#この書き出しいかがですか まとめその3(2/29,3/1~3)
#この書き出しいかがですか で書き出しを提供していただき、
#書き出し でその書き出しを使って創作するお遊び。
たくさんの方が乗ってくださりました(*´∇`*)
タグができるまで。
まとめ1回目(2/26)
まとめ2回目(2/27,28)
お題だけも纏めて頂きました。
では、本題に入りましょう。
2/29 0:00~ #書き出し でお題がそれ以前のもの
ボルゾイが死んだ。彼は僕が幼少のころ、兄弟のいない僕を可哀想に思ったのか、仔犬としてお祖父様に頂いた大切な兄弟であり、友人であり、家来であった。屋敷に来て以来、ずっと僕と一緒に暮らしてきた。名前のボルゾイは、幼い僕が犬の種類と名前の区別が付かずに呼んでいたためだ。 #書き出し
2012-02-29 01:29:55そのとき私はすっかり有頂天になっていたのです。だって、素敵な贈物を叔父様から頂いたのですから。ベルベット地の上等な装いのお人形。私はその子にアリスという名前を付けて毎日可愛がりました。でも或る日気がついたのです。朝起きると、寝る前とは違う場所に座っていることに。 #書き出し
2012-02-29 01:53:06気付けば27世紀だった。3年寝太郎どころの騒ぎじゃねぇ。600年だよ。どうやったらそんなに寝れるかって? 知るかよ、大方人工冬眠装置が壊れてたんじゃねえの。27世紀だって分かっただけでも奇蹟だよ。さっきプラカード持ってた人が教えてくれた。てか本当に27世紀なのか? #書き出し
2012-02-29 03:24:39飽きるほど見慣れた空の青さは、永遠に見続けるのだと思っていた。少なくともその日までは…。いつものように学校に向かった僕の上で突然パラパラと青い欠片が降り注いできた。見上げると、空、いや空と思っていたものに亀裂が走っていた。紛い物の世界が外界からの攻撃に晒されていた。 #書き出し
2012-02-29 22:27:40成層圏を抜けてみた。機体は気圧変動を検知し、核パルスエンジンに切り替わる。空気抵抗よりも重力Gが支配する世界を超越すると、一気に加速して衛星軌道上のステーションが見えてきた。デブリに注意しながら、バーニアで姿勢を制御する。ここまでは問題無い。大気圏再突入テスト開始。 #書き出し
2012-02-29 22:49:13「私は、どうやら貴方に絶望したようだ」そう、きっぱりと言われた奏の方が絶望的な表情を浮かべていただろう。(そりゃ、かなでの方が料理はうまいのは認める。でもさ、俺だって、それなりに頑張ったんだぜ。そこまで言われたら俺が全部食ってやる。)奏は一口食べた瞬間、記憶が飛んだ。 #書き出し
2012-02-29 22:57:47一瞬、気絶していた気がする。いや、確かに気絶していたのだろう。どうやら水を浴びせられたようだ。意識が戻る刹那、いやな感覚があった。俺は野球部の練習中に熱射病か何かで倒れた…はずだよな。上体を起こしただけの俺と丁度同じ背ぐらいの猫耳少女が怪訝そうに俺を見つめている。 #書き出し
2012-02-29 23:16:26