被災地の女性雇用の問題(赤石千衣子さんインタビュー)

2012年2月11日の「反貧困フェスタinふくしま」でUstream中継された、赤石千衣子さん(しんぐるまざあず・ふぉーらむ)へのショートインタビューのようすをまとめました。 赤石さん自身も震災後の支援にかかわらていましたが、しんぐるまざあず・ふぉーらむ福島は、ビッグパレットふくしまの女性専用スペースの運営にもかかわっていました。 今回は、午前中の分科会での話、現在の被災地の女性雇用をめぐる問題点について、インタビューで語ってくれます。 反貧困TVインタビューについては、ほかに、坂本恵さん(福島大学行政政策学類教員)のインタビューまとめがあります。 続きを読む
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高橋 準 @myriel_june

反貧困TV1ch、しんぐるまざあず・ふぉーらむの赤石千衣子さん(@nyachieko)のインタビューがありました。午前中は女性の雇用の分科会に。

2012-02-11 14:44:30
高橋 準 @myriel_june

赤石さん「郡山の人の状況を聞いた。非正規で働いていると、仕事がなくなる。その前は正規だったけど、派遣になったら不安定。シングルマザーで一度避難して戻ってくると仕事がなかった。工場の仕事などはあるが、事務職を希望しているとない。子どもを迎えに行ける時間に退社できないなども。」

2012-02-11 14:45:21
高橋 準 @myriel_june

赤石「緊急雇用で子どもを育てながら働く機会があって、それはありがたいと。自分からは県外避難している人の話を紹介。分科会は人数が少なかった。」

2012-02-11 14:45:44
高橋 準 @myriel_june

赤石「つぶしのきく仕事(看護師、医師)では、避難した人もいた。家族の形態などいろんなこととからみあっているようだ。シングルマザーの話で印象に残ったのは、女性の雇用はそもそも厳しいので、さらに震災で厳しくなったと。緊急雇用も延長があるので、2,3年は大丈夫だが、その先は不安。」

2012-02-11 14:46:34
高橋 準 @myriel_june

インタビュアー「原発事故もあって、女性の日常の役割やプレッシャーなどがあるのではないか。子どもを学校にやったあと自責の念に駆られるとか。知り合いと話していると感じる。子どもも心配だが親も気になる。」

2012-02-11 14:46:43
高橋 準 @myriel_june

赤石「今日の分科会では、ある種の決断をしている人が多かった。放射線に関する知識もあって、その上でここで生きていくという判断をしている。プチ避難とか休養の話をしても、それはいいけど、移動にともなう困難もあると。こういうひとが県内のマジョリティであるかも。」

2012-02-11 14:47:56
高橋 準 @myriel_june

赤石「マスコミは母の不安、避難者のことなどに、スポットを当てることが多い。しかし、ここで暮らしていく人たちの思いを理解することが必要。」

2012-02-11 14:48:22
高橋 準 @myriel_june

インタビュアー「午前中に女子学生さんに話を聞いても、『わたしたちはここで生きていく』という腹の据わった答えをしてくれる。情報を得て判断できるかが不安だが」

2012-02-11 14:48:54
高橋 準 @myriel_june

赤石「県外に移動した4万人の話ばかりだが、県内に残っている198万人の声も聞かないといけない。」

2012-02-11 14:49:37
高橋 準 @myriel_june

赤石「女性の雇用については東日本大震災女性支援ネットワーク( http://t.co/zDfrZuur )で要求しているところ。被災地での女性の雇用が少ない現状がある。」

2012-02-11 14:51:51
高橋 準 @myriel_june

赤石「いろんな事業を自治体が公募している。しかし、事業をたてる力量があるグループがすくない。つまり、ニーズもある、ある程度のお金も用意されている。会計処理とか企画書の書き方が障壁になっている。そこにサポートが必要。」

2012-02-11 14:53:46
高橋 準 @myriel_june

赤石「生活の身近なところで必要なことを発見していく力は、女性にはある。必要な情報が流れてくるルート上にいないことが問題だろうと。」

2012-02-11 14:54:15
高橋 準 @myriel_june

赤石「現地の声については、定点発信できる人を見つけて、その人に情報を出してもらうことが必要だと考えている。発信できるなにかしくみがあるといい。」

2012-02-11 14:54:51