2012年5月27日日本気象学会『5月6日の茨城栃木の竜巻に関する調査研究報告会』まとめ

2012年5月27日につくば国際会議場にて行われた日本気象学会2012年春季大会での緊急報告会『5月6日の茨城栃木の竜巻に関する調査研究報告会』のまとめになります。 公式告知:http://www.metsoc.or.jp/others/News/tornade_prog.pdf (報告内容) 「竜巻研究の課題と今回の竜巻の特徴」:東大大気海洋研究所 新野宏氏 続きを読む
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こばこ @kobako

被害現地調査。つくば。被害域17km、木が倒れる・電柱の倒壊・住家の窓が割れる写真。竜巻自体の写真も。 屋根が全て飛散していることから、F2スケールと推測。 真岡。被害域31km、ビニルハウス飛散・樹木倒壊。 瓦が飛散していることからF1、酷いところではF2。 #metsocj

2012-06-01 00:00:06
こばこ @kobako

筑西。樹木の折れがある。F1スケール。 福島のものはF0スケール。屋根・樹木・ビニルハウス被害より。 レーダーより親雲の特徴。フックエコーが出ている。スーパーセルの特徴である丸天井型の形。 地上は温度のコントラスト・風のシアーが存在。 #metsocj

2012-06-01 00:03:04
こばこ @kobako

気象研山内さん「二重偏波ドップラーレーダーで捉えた親雲の構造について」つくば竜巻は気象研究所から15kmのところを通過。ドップラーレーダーで捉えられた。気象研レーダーは2分ごとに0.5度の仰角で採っている、4分ごとにボリューム・RHIスキャン。 #metsocj

2012-06-01 00:10:39
こばこ @kobako

フックエコーを発見、これをRHIスキャンした物を発表では見せていた。(絵は文字では表せないのは痛いところ。)エコーの弱いところがフックエコーのところに現れ、そのあと渦管が出てくるところを捉えている。 #metsocj

2012-06-01 00:13:26
こばこ @kobako

0.5度スキャン時系列。12時29分に、フックエコーのところに渦。これがメソサイクロン。6分後にドップラー速度30m/sほどの場所が。これが竜巻に当たるものと考えられる。その軌跡と被害域も符合。鉛直構造を見ると渦域の真ん中が4.7kmまで反射強度が弱い。 #metsocj

2012-06-01 00:15:54
こばこ @kobako

渦の二重偏波?が見える。飛散物と思しきものが回っている。これは竜巻のレーダーによる自動検出に役立つかも?(今回みたく、都市部ばっかりに発生する訳ではないので、これは有効な示唆だと思う。) #metsocj

2012-06-01 00:18:40
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