金子兜太について

金子兜太に関するやりとり。関根千方(sekinechikata)、関悦史(Seki_Etsushi)、九堂夜想(yasow910)各氏、青木亮人(k551_jupiter)。
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青木亮人@『愛媛 文学の面影』『教養としての俳句』 @k551_jupiter

@yasow910 仰る通り、それは兜太個人というより前衛全体の大きな問題に感じます。「兜太→評価せず」というのは、「(作品を見る限り)兜太(に象徴される社会性・前衛系を世間一般や俳句史の定説のようには)→評価せず」と( )に力点が置かれることも多いので、微妙ですね。ただ、

2012-04-01 22:21:51
青木亮人@『愛媛 文学の面影』『教養としての俳句』 @k551_jupiter

@yasow910 "前衛"=単純という軸と兜太=単純という軸は重なるところと重ならない位相の側面があるので、少し腑分けが必要に感じます。ただ、兜太についていえば、現俳壇での地位や世間的な知名度、また若手俳人のリスペクトに比して、作家的力量を疑問詞する俳人が関西にはいる、と。

2012-04-01 22:25:21
青木亮人@『愛媛 文学の面影』『教養としての俳句』 @k551_jupiter

@yasow910 (兜太に関していえば、の続き)また、関西からすると「社会・前衛=兜太で代表させてしまうが、他にも兜子や紀音夫、亮、六林男など、"バラエティ豊かな膨らみがあの頃にはあったんだ"」と言いたい心情が強いように感じます。" "を特に強調したい、みたいな。

2012-04-01 22:31:47
九堂夜想 yasow kudou @yasow910

@k551_jupiter 話の内容が、幾分ローカリティ溢れるものになっているのを気にしつつ、たとえば関西では重信などの「俳句評論」系への見方は如何なものでしょう?

2012-04-02 00:09:00
青木亮人@『愛媛 文学の面影』『教養としての俳句』 @k551_jupiter

@yasow910 「関西」という括りですが、個人的に戦後俳句のお話を聞くのは三、四人なので(笑)、ここでの「関西」はあくまでご参考程度に。「俳句評論」は赤尾兜子が関わっていたのでよく話題に出ます。雑誌の存在価値は高く、それは高柳重信の編集者としての評価とイコールです。

2012-04-02 19:29:16