【ミステリ】四大奇書について

中井英夫『虚無への供物』、小栗虫太郎『黒死館殺人事件』、夢野久作『ドグラ・マグラ』、竹本健治『匣の中の失楽』の、四大奇書についての話です。
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@junk_land

なぜなら「好き嫌い」はこの手の議論に馴染まない、と思うからです。何しろ「好み」を持ちだされたら、そこで議論が終わってしまいます。「だって好きなんだもーん」と言われたら、「あーそうですか」と引き下がるしかない。つまりそれは議論に何ら貢献せず、逆に遊びを終わらせてしまう。……

2010-07-05 09:24:18
@junk_land

まあ、ついったのような場でそんなことを言っても仕方ないのですが、つい昔の習性で。……昔だったらもうとっくに、滅氏あたりからがつんと痛烈な突っ込みが入っただろうなあ(遠い目)。昭和は遠くなりにけり<ちがう。以上、朝っぱらから鬱陶しい繰り言でした。さー、仕事仕事!

2010-07-05 09:29:38
@junk_land

しつこいようですが、「○大奇書」と「○大ミステリ」は意味が全く違うし、“違ってなければならない”と思います。この両者を混同したテキストに関しては、基本すべて「スットコドッコイ認定」すべきだと思います。どんなえらいさんが言ったり書いたりしたことでも、それは変わりません。

2010-07-05 13:25:11
@kenitirokikuti

@Colorless_Ideas 流水以前というか、私は流水氏とほぼ同い年なのですけれども、91年に『匣』が講談社ノベルスで出たのが印象的でした(京極氏も同様のことを)。あと、『虚無』は笠井&竹本との関連で記憶しています。

2010-07-06 05:44:22
@Colorless_Ideas

@kenitirokikuti 91年に『匣の中の失楽』が講談社ノベルスで刊行されたときって、「第四の奇書!」みたいなあおり文句はあったんでしょうか。

2010-07-06 08:45:16
@kenitirokikuti

@Colorless_Ideas 帯は不明ですが、裏表紙には綾辻氏の讃が。「アンチ・ミステリ」と書いています。メタフィクションやアンチミステリの文脈だったかも。91年は、竹本がウロボロ・綾辻が時計館・島田がピラミッドを刊行、笠井はEQに哲学者を連載、という年でした。

2010-07-06 15:11:45
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