「著作隣接権に関する議論」に端を発する森川ジョージ先生の漫画界への熱い思い
であればこそ、契約書でも制度論でも、自分達にとって何が大事な点で何が困るのか、作家と双方が率直に語り合えば良い。腹を割ったビジネスの話をしたら壊れてしまうような「信頼関係」なら、最初から無かったのである。そんな情けないものを、日本の出版文化は紡いでこなかったはずだ。
2012-03-19 10:05:40@fukuikensaku その通り。僕は特にわがままな子供だったのに聞き入れてもらい辛抱強く面倒を見てもらった。だから講談社と30年以上のつき合いがある。僕は大好きだしいい関係にある。双方にとって一番大事な守るべきものは権利ではなく読者。腹割って話合えば着地点は同じだと思う。
2012-03-19 10:49:40赤松君と講談社に著作隣接権の話し合いに行ってから何人かの漫画家、編集者と話をした。みんな興味を持っていたし赤松君のブログへの反響も大きい。考えるキッカケを作った彼は素晴らしい。僕も自分なりに考えてみたよ。
2012-03-19 11:36:24会社の説明では違法な出版等があった時隣接権なるものがあると作家の手を煩わせることなく守るために戦いやすいということなんだよ。それは歓迎だよね。よろしくお願いしますだよ。
2012-03-19 11:42:14赤松君は出版社が権利を拡大すると作家にとって危険だと言うんだ。今までだって辛い目に遭ってた人が沢山いるのにもっと意見が言えなくなるって。僕らの代弁者だった。偉いなぁ、よろしくお願いしますだよね。
2012-03-19 11:48:02僕は赤松君と常務と仲良しだから喧嘩はダメだよって見ていたの。でもね凄い違和感。彼らはとても仲良く話しているんだよ。今のところ過去に例があるのは隣接権という言葉だけ、もっと双方が納得できるものないの?って真剣に話をしていたよ。
2012-03-19 11:54:42赤松君はこんな残酷な例がある、だから危険を感じると説明してた。僕もよく耳にしていたし深くうなづいた。実際契約書の条項を増やすだけで解決できる話だとも思った。でもね核心はここからなんだ。
2012-03-19 12:08:19赤松君の主張のほとんどはこれからの時代にむけてのものだった。なるほど、僕らはこうして会社と対等レベルで話せるからいい。これからの新人は権利を振りかざされると縮こまってしまう。いい環境をお願いします、ということなんだよ。なんかかっこいいよね。それでね…
2012-03-19 12:16:31僕もこれをキッカケに考えてみたの。新人の頃を思い出してみたの。講談社の門を叩いたのは15歳、31年前。赤松君が言う立場の弱い新人だった頃。子供だったし生意気だったから好き勝手なもの描いてたよ。そのうち連載もらってね失敗するの。当たり前だよね。
2012-03-19 12:23:35でも尊敬するちばてつやさんと同じ雑誌に載りたくてしがみついていたんだ。ちばさんの横に並びたくて失敗しても失敗しても挑戦したんだ。
2012-03-19 12:26:29成功したことがないからどうしたらいいかわからなくてそのうちこういう状態になるんだ。まず担当、そして編集会議に通るネーム作らなきゃって。つまりは人の顔色伺って担当、編集部に気に入られるためだけに時間を費やしたんだ。だから赤松君が指摘した弱い立場ってよくわかるつもりなんだ。
2012-03-19 12:34:53なんか失敗続きでどこかのタイミングで吹っ切れちゃって、誰のために描いてんのーって考えた。担当、編集部、自分。全部違った。読者に喜んばれなきゃ話にならないよ。もう自分とか全部いらない、読者が読んで楽しいものって何!?って七転八倒してできたのが はじめの一歩。
2012-03-19 12:40:53僕は赤松君の言う新人とは少し違う。色々言われて傷ついちゃったこともあるけど同じくらい言ってきたし暴れちゃったりしたんだ。売れない時から講談社は辛抱強く面倒みてくれた。僕は信頼しているし大好きなんだ。長い文をここまで読んでしまった新人の人がいたら少しだけでもいいから考えて。
2012-03-19 12:48:45契約書を全部読んでる?原稿料の上がり方知ってる?。赤松君は今後も行動を続けていくよ。みんなのためでもあるんだよ。目の前の原稿で大変だろうけどせめて自分のことちゃんと知らないと賛成も反対も言う資格ないよ。
2012-03-19 12:55:32最後に、僕は恵まれている作家だよ。会社との関係もいいし環境を作ってくれる担当さんもみんないい人。だからみんなとは違うかもしれないね。色々な意見があるしそれでいい。考えることが大事だと思うんだ。 あーっ長かった。じゃあね。
2012-03-19 13:01:59生みの苦しみですね。また、是非一献!RT @WANPOWANWAN: @fukuikensaku その通り。僕は特にわがままな子供だったのに聞き入れてもらい辛抱強く面倒を見てもらった。だから講談社と30年以上のつき合いがある。僕は大好きだしいい関係にある。双方ににとって一番...
2012-03-19 11:58:21森川ジョージ先生 @WANPOWANWAN が、珍しく長文をツイートしてる・・・・。こんなの初めて見た。(笑)
2012-03-19 12:52:01