アラファト議長の死因報道と、リトビネンコ氏のポロニウム210被曝事例について
まとめました。2004年に亡くなったアラファト議長の衣服から検出されたというポロニウム210については半減期の観点から考えにくいかもしれません。
実際にポロニウム210による被曝死が確定したリトビネンコ氏(2006年)について、BBCニュースで経過のまとめがありましたので要約しました。悲しいニュースですが、このような事例で内部被曝による症候の実際が具体的に明らかになったという側面もあります。
森本卓哉 Takuya MORIMOTO
@Todaidon
@Reinagsk 御意。経過から突然の激しい嘔吐・腹痛・体重減少という経過からは中毒症状であることは明らかで、脱毛から特殊な中毒物質(放射性同位元素など)が疑われます。ポロニウム210はα崩壊でγ線を出さないのですが、おそらく発見まもなく、高線量だったので検出されたのでしょう。
2012-07-08 09:43:43