ポスト脱原発世界会議の世界Ⅸ:ペーパーメディアが発する警鐘1~一色登希彦版・漫画『日本沈没』から感じる不安~ #原発震災 #火災 #地震
- tkatsumi06j
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なにげに6巻から読み始める自分
昨日、なにげに開いた『日本沈没』の漫画の第八巻に、恐ろしい「記録」を確認する記述があった。それは、関東大震災でどれだけの人間が、知識不足により死亡したかということ。そしてその記憶を、現代日本人は全く「忘れてしまっている」こと。たとえば、こんな記述がある。続く
2012-03-06 13:53:48東京墨田区の横網公園にて、それを「語り続けている」モノがある。『大正十二年九月一日の関東大震災の時に猛火と熱風で溶解した丸善ビル・鉄柱熔塊』。「屋外展示のオブジェではない。火炎で熔解したビルの鉄骨である」と。さらにこう続く。
2012-03-06 14:11:11http://t.co/L2XUf6NR 「14万2千人といわれる総死者数のうち3万8千人とも4万ともいわれる人々が…正午の地震から数時間後の午後3時頃…10数分の間にその広場でまとめて死んだ。建物の倒壊、火炎での焼死を逃れ、着の身着のままではあるが、命は助かりひと安心…」続く
2012-03-06 14:14:14続き。「そうした約4万人の人々は…川幅200mの隅田川を渡って襲ってきた火炎旋風によりほとんど一瞬で絶命した。それが陸軍本所被服廠跡地の惨事である」と。これは火炎旋風を発生させる物理的条件が当時の東京に揃っていたからだ。そして近代都市化した今も、その構造は残っているという。
2012-03-06 14:17:45漫画『日本沈没』第6巻(8巻ではなかった)では、西新宿で将来起こりうる「火災の成長」による被害を、現代の建築学、物理学の知識を総動員してシミュレートしこれを「第二次関東大震災」と命名した。大正の大震災で4万の人間を焼失させた「火炎旋風」が起こる条件が今も揃っているという前提だ。
2012-03-06 14:23:23※この呟きの続きは、拙ブログ記事『コラム:なぜ私は原発に抗うのか』でお読みいただけます。
8/18追加ツイート分
きっかけとなった報道
【活断層発見報道】一連の報道は、「メガクエイクⅡ」http://t.co/pk3zb5EW で語られた立川断層帯+3つの断層帯の他に、もう1つ、即ち5つ目の断層帯の存在を確認したということなのだろうか。立川断層帯の真隣にある南東に伸びる断層帯ではなく?
2012-08-18 19:20:30【再掲】東大地震研の佐藤教授が発見した、立川断層(左)の東に確認されたる3つの断層。3つとも活断層と見られ、佐藤教授は立川断層のすぐ隣にある断層が実はさらに南東に伸びていると推定されるため懸念を強めている。続く http://t.co/69wFd8I7
2012-08-18 19:25:05【再掲】東大佐藤教授が確認した立川断層のすぐ東に位置する活断層と見られる断層の延長線上には、池袋や新宿などの副都心エリアが横たわる。断層沿いにみられる斜面と同じ傾きの斜面が南側に続いていたことから推定された。 http://t.co/TJ13CuyQ 「確認」されたのはこれ?
2012-08-18 19:26:55中央防災会議の「死者1.2万人」という“甘すぎる”想定
国は都内での推定死者数約1万人と少なく見積もってますね。RT @bezoku 原発と関係しないのである意味安心です。 RT: 【再掲】立川断層のすぐ東に位置する活断層と見られる断層の延長線上には、池袋や新宿などの副都心エリアが横たわる。http://t.co/TJ13CuyQ
2012-08-18 19:33:42考慮されない高速都市交通の被害
【再掲】西新宿で将来起こりうる「火災の成長」による被害を、現代の建築学、物理学の知識を総動員してシミュレートしこれを「第二次関東大震災」と命名した。大正の大震災で4万の 人間を焼失させた「火炎旋風」が起こる条件が今も揃っているという前提だ。http://t.co/JPx4VG2Y
2012-08-18 19:45:36http://t.co/f57tUGi9 いまツイートした内容とリンクは、一色登希彦版・漫画「日本沈没」の第6巻第8章からの一節をまとめたものだ。「メガクエイクⅡ」でも語られた首都圏の推定死者数1.1万人という数字は、21世紀はじめに中央防災会議が発表したものそのままである。続く
2012-08-18 19:50:32http://t.co/hDJNolYT 続き。但し著者は、この数字には「近代都市での巨大地震に最も危惧すべき要素がごっそりの抜け落ちている」と警鐘を鳴らす。たとえば、乗車率数百%にもなる電車交通事情、車間距離もほとんど置かずに縦横無尽にガソリンを載せた車が走る道路交通事情…続く
2012-08-18 19:56:57続き。200tもの重量の飛行機が分刻みで発着する航空交通事情、巨大地震の揺れにも耐える耐震構造の高層建築物の中での人的被害、高層建築物間を吹き抜けるビル風と地震災害との関連等。即ち、高速都市交通の被災がまともに想定されていないのが、「1.2万人」という数字である。続く
2012-08-18 20:00:57