120528 第16回 国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会 参考人:菅直人議員 IWJによる実況ツイート

120528 第16回 国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会 参考人:菅直人議員 IWJによる実況ツイート
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IWJ_ch4 @IWJ_ch4

このアカウントでは、14:00〜ch4で中継される「国会事故調:参考人菅直人前総理」の実況Tweetをします。@iwakamiyasumi

2012-05-28 13:44:40
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第16回国会事故調、開始。参考人は菅直人前総理。菅「原発は、国策によって引き起こされたもの。最大の責任は国にある。この事故発生時の責任者であった者として、心からお詫びを。今後のため、知り得ること、考えたことを、率直にお話したい」。 @iwakamiyasumi

2012-05-28 14:02:48
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櫻井委員「原発事故について、総理になる前の認識は?」菅「スリーマイル、チェルノブイリ、それぞれ強く関心を持っていた。特にチェルノブイリ、原因を私なりに調べた。JCOが、なぜ臨界事故を起こしたか、関係者にあたり、調査し、私なりに理解した」。 @iwakamiyasumi

2012-05-28 14:06:28
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菅「市民活動時代の仲間には反原発もいた。私も、できるだけ原子力エネルギーは過渡的という位置付けで、段階的に脱を主張していた。その後、安全性の確認という前提の中での活用はあっていいと許容のほうに変わった。3.11を経て、正しいことではなかったと思う」。@iwakamiyasumi

2012-05-28 14:09:30
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菅「総理としてどんな権限があるか、一定の考え方は持っている。憲法、内閣法にも規定されている。原発事故への権限が如何なものか、事故までの間に聞いたことはない。事前に、しっかりとした説明を受けておけばよかったと思う」。 @iwakamiyasumi

2012-05-28 14:11:47
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質問:海江田から、緊急事態宣言の決済を求められ、結果、19時からの発令、という遅れがあった件。原子力に詳しい方が、何故、経産大臣からの打診まで発令しなかったか。菅「17:42に報告がきた。意図的に引き伸ばしてはいない。党首会談を抜けて発令した」 @iwakamiyasumi

2012-05-28 14:16:04
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避難の件。菅「オフサイドセンターは機能せず。保安院、安全委、東電に集まってもらい、避難の意見を求めた。安全委の意見に沿って、まず、予防的に3km。3.12、10km避難の根拠は1号機圧力上昇。ベントも、避難判断の一つの材料になっていた可能性も」。 @iwakamiyasumi

2012-05-28 14:20:26
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菅「1号機の水素爆発から、他号機の爆発の可能性も考慮し、20km避難と判断」。30km避難の考慮は?菅「様々考慮した。屋内にいたほうが安全ではないか、という議論があり、最終的に専門家が20km〜30kmは屋内退避と決定」。 @iwakamiyasumi

2012-05-28 14:23:14
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視察の目的。菅「津波の状況を見て把握したかった。現場の状況を見ておくことが対策を取る上で必要だと思った。原発については、保安院、安全委、東電から派遣された技術のプロから意見を聞いていた。が、原発の状況、対策、説明がなかった」@iwakamiyasumi

2012-05-28 14:25:15
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菅「ベントがなかなか行われず、何故進まないか、東電関係者もわからないと言っていた。現地で責任者と話したほうが現状を確認出来るのと考えた。吉田所長、武藤副社長から、状況の概略の説明があった。ベントを指示し、決死隊を作ってもやる、と回答をもらった」。@iwakamiyasumi

2012-05-28 14:28:08
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オフサイトセンターに権限を権限委譲しなかったのは何故か。菅「保安院からそういう説明はなく、その法の在り方も把握していなかった。何故保安院が伝えてこなかったかはわからない」。@iwakamiyasumi

2012-05-28 14:30:07
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海水注入の件。菅「淡水がなくなった場合、海水が必要。海水注入が再臨界になるわけではない。海水にはホウ酸も入れた。海水注入は、タケグロフェローが、私からの指示とし、海水注入を止めろ、とした。しかし、私はそんな指示はしていない。吉田氏はその指示を無視」 @iwakamiyasumi

2012-05-28 14:41:28
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撤退問題について。菅「15日、AM3:00頃、経産大臣から相談があった。『東電から、撤退したいという話しがきている』と。この事故がどこまで拡大するか、私なりにも考えていた。少なくともスリーマイル、チェルノブイリでは、事故を起こした原発は1基ずつ」。@iwakamiyasumi

2012-05-28 14:47:37
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菅「しかし、福島の原発の数、使用済み燃料の数。見えない敵との戦いであり、命をかけてもやるべきだと思った。撤退の話を聞き、『とんでもないことだ』と思った」。 @iwakamiyasumi

2012-05-28 14:51:16
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菅「地震、津波、原発事故が同時に起き、緊急対策本部を立ち上げた。同時にこれらの対策をとるのは難しかった。現地のオフサイトセンターも動かなかった。ベント一つとっても事業者だけで判断は出来なかった。法の想定は、シビアアクシデントに対応出来てなかった」。 @iwakamiyasumi

2012-05-28 14:57:45
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ここから質問者が野村委員にチェンジ。質問:先程の謝罪の意の説明を。菅「原発が推進されてきた中で、安全性の備えが不十分で、様々な指摘を軽視し、無視してきた。元は福島原発立地は、海面から35mの絶壁の高台だったが、海面から10mの高さまで切っている」。 @iwakamiyasumi

2012-05-28 15:01:53
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菅「避難の問題など、精一杯やったつもりだが、一時的な避難と受け止められた方が長期になったことや、屋内退避が長期になったこと。これらも合わせて、先程の謝罪です」。 @iwakamiyasumi

2012-05-28 15:05:50
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総理が外部からアドバイスを受けていたという話について。菅「保安院が軸。安全委が助言機関。事業者である東電。中心はこの三者。後に参与になる人含め、これ以外の人にも意見は尋ねた。メルトダウンの有無について。海への汚染水対策について。様々聞いた」。 @iwakamiyasumi

2012-05-28 15:10:34
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現場では、墜落事故目前のコクピットに電話を入れてくるようなものだ、との指摘が。菅「15日、統合本部を立ち上げてからは、そこで物事を進めた。コクピットについては、言いたいことはわかるが、検証いただきたい」 @iwakamiyasumi

2012-05-28 15:24:56
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菅「普通、民間企業に総理が乗り込んで指示はしない。しかし、撤退の懇願から統合対策本部設立を考えた。原災法には、本部長が指示出来るとある。」 @iwakamiyasumi

2012-05-28 15:28:25
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米国からの支援について。菅「かなり早い段階から専門家が来日、と一般的には聞いていた。米国からの専門家の知見も重要。支援を断ったことはない。官邸に米国の専門家を駐在させるという件は、官房長官が独断で、日本の国家主権としての立場から断った」。 @iwakamiyasumi

2012-05-28 15:43:27
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米国支援続き。菅「基本的に窓口は外務省。しかし、外務省も原発の専門家ではない。保安院や東電なども絡んだ。上手くコミニケーションが取れていない実感はあった。統合本部が出来て以後、そこで協力要請を受け、スムーズになり、活かした」。 @iwakamiyasumi

2012-05-28 15:46:25
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3.11、22:44官邸危機管理センターに届けられた福島第一原発2号機の解析結果。炉心溶融の予測も。菅総理は目を通したが、それよりも1号機に危機が迫っていたためうんぬんかんぬん。情報を出さなかったのは何故か。菅「あくまで解析結果だし確定してないし」@iwakamiyasumi

2012-05-28 16:04:44
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しかし、この解析結果は、外部からではなく、直属から然るべくして上がってきた報告である。住民は何の説明もないまま避難させられたのも事実。なぜ、出さなかった。菅「検証してほしい。いろんな予測に対し、どう説明するのが適切だったのか、検証してほしい」。 @iwakamiyasumi

2012-05-28 16:06:51
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菅「原災法による総理権限が弱かったとは思わない。それよりも、原子力の専門家ではない総理がほとんどであり、それを支える事務局である保安院が不十分だった。シビアアクシデントにも対応出来る組織が必要」。 @iwakamiyasumi

2012-05-28 16:09:05