「万人が満足する作品なんて、ろくな作品じゃない」に対する各氏の意見

カサハラテツロー @KTetsuro

あらら。この辺の作品論になると、ゆうき先生とは見解が異なる事が多いみたいですね。RT @masyuuki: 「万人が満足する作品なんてろくな作品じゃない」という意見には反対。商業エンターテイメント作者に「万人の満足を目指す」という姿勢はあってしかるべしと思うし…

カサハラテツロー @KTetsuro

なんていうか、そもそもボクは「多数決」とか「全会一致」って、まったく信じてないんだよなあ。

カサハラテツロー @KTetsuro

万人いたら、万人の嗜好や意見があるはず。「殺人はダメ！」って一見多くの人が思っているように見えて、「しかしあいつだけはぶっ殺したい！」みたいなこと思ってる人も、しっかり大勢いるみたいな。。。て、また、かえってわかりにくい例えかも（汗）

カサハラテツロー @KTetsuro

でも、わかってくれない人も結構いらっしゃるんですよね。まあ、いいんですけどね。RT @honnosense: そりゃ実に普通ですじゃ、まる RT @KTetsuro: なんていうか、そもそもボクは「多数決」とか「全会一致」って、まったく信じてないんだよなあ。

カサハラテツロー @KTetsuro

とりあえず、ボク自身で言うと「万人ウケ」を狙ってるような作品のほとんどは、好きじゃなかったりする。。。これは「万人ウケしてないじゃない」というパラドックスと解釈するか、もしくは「万人の中にボクは含まれてない」と解釈するか。

カサハラテツロー @KTetsuro

ただ、ゆうき先生のこの御意見( http://t.co/pPE0Vx52 )を全否定する訳ではないんです。例えばPIXARは、見事に万人ウケを狙って、ちゃんと万人にウケてるし、ボクもその万人の中に入ってる。Pixarに限らずそれが出来ちゃう人は、凄いなあとは思います。

カサハラテツロー @KTetsuro

そういうことならなんとなく解ります。「なんとなく」というのは、でもしかし、100万狙いで行くことが必ずしも良いと思わないからです。RT @hizumi_ito: １０００万人相手にする商売と１００万に相手にする商売と１０万人相手にする商売だと方法論が違う、という話のような気も。

カサハラテツロー @KTetsuro

リンチの為の多数決。妙に納得です。RT @gugigugi: 多数決で結論を出すと異論を出す人間がでたときリンチしやすいので、そういう点で理にかなっているからかと思います。 結論出す度異論出されて覆していたら話が進みませんし。

カサハラテツロー @KTetsuro

マイノリティー慣れしてる自分には、およそ縁のなさそうな思考ですね（笑）RT @honnosense: 自分の感じ方【だけ】が大多数の見解だ、と、思っている人が【大多数w】という逆説に気がついていない人が多いのですじゃ(-_-)

カサハラテツロー @KTetsuro

今でこそ「万人ウケしてる認定」の作品も、世に出た当初はかなりのマニアック作だった…なんて事も、よくある気がしますね。RT @RX78_01: …ところで、万人受けする作品なんてあるんでしょうか…

カサハラテツロー @KTetsuro

結局自分に酔ってる人…。心当たりがあり過ぎてもう！（笑）勿論自分も含めて。RT @taiyocurtain: そういう考えの人は結構いる気がします。理解されにくい作品好きな自分に酔ってる人もいますが…

カサハラテツロー @KTetsuro

ごめんなさい、爆笑してしまいました。「バイク漫画」って時点で厳しい上に、バイク乗りの中にも相当な幅がありますからねー。RT @sirons2: 例えばバイクマンガは万人受けするか、とか、でもバイク乗り全てに受けるのは万人受けと言えるのじゃないかとかそんな感じでしょうか？

カサハラテツロー @KTetsuro

有り難うございます！…でも、ザッドランナーも文句ブーブーな人、結構いらっしゃるんですよ。「メカがキモイ」とか「主役の男がウザ過ぎ」等々。RT @hizumi_ito: …でも「ザッドランナー」は誰が読んでも楽しめると思います。ほめ言葉にならないかもしれませんが（笑）

カサハラテツロー @KTetsuro

ライドバックのときなんかも、ホントに散々だったしなぁ…。ボクなんかは常に、そういうネガティブな多くの意見を「完全無視して突き進む！」という姿勢で漫画を描いてるんです。なのでボクの「万人ウケなど気にしない！」みたいな発言は、自分自身への叱咤みたいな要素も含まれてるんですね。

カサハラテツロー @KTetsuro

なるほど、おっしゃる通りですね。反省。RT @ASHI9R:万人向けに面白い物作って当てるのも腕だし、ニッチを狙って納得出来るものを作りつづけるのも、別の技術・才能だし。みんながマスマーケットを狙わなくても良いワケで。

カサハラテツロー @KTetsuro

同感です。RT @NabatameKaztaka: どんなに素晴らしい作品だったとしても、肯定＆否定の意見は必ずありますよね。それが表現なのだと思います。周囲の声を気にしないのも問題ですが、萎縮するのも問題なので、いい意味で評価に鈍感でいいのかもしれません。

カサハラテツロー @KTetsuro

ただ、「じゃあカサハラテツローはネガティブな意見を全スルーするか」というと、今まで言ったように、結構積極的に見聞きしに行ってたりします。それは、その御意見の中に「あー！そのやり方の方がボク好みかも！」ってことも、よくあるから。

西村誠一 @khb02323

ゆうきまさみ先生（@masyuuki)の「万人の満足を目指す」作品論に関連した、カサハラテツロー先生（@KTetsuro）の一連のコメントが、個人的に非常に興味深く感じたので、公式RTを提示した上で、長文書いてみる事にする

西村誠一 @khb02323

「万人の満足を目指す」作品論について、「カサハラ先生の受け止め方」をした場合の反応には共感できる一方、そもそも「最初の受け止め方／考え方」で、全く違う解釈が有り得るんじゃないか？・・・と、思いました

西村誠一 @khb02323

ちなみにこの話は、別に漫画に限った話ではなく、全ての業種の全ての商品開発に共通するテーマだと思います（だから私としても、今回、個人的に強く食いついてます・・・このテーマ面白いので）

西村誠一 @khb02323

「万人の満足を目指す」作品論という言葉を見た際に、最初の考え方（受け取り方）で、意味が全く違うベクトルになる場合があり得ると思います。