今日もまたくり返すはずだった。家に帰ればいつものように君がいて、おかえりって。そんな一日になるはずだった。だというのに、僕の身体は宙を舞っている。景色はスローモーションで流れて、どこかにぶつかって止まった。痛みはない。帰らなきゃ。身体が動かない。あれ。。。あれ。。。 #書き出し
2012-04-03 00:55:10今日もまたくり返す。後悔と懺悔をくり返すくり返す。何であの時あんなことをしたんだ、どうしてああできなかったんだと。くり返すくり返すくり返す。終わりが見えないぐらいに。それでも、それでも君はあの時。笑って、笑っていたから。僕は、両手で強く優しく、君の首を抱きしめたんだ。#書き出し
2012-04-03 17:03:34まだ夜も明けきらない時間、僕達は歩き出した。ただお互いを信じ、手をとりあって。冬の夜明けは遅い。始発の電車に飛び乗ると、一種独特の空気が張り詰めている。駅から降りて驚く。かなりの人が列を成している。目の前にそびえ立つビックサイト。僕達の戦いが始まろうとしていた。 #書き出し
2012-04-03 01:00:59ここから4/3 0:00~のお題です
燃える眼を見たことがある。色だけではない。そこに宿る憎しみが、悲しみが、瞳の紅を揺らめかせ、まるで燃え上がる炎のように見せていた。黙っておとなしくしていれば十人並みの娘だというのに、その瞳が彼女を美しく彩る様はまさに戦乙女だった。 #twnovel #書き出し
2012-04-03 20:21:15「例えばもうすぐ僕が死ぬとしたら、どうする、」冗談交じりに言ってみた。君は変なことを言わないでと顔を背けた。変なこと?違うよ。人がいつ死ぬなんてわからないんだよ。一時間後、交通事故にあうかもしれないよ。だから、少しでもそばにいて。 #書き出し
2012-04-03 07:24:16#twnovel 「例えばもうすぐ僕が死ぬとしたら、どうする、」「別れる」「え」「悲しくて無理、別れる。ばいばい」「おいおい、もしもの話だよ、冗談だって」「そんな酷い冗談簡単に言うなんて最低。別れる」「ええ?!ま、待って、わ、別れるなら死んでやる!」 @boy___a #書き出し
2012-04-03 16:46:25「例えばもうすぐ僕が死ぬとしたら、どうする、」「そしたら愛したげる。あぁ。ごめんなさい。もう愛していたわ。そうね、だったら私が殺してあげる。」そう言って、妖艶に微笑む彼女は、今までで一番美しかった。 #書き出し
2012-04-03 17:15:48恋の嵐が近づいてきています。午前中にお出掛けの方は、激しい胸のときめきに十分ご注意ください。それでは次のニュースです。朝食のトーストを口に運びながら、もう恋嵐の季節だっけと考える。今日はパンをくわえたまま出勤してみようかな。 #書き出し @ASUKA_GOTO
2012-04-03 11:57:14#twnovel カツリ、一際高くヒールを鳴らす。1回、2回、最後に小さく、1回。それで世界の扉が開く。実はあちらでは伝説の戦士の身の上、世界を渡るにはこのハイヒールが必要なんだけど、問題が1つ。俺の足には似合わない以前にヒール高いうわまたグキッと! @rokka_F #書き出し
2012-04-03 15:50:59カツリ、一際高くヒールを鳴らす。そのまま音が長続きすれば良かったが――「わ、ちょ」「お前、まだ慣れてねーのかよ。潜入すんだから、いー加減慣れとけ」「アンタがやったらえぇのに、線細いしお似合いやろ」「お前、目でけぇし可愛いじゃん」「……」「あ、照れた」 #書き出し #twnovel
2012-04-03 18:25:08嵐の中を歩いていると急に足が重くなった。見るとネコが必死にしがみついていた。 #この書き出しいかがですか
2012-04-03 17:00:00嵐の中を歩いていると急に足が重くなった。見るとネコが必死にしがみついていた。お前が飛ばされるの防いでいるのにゃって。大丈夫だと答えると涙目になった。死にたいのかーっと片手猫パンチしてくるネコが可愛いくて抱き上げる。ピュー。僕は今、地球を公転している。衛星になる日も近い?#書き出し
2012-04-03 22:14:44今だから言おう。僕は君が好きだった。この世界の誰よりも、この世界の何よりも…。今だから泣こう。君は僕を好きではなかった。違う世界で違う誰かを、この世界の僕より…。 #書き出し #twnovel
2012-04-03 18:19:33