@yu1_373 前者は前言語(生得)的な能力で所謂「勘」のこと。後者はアブダクションに近いけど…いや、全然違うな。いずれにしても、伝達・説明不可能な[もの]だなあ。
2012-03-13 22:23:13@nineteen_jacob 直感は認識の構成要素ないしは認識の属性、直観は認識の前提(認識の前段階として存在するもの)と考えたほうがいいかもしれないね。
2012-03-13 22:32:31それ自体として説明可能かどうかはともかくとして形式的な説明(いわば物体を指示するために輪郭を描くようなもの)を与えることはできるかもしれない。
2012-03-13 22:34:30@yu1_373 うーん。たとえば「千里眼」みたいな能力が存在するとして―おそらく我々はそれを「知覚」に属するものとは考えないでしょう。ここで知覚概念を拡張(改変と言うべきか)しようとしても齟齬が生じると思うな。そういう意味では「直感は認識の構成要素」とは”言えない”ことになる。
2012-03-13 22:53:19@nineteen_jacob 認識は知覚概念とは微妙にズレがあったように思うけどなあ。確かに、もし直感を認識の構成要素にしたとすれば、直感が当たったときと当たらないときの意味性に差異が生じるから、既存の認識概念ではそうしたパフォーマティヴな領域を説明できないかもしれない。
2012-03-13 22:58:27@yu1_373 むしろ「直観」こそ認識の構成要素では。http://t.co/gmuORe7J 僕の言う直感(勘)はそもそも”文法的に”認識の構成要素足り得ない…
2012-03-13 23:21:37「未来言明が真理値を持つというのは"論理的に"おかしい。それが"言及"する時点における現在命題及び過去命題が真理値を持つと言うべきである」―寧ろこういう言説から或る混同を看取すべきである。指示、言及、真偽性といった基礎的な概念を論理に還元することは出来ない。
2012-03-14 00:52:52時制概念のキモは三相の論理的連関―過去(かつての現在)~現在~未来(このさきの現在)―にある。これは別の言い方をすれば、現在(概念)が三相を貫いて結び付けているということだ。我々が「現在」を多様な幅を持ち得るものと考え得る【cf. 田島正樹】理由もそこにある。
2012-03-14 01:38:30「明日海戦が起こる」~「いま海戦が起こっている」~「昨日海戦が起こった」―三つの文が同じ一つの事態に言及していると考える(勿論考えなくてもよいわけだが)こと、仮にそうだとして三つの文とそれらを真/偽にする[出来事]の区別を理解していること。言及と真偽性の連関。
2012-03-14 03:06:47基本的に様相文は真理値を"持ち得ない"―たとえば「2010年にアメリカ大陸が消滅することもあり得た」という文を真/偽にする[出来事]の存否を問うのはナンセンスであろう。かつてhttp://t.co/hjcrxpK3でも示唆しておいたが、様相文の使用は真理条件ではなく言明可能性条件
2012-03-14 03:27:25@nineteen_jacob 何が命題を真たらしめるのか、何が命題を偽たらしめるのかということについては、まずその命題の形式によって真偽を区分しているだけであるから、真偽性を構成する要素を論理のうちに考えることはできない、という風に読み取っていいかな?
2012-03-14 03:35:42@yu1_373 。論理的整合性(言語の内で定まる事柄)と言明を真/偽にする[何か](言語の[外]から与えられる)の区別を理解していること。"仮に文Pが真であるならば矛盾は生じない"と或る文が端的に真であることの区別。cf. 嘘つきパラドックス
2012-03-14 04:10:31@nineteen_jacob 論理的整合性というのは何を指しているのだろう。たとえば「三角形は4つの辺からなる」というのは、明らかに偽だけれども、これが言語の外から与えられる真偽にも見える。
2012-03-14 04:16:12@nineteen_jacob (続き)しかし、言語の内から与えられる真偽にも見えてしまう。どうもジェイコブさんの言語観は、言語というものの枠組みの捉え方が今ひとつはっきりしない。どこからどこまでが言語であり、その外側がなぜ考えられるのか。これがよく分からない。
2012-03-14 04:21:20@yu1_373 幾何学、算術、言語(論理)、[ジェイコブなる身体であること]、[現実(事物世界)]―ポイントはこれらの区別と連関。先程の事例では、文「三角形は4つの辺からなる」と、それを偽にする[外-幾何学的事実(真理)]の区別を理解していること。
2012-03-14 04:31:01@yu1_373 所謂「対応説」でないことだけは確かです。僕が態々「文とそれを真/偽にする[何か]の"区別を理解している"」と書く理由もそこにある。「言語の外を考える(ナンセンス!)」というのではなくて、言語-超越論的と[現実(事物世界)]-超越的の"区別を理解している"こと。
2012-03-14 04:59:01@yu1_373 とはいえ、 様相文なんかは基本的に真理値を"持ち得ない"―たとえば「2010年にアメリカ大陸が消滅することもあり得た」という文を真/偽にする[出来事]の存否を問うのはナンセンスだと思う。
2012-03-14 05:04:38『分析哲学講義』青山拓央さんとの遣り取り http://t.co/az0b9IKj http://t.co/Ngzk45Sh http://t.co/KHFV4eIG #分析哲学講義
2012-03-14 05:19:52『運命論を解消する』 http://t.co/frC1Xj2r 入不二基義さんの『時間と絶対と相対と』第九章の議論を敷衍しつつ、運命論の論証を明晰化する試み。
2012-03-14 05:22:46