【成果の効果測定と改善】実践研修第2回 NPOマーケティングプログラム2012 #npomap2012

2012年6月30日に開催したNPOマーケティングプログラム2012「実践研修第2回」のツイートまとめ。 本プログラムは、NPOがマーケティング力を身につけ、そのノウハウを個人のスキルに留まらせず組織全体で共有して活用し、組織が抱える様々な課題を解決できるようになることを目指しています。 オフィシャルウェブサイト: http://www.npo-sc.org/npomap/ 主催:(特活)NPOサポートセンター 共催:パナソニック(株) 続きを読む
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はりなたる (Miho FUKUDA) @harinatal

団体のビジョンは、「サッカーを通じて障害者と健常者があたりまえに混ざり合う社会が実現すること」それにつながる応援者の獲得のため、地域と地域リーグが近くなり、地域での理解が増し、身近に感じてもらえるようになることを目指して施策を実施しました。#npomap2012

2012-06-30 17:36:14
はりなたる (Miho FUKUDA) @harinatal

日本ブラインドサッカー協会は、昨年のマーケティングプログラムに参加した団体。ブラインドサッカー地域リーグに置ける地域展開の支援マーケティング、として地域の応援者の獲得を目指してプログラムに参加しました。#npomap2012 http://t.co/cndtSsUj

2012-06-30 17:37:21
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赤松重彦 @shigehiko

先輩団体の事例紹介としてブラインドサッカー協会の方のプレゼン中。盲目者と健常者がアイマスクをして一緒にフットサルをするという活動の全国組織^^昨年の課題は認知度向上とボランティアの組織化。うまく地域と連携してる^^http://t.co/58rz4GHR #npomap2012

2012-06-30 15:19:58
はりなたる (Miho FUKUDA) @harinatal

まず実施したのは、地域リーグの現状分析。現在4つの地域リーグについてスタッフ数、ボランティア数、顧客数に加え、予算/支出状況などを分析すると共に、実行委員長(ボランティア)にもヒアリングを実施。そこから様々な課題が見えてきた。#npomap2012

2012-06-30 17:38:41
はりなたる (Miho FUKUDA) @harinatal

その課題への取り組みとして「地域住民の巻き込み」「地域へのブラインドサッカーの普及、認知の増加」と「ボランティアの確保」などに対する施策を考え、関東リーグでプレマーケティングをとして「応援者」を増やすための各種取り組みを実施。#npomap2012

2012-06-30 17:39:08
はりなたる (Miho FUKUDA) @harinatal

具体的には地域との結びつきの強化のため、小口協賛、個人協賛の獲得を目指した営業を八王子にて実施。商店街での営業(150店舗)を対象に行った場合、ポスターの掲示は13%が受け入れてくれた。#npomap2012

2012-06-30 17:39:18
はりなたる (Miho FUKUDA) @harinatal

プレマーケティングの結果、商店街などの協力には、市の後援があるかどうか、商店会長などの協力が得られているかなどがカギとなることがわかり、仙台市でのアジア大会においてはそれらの反省を踏まえて、改善した方法で実施。#npomap2012

2012-06-30 17:39:38
はりなたる (Miho FUKUDA) @harinatal

その結果、仙台市でのテストマーケティングにおいては、ポスターの掲示は8割が張ってくれた。また、プロモーションも反省を活かした改訂を加え、協賛の価格設定も事前に行う形でわかりやすくした。#npomap2012

2012-06-30 17:40:07
はりなたる (Miho FUKUDA) @harinatal

効果としては測定の比較指標が不十分だったため数値での分析が難しい状態だが、感覚ではブラインドサッカーの認知普及にもつながり、効果があったと感じている。現在はこのテストマーケティングをもとに、地域リーグの運営マニュアルの作成も進めている。#npomap2012

2012-06-30 17:40:20
はりなたる (Miho FUKUDA) @harinatal

ここから質疑応答:Q地域にフォーカスしたときに、運営体制はどのように整えていったのか。#npomap2012

2012-06-30 17:40:54
はりなたる (Miho FUKUDA) @harinatal

⇒ここ3〜4年ほど仙台には力を入れていて、リーダーとなる人材が生まれ、土壌があったのでアジア大会を実施したという経緯があった。大会の実施により団体の普及、障害者スポーツの普及につながったと思う。#npomap2012

2012-06-30 17:41:04
はりなたる (Miho FUKUDA) @harinatal

Qマニュアルのボリューム、作成手順について。⇒部分からスタートしているので、全部は仕上がっていない。マニュアルを作るだけではうまく動かない。マニュアルの運用については、各地の団体に集まってもらい共有する必要があると思う。#npomap2012

2012-06-30 17:41:21
はりなたる (Miho FUKUDA) @harinatal

Q地域差によってマニュアル対応を変える必要がある場合などはあったか⇒まだ地域傾向が出てくるには実施が不十分だが、ボランティアベースの実行委員長は業務時間に限りがあるので、事務局の対応と現地対応の棲み分けをすることで負担を軽減するなどを行っている。#npomap2012

2012-06-30 17:41:59
はりなたる (Miho FUKUDA) @harinatal

Q施策を組み立てる上で、プレマーケティングを行ったことでの影響は?⇒プレマーケティング(八王子)を行ってから、テストマーケティング(仙台)を行った。八王子で知らなくて問題になったことについての反省を次の機会に行かせた。#npomap2012

2012-06-30 17:42:33
はりなたる (Miho FUKUDA) @harinatal

Q施策の実施にあたり目標の設定で悩んだ?⇒協賛金の確保に力をいれるのか、応援者を増やすということに力を入れるのか、で悩んだが、ミッションに立ち戻り、応援者の増加を目指した。#npomap2012

2012-06-30 17:42:45
はりなたる (Miho FUKUDA) @harinatal

まさに今の参加団体が直面している様々な点がカバーされているタイムリーな事例紹介でした。ここからは松本先生による「成果を考える」ということに関連して、ミッションとビジョンの違いについての講義。#npomap2012

2012-06-30 17:43:00

講義:「成果」の効果測定

はりなたる (Miho FUKUDA) @harinatal

ミッションは団体の存在理由やどういう姿勢で世の中に向き合っていくのか、ということ。団体が存在する限り変わらないもの、というイメージ。#npomap2012 http://t.co/l1r2GB2c

2012-06-30 17:43:22
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はりなたる (Miho FUKUDA) @harinatal

一方ビジョンはVisualから来ていることからも、「目に見えるもの」であることが重要。よって「期待する効果」ということができ、ビジョンには様々なレベル感がある。#npomap2012

2012-06-30 17:43:37
はりなたる (Miho FUKUDA) @harinatal

ミッッションに含まれる一番遠いところにある大きなビジョンがあり、それを達成するための中期的な目標、プロジェクトごとの目標などが設定される。そしてその目標を測るための指標が設定されているというイメージ。#npomap2012

2012-06-30 17:43:48
はりなたる (Miho FUKUDA) @harinatal

ブラインドサッカー協会でいえば、中期的には地方リーグの活性化、であれば、応援者の増加がプロジェクトの目標となり、それを達成するための指標がいくつか掲げられる(ポスター掲示数の目標など)、というイメージ。#npomap2012

2012-06-30 17:44:08
はりなたる (Miho FUKUDA) @harinatal

ここで注意が必要なのは、「目標と指標は同一ではない」ということ。指標は自分たちの企画が受け入れられたかどうかという「現実」を見せてくれるもの。「現実」という評価が目標や企画の適切さの判断材料となる。#npomap2012

2012-06-30 17:44:29
はりなたる (Miho FUKUDA) @harinatal

つまり、ポスターが貼られたかどうか、は指標の1つであるが、それが応援者の増加という目標につながったか、もしくは団体のミッションの達成につながったかは直接つながっているとは限らないことに注意が必要。#npomap2012

2012-06-30 17:44:52
はりなたる (Miho FUKUDA) @harinatal

ということを心に留めた上でこれから各団体は企画のブラッシュアップに入ります。その際、プレマーケティングで実施した指標を使ってどのように「企画の適切さ」を判断できるのか、について。#npomap2012

2012-06-30 17:45:12
はりなたる (Miho FUKUDA) @harinatal

判断する上で参考となるのは、4P/4C設定の適切さの評価、目標の適切さの評価、ミッションの再確認といった視点で企画を見直す、ということ。#npomap2012

2012-06-30 17:45:35