つーきはーしずーんでーほしかげもーなーしーやーみがーせまーればーおいらのせーかーいー #夜という文字を使わずに夜が来たを文学的に表現してみろ
2012-01-27 03:25:57調べ物を終え図書館の外に出ると日は落ち、辺りはすでに闇に包まれていた。空を見上げると細い三日月と星が瞬いている。12月の日暮れは早い。はぁ、と息を吐くと白い息が暗い空に消えた。 #夜という文字を使わずに夜が来たを文学的に表現してみろ …こんな感じ…?
2012-01-27 03:26:52空を見上げたら、ひと粒の星がぼくを見つめていた。気がつくと公園はぼくだけの場所になっていた。 #夜という文字を使わずに夜が来たを文学的に表現してみろ
2012-01-27 03:27:04公園のベンチに座り、二人ずっと何も言わずにいた。気づけば、繋いでいる手も見えなくなるくらい時間が過ぎていて。 #夜という文字を使わずに夜が来たを文学的に表現してみろ なんか違う。文学……文学……。
2012-01-27 03:28:31青の帳が、そっと色を変える。それはやさしいオレンジに変わったかと思うと、見る間に暗き烏色へと変わり、やがて帳の裏に隠れていた小さな光の源がぽつり、ぽつりと見えるようになる。烏色の帳は、小さな光を浴びて蒼く輝いた。 #夜という文字を使わずに夜が来たを文学的に表現してみろ
2012-01-27 03:28:52カナダで彼女はそろそろ目を覚ます頃だろうか。枕にしがみついてお馴染みのあと五分だけを繰り返している姿を想像してしまい、にやけた顔を隠すように天を仰ぐ。星が爛々と輝き出した空が怒っている時の瞳そのもので、今度は慌てて俯いた。 #夜という文字を使わずに夜が来たを文学的に表現してみろ
2012-01-27 03:29:09はや日も暮れぬ。雁がねの棚引き連なりて古巣に帰りゆくを見れば、いといみじきこそとぞ思はれける。萩に露結び、風に散りぬる軒端の風情、月影に浮かびてものすごき気色なり。 #夜という文字を使わずに夜が来たを文学的に表現してみろ
2012-01-27 03:29:22#夜という文字を使わずに夜が来たを文学的に表現してみろ 残業が終わり、俺はいつもの店へ向かう。太陽が落ち、温度が一層下がったような気がする。・・・それから数十分、看板が見えてきた。ガラガラと扉を開けて暖簾をくぐると、おばちゃんに一言こういった。「おばちゃぬ、ライス定食一つ!」
2012-01-27 03:29:43暖かな日が顔を背け、空が黒に染められる。瞼を閉じても開いても、同じ色。照らすのは、先ほど付いたばかりの、切れかけた電灯のみ。 #夜という文字を使わずに夜が来たを文学的に表現してみろ
2012-01-27 03:29:58決して独りで居ることが罪ではない。だが、どうもこの空が、空気が、独りで居る私を嗤っている気がするのだ。沢山の白点に囲まれた冷たい円が、お前とは違うと罵るのだ。 #夜という文字を使わずに夜が来たを文学的に表現してみろ
2012-01-27 03:29:59みんな暇なんだな、とトレンドを見つつ思う 明日の試験まで残り六時間 #夜という文字を使わずに夜が来たを文学的に表現してみろ
2012-01-27 03:32:47街では目を刺す原色の光がともり、街の外では家の灯りがともる。こちらでは喧騒が広がりはじめ、あちらでは静かな休息がはじまる。暗闇は誰の上にもあるのに、その意味はそれぞれに違う。 #夜という文字を使わずに夜が来たを文学的に表現してみろ
2012-01-27 03:35:19ふみ読みがたくなりき。あぶらも尽きぬ。いよいよ困りぬと思ひけるに、はたと見やれば、灯り、ほのかに揺れぬるなかに、髪のいとをかしきをんな、ひとりながめゐたり。 #夜という文字を使わずに夜が来たを文学的に表現してみろ
2012-01-27 03:36:33つい先ほどまで赤かった空が、すっかり濃紺に染まってしまった。 #夜という文字を使わずに夜が来たを文学的に表現してみろ
2012-01-27 03:36:44「ねぇ、お母さん見て!今まで目立たなかった月がどんどん色を変えて、今は綺麗な金色だよ!まん丸だよ!きっと今頃兎さんがお餅ついてるよね、いいなぁ。」 #夜という文字を使わずに夜が来たを文学的に表現してみろ 帰り道の幼子と母親をイメージしました。
2012-01-27 03:37:55