20120520 #ETV 特集「除染と避難のはざまで~父親たちの250日」
#ETV 特集。中間貯蔵施設ができる(予定の)3年後まで、住民は放射性廃棄物を鼻先に見ながら生活することに。政府、全避難区域の見直しを始める。飯舘村でも、年間20mSv未満の場所はできるだけ村に帰れるようにすると。説明会で、先のワーキンググループについて触れる。
2012-05-20 22:47:28#ETV 特集。政府のパンフレット、ワーキンググループの報告書を引用しながら、低線量被曝の危険性は低いとしている。発がんリスクは、喫煙や肥満、野菜不足に比べて低いと。石神第一小、学区の大半は年間20mSv以下。政府は、避難した人への東電の賠償金を8月で打ち切る方針。
2012-05-20 22:48:54#ETV 特集。2011年3月15日。門馬さん、3人の子どもを車に入れて福島市へ避難。しかし放射能は北西への風にのって、その方向に流れた。門馬さんがその事実を知らされることはなかった。「避難所に入る前に、外で2時間くらい待ってスクリーニング。その時23μSvくらい」
2012-05-20 22:50:19#ETV 特集。門馬さん「子どもたちにマスクも何もさせてなかった。2時間も外にいさせてしまったことを、いまものすごく後悔している」子どもたちの健康診断の結果が届く。どれも「異常は認められない」しかし不安を拭えない。別の病院では、異常がある(しこりがある)という話だった。
2012-05-20 22:51:45#ETV 特集。4月21日。石神第一小、児玉教授を講師に迎えて勉強会。放射線の量がどこまでなら安全と言えるのか、親たちの疑問に丁寧に答える。門馬さん「本当に20ミリで大丈夫なのか。政府の言うことを信じて大丈夫か」児玉教授「低ければ低いほどいいが確率的問題といっても…」
2012-05-20 22:54:01#ETV 特集。児玉教授「…がんになってしまった人にとっては100%となる」「政府や東電は、避難する人をサポート、補償する義務があると思う」
2012-05-20 22:54:55#ETV 特集。児玉教授「避難か除染か、問題を二分するのでなく、どっちも行う。住民がこうしたいということに力を入れていくことが大事」南相馬市、放射性廃棄物の仮置き場が決まらず、まだ除染が始まっていない。門馬さん、庭の柿の木を切ることに。子どもたちのためにできることを。
2012-05-20 22:56:24#ETV 特集。切り倒される柿の木。家族の記憶が消えていく。母親「みんな昔からあった木。でも孫たちがいるから、少しでも線量下がればと思って」廃棄物はできるだけ家から遠くにおいて、子どもたちを近づけない。福島県でまたひとつ、行き場のない放射性廃棄物が生まれた。
2012-05-20 22:58:44