アニメ表現の真髄。これを否定することは日本的表現の否定。
2010-05-17 21:03:14宮台教授「子供に見えるキャラクターが日本の漫画・アニメの売り。設定にかかわらず子供に見えてアウトなら漫画・アニメへの死の宣告。設定を問うのなら「明らかに成人がコスプレ」と断れば済むのでナンセンス。いずれにせよおかしい」
2010-05-17 21:03:58宮台「子どもを守りたいのは誰でも一緒。だからこそ、理性的に議論しないといけない。悪影響論も、意思表示論も、支持出来ない。いきなり行政が出てくるのもおかしい。雨漏りの酷い家に行政はバケツを提供しているようなもの。社会をしっかりさせるのが先」 #hijitsuzai
2010-05-17 21:05:11宮台教授「子供を守るのが良いというのは当然(誰でも賛成する)。しかしメディア規制には疑問。何をしようとしているのかよく判らない。行政の関与が良いのか」
2010-05-17 21:05:58宮台:「子供を守りたい」のは誰もが同じだが、官僚の利権は「良さげな目的に隠れた不合理な手段」にこそ宿るものだ。雨漏りがするからといってバケツを提供するのは妥当だろうか? 屋根を修理することが大事。メディアの善悪についてコミュニケートするのが市民社会の本義だろう。
2010-05-17 21:06:00宮台「現実より表現が逸脱しているのは、当然の事。現実の枠を超えた表現を、行政が規制するのは、言わば社会の他殺である。逸脱した部分は規制するのでは無く、みんな議論しないといけない」 #hijitsuzai
2010-05-17 21:06:32宮台:現実ではない架空の表現に「逸脱」が目立つのは社会の常態であろう。現実を超えた「表現」を行政が封殺するのは社会の自立を否定する行為だ。
2010-05-17 21:06:38宮台教授「一般にいろいろな表現が転がっているというのが「これどうなんだろう?」という議論のチャンス。これを行政が規制するのは、どういう社会を営みたいのか考えるチャンスを捨てること」
2010-05-17 21:06:43宮台氏続き。日本のポップカルチャーの特性がそがれる。子供を守りたいのは誰もが同じ。雨漏りにはバケツでなく屋根を直すべき。表現の逸脱を封殺するのは社会の自立の自殺。行政官僚は誰も呼んでない。
2010-05-17 21:06:55