主観から客観へ変化するコンター
((閑話休題))地形図で読む防災 十勝平野の防風林。針葉樹林記号が整列している。地理院地図ではここ。 http://t.co/Elidm4iw0k 空中写真のアーカイブは重要。 http://t.co/Izy1M3R6wd
2014-02-24 13:35:30@chizulabo 初めて平板測量を習ったとき「測点はただの目印だ。点にとらわれずお前が読んだ地形を描け」と言われて「そんないきなり言われても無理ですわ><」と思ったのを思い出しました。
2014-02-25 09:53:48@adonis_fish @chizulabo 天気図の等圧/等高線も似てますね。気圧の等値線を描くんじゃない、風の流れを読んで描けと言われて(>_<)ってなりました。
2014-02-25 10:07:15@kobiwa_net そうですねー。ただ感覚的には天気図のほうが引きやすいような…流体は比較的素直ですし、余計なものが目に入らないのがいいです。
2014-02-25 10:19:08@adonis_fish それが従来の地図の考え方でしたが、最近はあるがままあまり編集を加えない傾向に変わってきています。コンターなどは昔の方が地形を判読しやすいですが、最近は「嘘描くんじゃねぇ」みたいに言われます。
2014-02-25 10:11:27@chizulabo 1:25000地形図、平板測量時代の方が、今よりも地形が実感とあってますよね。(特に山で顕著です) @adonis_fish
2014-02-25 10:16:43@kobiwa_net @adonis_fish 写真測量でも1/25000の縮尺ではある程度編集がされていました。それゆえ地形をつかみやすかったのですが、今は地形をコンピュータで解析させるのが主流なので編集を加えるのは嫌がられます。
2014-02-25 10:20:58@chizulabo でも、かなり酷いのに何度も現地調査で当たって痛い目に遭わされたことありますよ。
2014-02-25 10:24:58@supervisor0901 編集者のスキルで左右されることは事実ですね。あと、地学系の研究者であれば生のままの方が喜ばれます。
2014-02-25 10:35:48@supervisor0901 昔は何十年やって、コンター描けて一人前みたいな世界でしたから。デジタルになった頃を境におかしくなってきた。
2014-02-25 10:39:36@chizulabo 「あるがまま」を出すというのは編集は各自でどうぞ、ということだと思っていますので、哲学が違うだけのことというか、今くらいの精度で「あるがまま」を出せるならそんなに悪いことでもないのかな、と個人的には思ったりするのですがどうなんでしょうか。
2014-02-25 10:23:17@adonis_fish 仰る通り哲学の問題です。ある程度スキルがある人であれば編集可能な環境が整いつつありますし、その部分は民間ビジネスにすればいいという考え方もできます。コンターで地形を読むという需要も少なくなりつつあるので、これはこれでありなのかなとは思います。
2014-02-25 10:33:58@chizulabo 考古学の話で恐縮ですが、古い遺物とか遺構の実測図で「自分の見たいものが表現されてない」ということがたまーに…遺物なら実物を調べ直せますが、遺構だとアウトです。ので、多くの人が加工する土台としてあるがままを出す、という流れは歓迎すべきものと捉えています。
2014-02-25 10:37:56@adonis_fish なるほど、それは参考になる意見です。作り手が用途を限定してしまっているとすれば良くないですね。色々な可能性を想定する意味ではいい傾向なのかもしれません。やはり測量と表現の棲み分けは必要ですね。
2014-02-25 10:42:40@chizulabo 遺物も遺構も地形よりはるかに小さなもので、故意に編集を加えなくても当時の認識では本当に見えてなかった/表現できなかったものが後から大事になったりするので、地図とは少し勝手が違うとは思いますが…測量と表現の棲み分けが大事、というのは仰る通りだと思います。
2014-02-25 11:03:12@chizulabo どちらにせよ、これはなるべくあるがままを書きました、これはこういう意図でこういう編集を加えたものです、と見えるのが言いですね(・ω・)
2014-02-25 11:10:05@adonis_fish そうですね。一般的にはその違いもあまり認識されていないので、不適切な地図の使われ方をもまま見られます。その辺りの啓発をしていかないと。というかその辺が自分の役割なのですが…
2014-02-25 11:14:46@chizulabo それこそ自分の手でコンター引いてみないと実感を得にくい部分ですからねー。一方でこれだけ3次元計測やら何やら進んでしまうとそういう機会はますます減っていくという。
2014-02-25 12:29:36天気図を解析する時、風を読んで風を描くのだと教わった。地質図も解釈を描くのだと教わった。 デジタル化が進んで、精度の高い地図(地形図に限らず、天気図などの主題図も含めて)を描くことができるようになった反面、逆に現実に即していない地図が増えているのかも?
2014-02-25 12:25:08