「福島の子どもたちに」　CSRP：参加者からの手紙

so　sora @sosorasora3

●「187人の参加者より：福島の子どもたちに」　①　Sebastian Pflugbeil氏　 Physics German Society for Radiation Protection,ECRR 　●CSRP：市民科学者国際会議　http://t.co/Y8gzkc0l　

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「福島の子どもたちに」②　 「親愛なる子どもたちへ。　私たちは、父であり母であり祖父であり祖母であり、君たちのために働きたいと願っている市民であり、科学者でもあります。 猪苗代湖、この美しい自然。私たちは君たちのためにここに来ました。 君や君の子どもたちが心配で、福島に来ました。

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「福島の子どもたちに」③　原発事故で、食べ物、水、空気、すべてに放射線物質が入ってしまいました。見えないし匂いもしないから、よけることができません。植物や動物が病気になり、私たちも病気になるかもしれません。だから何を食べたらいいのか、どう過ごしたらいいのかを知ることが大切です。

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「福島の子どもたちに」④ 私たちは、この状況に怒り、悲しんでいます。 何を食べたらいいか、とか、大気の心配をしなくてはいけない、とか、君たちに言わなくてはいけない、こんな状況になってしまったことを、私達は悲しんでいます。

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「福島の子どもたちに」　⑤　 26年前、チェルノブイリで事故が起きました、日本は幸運にもあまり被害を受けませんでしたが、世界ではたくさんの人たちが病気になりました。 あの時、私たちは考えました。「こんなことを二度と起こさせてはいけない」と。

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「福島の子どもたちに」　⑥　 あの頃私たちは、今の福島の皆さんと同じように苦しみました、子どもに何をたべさせたらいいのか、と。でも次第に記憶は薄れていきました。今回の原発事故で、私たちはあの頃を思い出しました。私達はデモをし、脱原発を求めて、また動きだしました。

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「福島の子どもたちに」　⑦ もし、今ここに来ていなかったら、私たちは、今頃デモ隊に加わって歩いているでしょう。 一旦止めた日本の原発は、そのままにとめておいてほしいです。　 私たちは、将来の君たちのために、ここに来ました。でも、力が足りないかもしれません。

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「福島の子どもたちに」　⑧　君たちのお母さんは、苦しんでいるでしょう。君たちをどこで遊ばせるか、何を食べさせるか、お母さんはとても苦しんでいるでしょう。 君たちのお父さんやお母さんは、汚染の酷い場所で働かなくてはいけないかもしれない。でもそれは、望んでしていることではありません。

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「福島の子どもたちに」　⑨ どんな政府も、たくさんの市民に対して、ずっと圧力をかけ続けることはできません。今、福島で起きていること、経験してることを覚えていてください。大きくなったら、周りに話してください。誰かが嘘を言っても、自分の力で考えて、自分で問題を探していってください。

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「福島の子どもたちに」⑩　 私たちには力が無いけれど、真実を語るのに力は必要ありません。 できる限り放射線を研究して、その危険性を他の人たちに語っていくことを、君達に約束します。 原子力寄りの人たちが、いくら私たちを黙らせようとしても、必ず伝えていきます。約束します。

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「福島の子どもたちに」11　 そして、私達ができなかったことを、子どもたちが必ず成し遂げてくれると、信じています。「あの頃の放射線問題って何だったんだろう？」と、語りあえる時が来ることを願っています。私達は会議をするだけですが、将来のある君たちにこんな手紙を送りたかったのです。

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「福島の子どもたちに」　12/12　　 いつか君たちが、何を考えてきたか、どう考えてきたか、私たちに手紙を書いて教えてくれたら嬉しいです。」　　 PS：（会場の皆さんに）：　明日、印刷した本文を出そうと思います、みなさん、一緒に考えてください、明日また話しましょう。