ソーシャルビジネスカレッジ第7回 池内タオル株式会社 池内 計司氏
池内氏:当たり前になって欲しいが今日現在は1%。昨年ようやく1%を超えたくらい。糸だとオーガニックコットンのものば4倍する。Yシャツみたいな細い糸と太い糸がある。ジーンズやタオルなどは高い。輪作なので二年に一回しか収穫できない。土地がたくさん必要。
2011-12-15 19:55:47池内氏:オーガニックコットンのタオルと言っても池内タオルは生産もしているので安い。他者はプランナー。価格の20%で生産しないとブランドものはやっていけない。
2011-12-15 19:58:52池内氏:ニュースステーションで放映された時に久米さんが色々言っているけどプリウスに乗ってると好感を持ったコメントをした事で一気に商談が来た。秋から販売することに。8/27に最大の取引先が自己破産した。民事再生には現金が必要。1500万円と言われて裁判所に値切った。
2011-12-15 20:03:17池内氏:900万でやるには半年で話をまとめればと言われた。その当時愛媛で最速は一年半。発売日の前日に民事再生することに。某テレビの取材中で裁判所にいく時や債権者会議もカメラが入った。
2011-12-15 20:05:11池内氏:債権者さんは発売日だと知っているのでいいから東京に行けと言われた。東京でも頑張れと言われたり、年末のカタログを倍にしてやるとまで言われた。その時は1%だと思ってなかった。マスコミが入ったことで日経に民事再生が記事になった。ファンから何枚タオルを買えば助かるか?という声も
2011-12-15 20:07:03池内氏:あとで聞いたがメインバンクの頭取にもメールなどが行ったらしい。君の会社はペンの力を持った人に支えられているからと言われた。銀行はウェブで色々書かれたりするのを気にするとも。
2011-12-15 20:08:57池内氏:池内タオルは理屈っぽいタオル。見た目でかわいいから買うと言うことはない。年間12回目までは無償で講演をしている。13回目以降は90分以上など条件をつけている。そのくらい時間がないと商品を語れない。
2011-12-15 20:11:55池内氏:海外ではシーツを毎日洗う。シーツを作れと言われている。金持ちだとベットが10個あるので70枚もシーツを買ったりする。タオルが安全と言われてもシーツが心配だと。日本だとベビー服。オーガニックのテキスタイルはなんでもできるようになりたい。
2011-12-15 20:14:10池内氏:投資家には最悪タオルでと虫のいいことを言っていて、今治まで来るにもお金がかかる。ファンドよりも高いのでは?東京と松山はNYに行くのと飛行機代は5000円しか違わない。顔が見えている。IKTというブランドは行きたい方に勝手に進む。来年は全然違う展開をしているかも。
2011-12-15 20:18:04池内氏:異業種では池内タオルのコンセプトは活かせると思う。アメリカに進出したり、オーガニックにこだわったり。
2011-12-15 20:21:20池内氏:自分達の世代は公害と共に生きてきた。瀬戸内海は子供の頃泳げないくらい汚かった。規制すれば環境は変わる。
2011-12-15 20:23:31質問:自分達が作りたいものを売っているが、一般的には逆だと思う。売なくなるとやっぱり市場に合わせようかと考えてしまいがち。もし売れなくなったらそっちに寄る様な事はあったか?
2011-12-15 20:28:24池内氏:自社ブランドは個人のクチコミに支えられている。そのため、なかなか飽きられない。逆に変えると熱烈なファンからメールの嵐が来る。
2011-12-15 20:29:30