ジェット戦闘機の重心位置
ずいぶん長いこと軍ヲタだが、未だに戦闘機の重心位置がよくわからん。WW2のレシプロ機はエンジンの後端ぐらい(主翼前縁付近)だと思う。で、重心のちょっと後ろの主翼で揚力が発生するだけだと機首が下がるので、機体後端の水平尾翼で尾部を押し下げ、安定するしくみのはず。
2012-06-09 08:54:33しかし、ジェット機がわからん。F-86とかMig15は主翼の後ろに重いエンジンがある。主脚も主翼付け根後端ぐらいの位置。主翼直後ぐらいに重心があるのか?とすると主翼揚力で機首が上を向いてしまうから、水平尾翼は上向きの揚力を発生させている?しかしこれでは安定しないような。
2012-06-09 08:58:56後退翼のせいかとも思ったが、P-80やF-84のような直線翼機はどうなっているんだ?だいたい、重心が主脚より後ろだと着陸したら尻餅をつくはずだし。
2012-06-09 09:02:31しかしエンジンが胴体後半にあるのに重心がもっと前だとすると、よほど重いものが機首や機体前半にあるはず。現用機ならともかく、P-80あたりだとコクピットや無線機、武装ぐらいだろう。それらがそんなに重いのか?
2012-06-09 09:05:18@hilowmix エンジンは、後半と言っても、実際そうでも無いです。当時の翼にエンジンを搭載した機体でもわかりますが、案外全長が短いのです
2012-06-09 09:07:47@kapitan_black たしかキャンベラはあの長いエンジンポッドの前半部分だけにエンジンがあり、後ろは単なるダクトでしたね。つまり、主翼より前側にエンジンがあり、重心もその付近。
2012-06-09 09:10:55@kapitan_black レシプロですが、P-39なんかは主脚・主翼の真上にエンジンがありますね。 http://t.co/qo5VH71f
2012-06-09 09:12:36@hilowmix いえ、さすがにエンジン自体は主翼より後ですが、それ以外の機器によりバランスはとれます。この絵の算盤のコマ状がエンジンでその後は排気管(噴射管)です http://t.co/silM4pqm
2012-06-09 09:12:56@kapitan_black ええと、まず「P-90の場合、重心位置はエンジンより前、主脚のちょっと前あたり」ということでいいですよね。これは遠心型でエンジンも短く、他の機器が機首にあって、重心を前にもっていっている、と。
2012-06-09 09:19:29↑
「P-90」ではなく「P-80」です。
@kapitan_black ちょっと疑問があります。まず、P-80だと電子装備も武装もWW2機とさほど変わらないはずですが、重心位置に影響するほど重かったのか? また、似たエンジン配置のMig-15は後退翼で重心位置はもっと後ろのはず。だが武装はむしろMigが重そう。
2012-06-09 09:25:14@hilowmix まず、武装ですがM2を6門「機首」装備です。これはWW2のレシプロが大部分、主翼装備である事を考えると恐るべき重心前方偏重の原因たり得ます。(各300発なので合計は6門で300kgを越える筈)更に当時の電子機器が決して軽く無いのは御存じの通り。続く
2012-06-09 09:33:03@hilowmix 実は、P-80の主翼配置は、P-39と殆ど変りません。そうした意味でもMIG-9で後退翼(18.5)に対してエンジン重量(位置調整)だけでつじつまを合わせた事の延長上にある様に見えます。あと、機首インテーク型はそこに何も積めない分、案外軽いです。
2012-06-09 09:43:16