ソーシャルビジネスカレッジ第7回 池内タオル株式会社 池内 計司氏
河口氏:イオンが始めて日本でフェアトレードをコーヒーで始めたがその頃フェアトレードの認知度は1%。オーガニックだと5%。
2011-12-15 19:23:12河口氏:なぜオーガニックにしようちしたのか?ニューヨークで頑張ったと言われた内容。ヨーロッパはタオルの品質がちょっと残念という内容について。
2011-12-15 19:24:07池内氏:日本ではエコマークが1988年くらいに始まった。新モノ食いの池内タオルは食いついたがイージーなものだった。蛍光漂白剤を使わなかったらエコと言われた。そのためガラパゴスに。色は着けない、化学物質を使わないのがオーガニックということになった。池内タオルは化学物質も使う。
2011-12-15 19:25:44池内氏:タオルはパイルと下糸があるが、下糸もオーガニックコットンなのは池内タオルくらい。それで業界はウソをついていると考えていた。
2011-12-15 19:26:38池内氏:カルフォルニアギフトショーに出展した。トレードショーなのでその場で買ってくれる。六回目のときにロスは環境に鈍い地域だからNYに行くといいと言われた。
2011-12-15 19:27:54池内氏:ヨーロッパでもドイツに出展しているが質実剛健でオーガニックならいいとかそれでいいとなってしまい、そこから先を求められていない。タオルは自分達くらいで他はアパレル。
2011-12-15 19:29:56池内氏:リーメイ社は80%の量を10%高く買い取るが、昨年は糸が足りなくて日本から札束を持って買いに来ていた。そうなるとそっちに売ったりする。次の年からリーメイは買わない。だから続けて買う事が大事。
2011-12-15 19:32:14池内氏:いろいろ。今治まで来る人も。村上龍さんが柔らかいと言ったのでとにかく触りたいと。流通があまりないので。東京事務所は人が来て行っても居場所がない。取締役会も明日の予定が延期された。
2011-12-15 19:34:12ミュージックセキュリティーズ猪尾氏:テレビの放映後ファンドはあっという間に売り切れた。社会的な課題について事業でどう乗り越えたか?という話を聞いている。資金調達の苦労など。
2011-12-15 19:35:49池内氏:日本では民事再生は経済犯罪人。愛媛県では間接金融からの融資は無理。池内タオルは風で織るタオルというカミカゼが横にいたからいいが、他には民事再生は勧めていない。
2011-12-15 19:37:16池内氏:リーメイは池内で無理と思って他に話をして断られていた。そこで最後に池内に持って来ていた。織ってみたらタオルに向かない糸だったので仕様を変えてもらった。それが出来たのはMS社のファンドを通じて投資家のお金が集まったおかげ。
2011-12-15 19:39:26池内氏:他の問屋は生き残っていたのでOEMでやることもできたが。FENDIのタオルハンカチを見てヨーロッパで探してみるとない。日本向けにやってるだけ。今後はそういう時代ではないと思った。
2011-12-15 19:42:02池内氏:能代風力発電は12円で発電できるが東北電力に8円で買い取られる。差額の4円を池内タオルが負担すると環境負荷を池内タオルが買い取ったことになる。
2011-12-15 19:49:30池内氏:リーメイ社の本拠地はタンザニア。なんとかタンザニアのコットンを日本に持ち込みたいと考えていた。タイミングが揃った。
2011-12-15 19:50:54質問:オーガニックコットンはまだまだ少なくコストも20%高くなっているが、将来はオーガニックコットンが当たり前になるというヨーロッパの考えについてはどう考えるか?
2011-12-15 19:53:00