一次産業の再生のために

fishing_pippoさんの疑問から始まった会話。
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南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

と言う事で、昨日の収穫、「風評被害はうわさによる被害ではない」。風評被害は関心の人危険視する人によって引き起こされる(すなわち、自分も被害者に含まれる)、と。これはまさに、「逆フードファディズム」とも言える、と。

2012-04-22 07:10:34
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

【訂正】関心の人→関心の低い人。RT @Slight_Bright 「風評被害はうわさによる被害ではない」。風評被害は関心の人危険視する人によって引き起こされる(すなわち、自分も被害者に含まれる)、と。

2012-04-23 06:06:36
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

加えて、人の心理として「他に選択肢がある事も要因」に成り得る、と。これは、このケース http://t.co/Y9KQRJ5P は、やはり例外で、いわゆる積極的購買者に当たる。今後の課題として、いかに「消極的非購買者」を購買者に持っていくか。

2012-04-22 07:17:41
南大寺虞凡人@人間に学ぶ @Slight_Bright

で、最大の風評被害対策とは、「忘却とは忘れ去る事なり」。

2012-04-22 07:25:09
ぴぽさん @fishing_pippo

その関谷先生のお話で一番腑に落ちたのが風評被害の要因となる3つの社会事情。「大々的な報道が行われる、情報過多社会」「安心安全を求める心理、安全社会」「代替え品を簡単に求められる、流通社会」この代替え品~に目から鱗。地産地消しかない江戸時代だったら風評被害は有り得ない。

2012-04-22 07:36:30
ぴぽさん @fishing_pippo

で、僕はやっぱ低線量被曝うんぬんより風評被害という問題が一番心配してる事で‥。低線量被曝で人が死ぬ可能性よりこれから先も風評被害で‥。といった可能性の方がはるかに大きいのは明らか。 チェルノブイリ事故の後のベラルーシやウクライナってのはどの程度風評被害というものがあったのか

2012-04-22 07:41:01
ぴぽさん @fishing_pippo

経済的にも恵まれてない地産地消がメインの農村地帯など、外に流通させるものがどの程度あったのかなーなんて漠然と思ったり、経済的な損失がどの程度あってどういった取り組みが行われていたのか。それが今日の日本の流通社会でも適用できるものがあるのか‥気になってます。

2012-04-22 07:44:43
リーフレイン @leaf_parsley

@fishing_pippo  ベラルーシやウクライナの経済体制は、一旦食品を政府が買い上げ(国営農場も多い)それを安い価格で配給or販売という形をとります。自営農場及び共同農場での余剰作物分についての扱いが両国と時期によって異なっていて、ウクライナのほうが市場開放が速かったです

2012-04-22 08:16:43
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @fishing_pippo とくに注目すべき点は、「国から民間への食糧販売価格が安い」という点でして、そのため、民間から民間への一般流通が少ないんです。

2012-04-22 08:18:45
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @fishing_pippo  内部被曝的に問題になるのは、国が買い上げた食品での値と、自家消費分でして、、(市場には出さなくても、食べることは可能)あと、極端に国営品が品薄になった時の、民間流通品の品質の問題ということになります。

2012-04-22 08:20:08
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @fishing_pippo 構造的には日本でみられるような形の民間市場レベルでの「風評被害」は初期には少ないはずです。ただし、2006年のベラルーシの統計をみると、全体の7%の私営農場が、市場での占有率の半分近くを占めてきたという話があって

2012-04-22 08:24:03
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @fishing_pippo それはゆるやかな国内市場の開放政策によって、民間製品が市場にでてきたという経過を示していると思うので、現状では初期とは異なって、日本に近い現象がみられるのかもしれないなと考えてます。

2012-04-22 08:25:33
リーフレイン @leaf_parsley

@leaf_parsley @fishing_pippo 私営農場そのものの面積はまだそんなに大きいわけではないですが、私営農場の生産性はとても高く、ご指摘のように地産地消の前提もあります。日本のように、恐ろしく高い市場希釈ということはないので、内部被曝の地域性が続いているかと

2012-04-22 08:28:03
ぴぽさん @fishing_pippo

@leaf_parsley なるほど納得納得。さすが社会主義ですねw 流通の形態が違うので一概には言えないかもしれませんが、風評被害(本来安全な物にまで経済的な損失が及ぶ事)という面ではどうだったのでしょう?国が買い上げたものは全部危険みたいな風潮は当時はあったのでしょうか

2012-04-22 08:28:13
リーフレイン @leaf_parsley

@fishing_pippo  1997年のセシウム137に対する論文が沢山でていた当時、ネステレンコ教授や、バンダジェフスキー教授が何を懸念していたかといえば、「クリーンな給食の廃止」を反対していたんですよ。一般流通品への疑念は高かったと思います。

2012-04-22 08:30:53
ぴぽさん @fishing_pippo

@leaf_parsley ありがとうございます。そこでさっき言った「代替え品」なんですが、政府が買い取った食品は疑惑の目で見られていても、(産地表示とかはどうなっているのか解りませんが)「政府が買い取った農作物」しか買えないのであれば(選択の余地がなければ)風評被害は

2012-04-22 08:36:52
Y S@ミャンマーに平和を @abo_abo

事故後数年で農業を再開した地域には非難囂々だったらしいです。でも今は、管理と情報公開が徹底しているから地域で差別されることは(続く) RT @fishing_pippo: (略)チェルノブイリ事故の後のベラルーシやウクライナってのはどの程度風評被害というものがあったのか

2012-04-22 08:39:03
ぴぽさん @fishing_pippo

@leaf_parsley 生まれませんよね。消費者が「選べる」から経済的損失が生まれるのであって、政府が買い上げて、さらに選択の余地がなければ、内部被曝の問題はあっても、「風評被害」による生産者の損失はどの程度だったのかなー。と疑問に思ってるのです。

2012-04-22 08:39:58
Y S@ミャンマーに平和を @abo_abo

@fishing_pippo (続き)産出地域で差別されることはなくなったと聞いたそうです。先月に伺った、郡山での有機農業のシンポジウムで聞きました。まあ、これだけ年月が経ってるんですが。

2012-04-22 08:40:23
リーフレイン @leaf_parsley

@fishing_pippo 基本的に地産地消の前提があるとすると、外の人がその地域に行ったときに「ここのものは食べたくない」という形で、でてくるんじゃないかな。しかも中にいれば選択の余地はないわけですし。そういうのは直に人と人と会話の中で現れるから、心の傷は大きいと思いますよ。

2012-04-22 08:57:32
ぴぽさん @fishing_pippo

@abo_abo おー!あれ行かれたのですか!凄い!やはり、徹底した管理と情報公開が第一になるんですね。勉強不足で申し訳ないのですが、これはベラルーシ内でも、かなり産地による差別があったということですか?

2012-04-22 09:04:36
Jem @Jem0211

@fishing_pippo 25年後の現在もあるようです。(伊達ICRPダイアログミーティングで聴きました。)

2012-04-22 09:12:44
Y S@ミャンマーに平和を @abo_abo

@fishing_pippo そこのところは伺いたかったのですが,聞き損ねました。でも「今はない」とのことなので、当初は(非難されたと言うし)あったのでしょうね。

2012-04-22 09:17:33
Y S@ミャンマーに平和を @abo_abo

@fishing_pippo 福島大学の小山准教授が、ベラルーシからご帰国間もなかったようで、追々、ご報告をまとめられるとおっしゃっていました。ご参考までに。

2012-04-22 09:33:35