チャビ母さん（@chubby_haha）による「発達障害の子供達に教えてあげたいセルフ・アウェアネス【勝ち負けよりも大切なこと】」

きょう @kyo556

きょうクリいんちょうブログ : 「結果重視より過程重視」理論！結果重視が自己効力感を阻害する理由について考えてみた。 http://t.co/RXyhFQ99

チャビ母 @chubby_haha

100か0か。白か黒かの価値観の世界で生きてる自閉症の子達が勝負に負けてパニックになるのは、彼らが極端な「結果重視」なのが要因の一つだと思います。だから「過程重視」のような過程に大切さを見出す関わりは、こういった彼らの苦しい部分を開放してあげられる関わりでもあると思うんですよね。

チャビ母 @chubby_haha

というわけで、負けた時にパニックを度々起こした息子に対して、息子と支援級の先生が取り組んだ【勝ち負けよりも大切なこと】というセルフアウェアネスをちょっと紹介します。

チャビ母 @chubby_haha

1）ほとんどのゲームやスポーツ等の試合の最後は、勝つか負けるかで終わります。それは、勝つ人もいれば、負ける人もいるということです。きっとほとんどの人は、「勝つことだけ」が好きだと思います。でも、そういう人達は、負けた時に怒ったり、悪い態度をとったりします。

チャビ母 @chubby_haha

2）ゲームに負けた時に怒る子がいます。そういう子達の事をBad Sports（フェアじゃない人達／潔くない人達）と言います。叫んだり、悪い言葉を言ったり、物を投げつけたり…そういう礼儀正しくない事をする人達の事です。彼らはゲームを台無しにします。それは誰にとっても良くない事です。

チャビ母 @chubby_haha

3）きっと多くの子供は、自分がいつでも勝つに決まってると思ってます。そういう子達は、勝つ事こそが『正しい』と思って、負ける事は『間違い／ダメなこと』と思っています。だからそういう子達は負けた時に、怒ったり、勝った人に文句を言ったりしてBad Sportsになってしまいます。

チャビ母 @chubby_haha

4）でも、いつもいつも同じ人が勝ち続けるっていうのは不可能です。「私は勝つ時もあれば、負ける時もある。勝つ事と負ける事は、両方人間の大切な一部なんだ」と言った人がいます。この人はまた、勝つ事と負ける事は【正しいとか間違ってるってことじゃない】と教えてくれました。確かにそうです。

チャビ母 @chubby_haha

5）じゃあ、ゲームや試合をする時、僕はどうすればいいのかな？

チャビ母 @chubby_haha

6）Good Sports（フェアに戦う人、潔い人）は、勝負の途中も後にも、結果に関係なく自分も周りも気持ちい行動が出来る人の事です。彼らは試合の最中、自分が出来る事のBestを尽くそうとします。でも、ベストを尽くしたGood Sportsでも、勝つ事もあれば負ける事もあります。

チャビ母 @chubby_haha

7）でもGood Sportsは負けた時に、Bad Sportsのように怒ったり悪い言葉を言ったりしません。その代わり彼らは一緒に試合を戦った人達と握手をして「いい試合だったね。ありがとう」とお互い一生懸命戦った事を尊敬し讃え合います。結果よりも内容（過程）に価値があるからです。

チャビ母 @chubby_haha

8）きっと誰もが試合やゲームをしたりする相手がGood Sportsだといいなと思います。負けた相手の怒ったり悪い態度を見るのは嫌だからです。だから僕も、Good Sportsになれるように練習したいと思います。そうすれば僕だけじゃなく相手にも、ゲームが素敵なものになるからです。

チャビ母 @chubby_haha

9）これから僕は、ゲームの最中は自分の力を出しきって、勝った時も負けた時も相手や自分を讃えられるGodd Sportsになれるよう頑張りたいと思います。Good Ssportsでいるっていう事は、試合やゲームを楽しむ時の正しい姿なんだと思います。それは勝ち負けよりも大切な事です。

チャビ母 @chubby_haha

以上、勝敗という結果に正しさや価値を求めるんじゃなく、ゲームや試合に【取り組む姿】という「過程に価値をみいだす大切さ」を求めたセルフアウェアネスでした。