プロが語る地図作成のうんちく

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はぎわら ふぐ @hugujo

地図作成のうんちくです。等高線って実はこんなふう。いくら現実と正確に一致していても、地図の場合、利用者が迅速に読み取れないものを作っては意味がないのです。 http://t.co/VSouwSFS

2011-12-11 16:02:56
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佐藤創一(故障中) @sdfman

@hugujo 縮尺とかあるとは思うんですが、これは極端な例ですか?

2011-12-11 16:03:50
はぎわら ふぐ @hugujo

線の丸め方は縮尺に応じます。たとえば2万5000分の1地図を縮小コピーで半分のサイズ(5万分の1地図相当)にすると、そのままではとても読めないでしょう。なので、その縮尺に応じて、線を丸めます。@sdfman

2011-12-11 16:05:44
佐藤創一(故障中) @sdfman

@hugujo ありがとうございます。現物を見た方が理解しやすそうですね。ちょっと探してみます

2011-12-11 16:09:24
はぎわら ふぐ @hugujo

お暇な方は、同じ地域の国土地理院地形図1:25,000図の50%縮小コピーと、1:50,000図を重ねてみると面白いですよ。

2011-12-11 16:09:58
はぎわら ふぐ @hugujo

ちなみに、私には等高線を決定する能力はありません。その能力を持つには専門的な教育を受ける必要があります。私は専門家の方が制作した原図をトレースします。

2011-12-11 16:10:16
はぎわら ふぐ @hugujo

@sdfman いつもツイートを拝見しています。私は牛乳が大好きで、夏場なんて毎日1リットルくらい飲んじゃいます。@sdfman さまのような酪農の現場の皆さんにいつも感謝してます。

2011-12-11 16:11:58
はぎわら ふぐ @hugujo

製図屋さんは元の原稿の情報の妥当性にある程度口を出します。ただし思想的なものに関わる部分までは口を出さない。その仕事の思想に納得できない場合は、ワタクシ(と私の会社)は、仕事を断ります。

2011-12-12 07:27:57
はぎわら ふぐ @hugujo

(早川センセの仕事じゃありませんが)元の原稿の情報の妥当性に口を出した結果、その原稿がボツ、ないしは書き換えになることもありました。多くは資料の読み間違え、もしくはパクリ。

2011-12-12 07:30:59
はぎわら ふぐ @hugujo

インターネットの普及が今ほど進んでいなかった頃の雑誌記事やコラムには、海外メディアの原稿をまるごとパクったものが結構よくありました。(今もあるだろうけど、バレやすくなったと思う)

2011-12-12 07:32:34
はぎわら ふぐ @hugujo

(同じような技法を自分も使います。植生分布を地図のバックグラウンドに落とし込むときとか。コンピュータのおかげでそゆー事が簡単にできるようになった)

2011-12-12 07:34:26
はぎわら ふぐ @hugujo

(ただ、そのような処理だけの情報は、バックグラウンドに使う程度にしか重みを持ってくれない。人に読んで貰うのはなかなか難しい)

2011-12-12 07:36:22