印刷史から見た外交文書
そういえばBCCKSの『坊っちゃん文字組101年』 http://t.co/wmGX1Vkm には書かれなかった大事なひとことが @sobsin さんの《原寸!「坊っちゃん」本文組100年》(季刊『d/SIGN』8号)に書かれてますね。 @ogwata
2012-03-30 21:30:10読み合わせとかで写植の指定を読み下すとき(あるいはDTP化した今でも)S学館では「ッ」を「ツ・1号小」と呼称するんだけどこれって活字由来の指定なのかなあ。小書きのツって実際に1号下の活字を使ったのだろうか(初号の「ッ」があるのではなく、二号の「ツ」を使ったのだろうか??)
2012-03-30 21:32:3436頁、昭和22年5月の『国語の新しい書きかた』に言及してるとこで、《よく読むと、日本語の「つまる音は、小書きにしてしまおう」ということではなく、つまる音が大きく書かれていても、ちゃんと正しく読めるよう導くために、教育用の表記は小書きにしましょう、という案だった。この表記法は、
2012-03-30 21:33:25講談社では昭和14年の幼児用『講談社の絵本』で行われていた。また明治35年頃の文部省草案の「発音式かなづかい表記」にも酷似している。この草案には、やや行きすぎがあったので(音引き<ー>、小書きだらけの誌面になり、見るからにふざけた大笑いな表記法だったんです)、大反対論がおきて
2012-03-30 21:35:42明治41年にとりさげられた。それが、ふたたび登場って感じだ。》以下略。うーん、やっぱ『d/SIGN』8号は何度でも読み返しちゃうな。
2012-03-30 21:40:11それ、正に今話題の「戦前の小書き仮名の表記」の件 http://t.co/REazf5qQ であります。そういう「読み合わせ」の呼称があるとは知りませんでした。 @hi6ikic
2012-03-30 21:43:08よもや旬な話題とは(笑) 新入社員のころは「1号小」ってどういう意味か知らずに唱えてましたQT @uakira2: それ、正に今話題の「戦前の小書き仮名の表記」の件 http://t.co/3kwhWDCw であります。そういう「読み合わせ」の呼称があるとは知りませんでした。
2012-03-30 21:49:12ちなみに添付画像は昭和十三年の『小学四年生』五月号なんですが、本文を五号活字、小書き仮名を六号活字で刷って、全体を縮小したもののようです。ひょっとすると五号角の大きさに六号の仮名を鋳込んでたかもしれませんが。 @hi6ikic http://t.co/QW702W7y
2012-03-30 21:55:58@uakira2 S学館で読み合わせと呼んでいるのは、校了時に目次のタイトルやノンブルが間違ってないか確認するときなど、1人が原本(目次の場合は台割)を読み上げて、もう1人が校正紙がその通りになっているかいちいち点呼確認する、という作業です(よそでもそうかどうか知らないのですが)
2012-03-30 21:58:33印刷技術に詳しくないので見当違いなことを書いちゃうかもしれませんが、写真製版ということではないかと思います。 @hi6ikic
2012-03-30 22:02:05@uakira2 あ、そうですね。Alphaとかfoxtrotとかいうのに似てます。あと、それこそ拗促音を小書き「しない場合」も「する場合」もあったころの名残りなんでしょうね
2012-03-30 22:05:16そうですね、同じひとつの雑誌の中で、少年表記(拗促音大書き)と幼年表記(同小書き)が混ざってるってケースは、さっきの四年生五月号にも見られますし、 『コドモノクニ』『幼年倶楽部』なんかにもあったように思います。 @hi6ikic
2012-03-30 22:11:34@tsaka1 いや、当時の人はこれを読み易いと思っていたのだろうか、と。近現代の歴史学専攻だったので、この時代の文献は沢山読んでいますが、それでも読みにくいと思うもので。
2012-03-30 22:58:44